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ファラフェル! 

すり潰したひよこ豆に玉ねぎや薬味、スパイスを混ぜ込んで揚げたファラフェル。
簡単に言うとひよこ豆のコロッケといったところで、
中東の食べ物として、日本でもメジャーになってきているようです。
私が初めてファラフェルを食べたのはドイツ。
確かトルコ人がやっている屋台でした。
ドイツで屋台といえばソーセージとフライドポテトと思いますが、
トルコ人が多く住んでいたベルリンではむしろドネルケバブのほうが主流で、
ベルリンの住人なら「ここのドネルケバブが一番旨いんだぜ?」みたいな店を、
たいてい一軒は必ず持っているほど、ケバブ激戦区でした。
ボリュームたっぷりのドネルケバブを、当時ひとつ400円くらいで食べられましたし。
そんな中で密かに増えていたのが、ファラフェルサンドの屋台。



右側の丸いコロッケがファラフェルです。
私が入ったお店はファラフェルサンドではなく、
ファラフェルとサラダとピタパンが別々に盛られてました。
真ん中の白いのがヨーグルトソースです。
お値段は安くないけど、日本でこれが食べられるなんて嬉しい!
ほんと、美味しいんですよこれ。
また食べたいけど地元に店はない。
食べたければ自分で作ればいいんだけど、
それにはフードプロセッサーが欲しいです。
それともすり鉢でする?!
[ 2017/06/19 00:51 ] 食・グルメ | TB(0) | CM(2)

星組『スカーレット・ピンパーネル』 

東京公演の千秋楽も終わりましたが、星組さんの「スカーレット・ピンパーネル」を観てきました!
ヅカファンというよりも、宝塚版スカピンファンなんじゃないか?というくらい、この作品は好きです。
ステキなミュージカルナンバーに豪華なお衣裳、そして登場人物にもそれぞれ個性があって、
お話の中身はそんなにないけれど、耳も目も忙しくて、単純に楽しませてもらえるからです。

2008年初演星組さん、2010年月組さんに続いて、3回目の上演、3回目の観劇。
今回はトップコンビ紅ゆずるさん、綺咲愛里さんのお披露目公演ということもあってか、
特に紅さんへの拍手がすごく多かった印象です。

星組『スカーレット・ピンパーネル』

先の2回は同じ作品でありながら、結構違う解釈のお芝居のように見えましたが、
今回もほぼ同じセット、同じミュージカルナンバー、前作を踏襲した衣裳であるにも関わらず、
また全く別な作品といった趣がありました。
初演星組は「愛憎劇」で、月組は「冒険活劇」だと前に書きましたが、
今回の星組版は「成長物語」だったように思います。
そう、芝居が若いんですよね。

紅パーシーは、子どもの頃に読んだ「アーサー王物語」や「ガリバー旅行記」にずっと憧れていて、
その憧れと子どもっぽい正義心がフランス革命に反応して、
自らがヒーローになる「スカーレット・ピンパーネル」という仕事を始めたように感じました。
もちろん彼は至って真面目ですし、決して「ヒーローごっこ」をしてるわけではないのですが、
イギリス貴族のお坊ちゃんで、革命の恐怖には直接関係ないこともあってか、
ちょっと軽く考えちゃってるフシがあるんですね。
彼のサービス精神旺盛なところは紅さんの持ち味なんだろうなとは思いますが(笑)、
そんなあたりも、パーシーのボンボンっぷりと子どもっぽさを強調しているように感じました。
だからこそ、スカーレット・ピンパーネルとしての仕事や、妻マルグリットとの衝突を経て、
最後にやっと「大人の男」へと成長するというラストが爽やかでもあります。

そんなパーシーの妻となる綺咲マルグリットですが、こちらは革命運動にうんざりしてしまい、
そこから逃げたくて女優になり、そして出会ったパーシーと婚約したように見えました。
彼女にとって革命は幼い頃に必死になったことではあったけれど、
その現状に絶望したというか、虚しくなったというか、諦めたというか、
多分疲れてしまったのではないでしょうか。
革命から離れた日常は舞台の上にしかなく、そこから救ってくれたのがパーシーだったんです。
マルグリットにとってパーシーは自分を助けてくれる王子様のような存在だったかもしれません。
そして物語のヒーローに憧れるパーシーにとっても、マルグリットは姫のようだったのでは。
だからふたりの愛は、ちょっとした嵐ですぐに壊れてしまったんじゃないでしょうか。
その嵐を乗り越えて初めて、ふたりは「夫婦」という関係で向き合うことができるようになる。
そんな船出もまた、お披露目に悪くないですね。

一方、悪役のショーヴラン。
今回彼の上官となるロベスピエールのシーンが増えたこともあり、一層小物感が増しました。
ショーヴランて格好良いのにどうにも間抜けでかわいそう……。(苦笑)
さて礼真琴ショーヴランは、マルグリットにベタ惚れだったんだろうな~と思いました。
革命活動にも熱心だったんでしょうけど、
「もしかしたらそののめりこみ具合にマルグリットは引いてしまったのかも?」
なんて思っちゃうくらい、彼はいろいろと熱かったですね。
ただ、彼がより冷酷な革命家になったのは、
むしろそのマルグリットと別れてからなんじゃないでしょうか。
マルグリットに捨てられた「憎しみ」が、彼をさらに革命活動へと駆り立てたというか。
過去のショーヴランたちに比べて、マルグリットに対する負の感情がすごく強かったように思います。
彼だけは最後に成長しようにもできないキャラクターで、救われないんですけどね……。

海外ミュージカルということで歌に触れれば、残念ながら過去2作品には及びませんでした。
コーラスは悪くなかったと思うんですが、うーん。
でも紅さんは新人公演で演じた役でのお披露目だったためか、
特に「ひとかけらの勇気」はすごく丁寧に、万感の思いを込めて歌ってらして、好感を持ちました。
綺咲さんは歌はともかくも、台詞が早くて流れちゃうのが残念ですね。
可愛いお顔に対して案外低めの声で落ち着いたお芝居をされるのに、もったいない。
礼真琴さんは圧巻の歌唱力。
その声量も、上にも下にも自在に伸びる歌声も、とにかく聴き応えあり。
ただ今回のカンパニーにおいては、その彼女の上手さが支えになることもあれば、
浮いていることもあった気がしました。
舞台は巧い人がそろったからといって成功するわけではないですし、
やっぱり全体のバランスなんだなと、改めて感じたところです。
とはいえ、小池先生の演出も各所で光ってましたし、観れてよかったと素直に思いました。
今回一番気に入ったのは、娘役ちゃんたちの「今朝の新聞お読みになった?」のシーン。
落ち着いたパステルカラーのストライプ柄ドレスがとってもかわいくて、
娘役ちゃんたちも歌もかわいくて、このシーンは自然に顔がほころんじゃいます(*^^*)
[ 2017/06/18 01:08 ] 宝塚歌劇団 | TB(0) | CM(0)


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