漂うブログ

緒形拳さんが亡くなられてからもうすぐ2ヶ月になります。
亡くなられたときに、初めてブログをされていることを知り、
それから過去に遡って読ませていただきました。
今は、どなたか管理人さんの手によって、時折更新されています。
その「hara8bunme」というブログも、今年いっぱいで閉鎖されるとのこと。
こうした「整理」というのは、淋しいものですね。

日本では、現在約1690万のブログが公開されているといいます。
これは世界1位だそうです。
しかし、そのうち月1回以上更新されているブログは、2割にも満たないんだとか。
「訪問者が少ない」「更新が面倒」といった理由で放置されてしまうのだそうで、
それならそれでいいのですが、読者としては気になる場合もあります。
私が訪問しているブログの中にも、すでに長らく放置状態にあるものがあります。
それまで割と定期的に更新していたのに、ある日を境に全く更新されなくなる……。
「どうしたのかな?」と気になります。
そんなときふと思ったんです。
思いがけず更新できなくなったとき、つまり入院したとか、
亡くなってしまったとかなると、当然ブログは放置されちゃうんだよなあと。
ブログが更新されない状態になっていても、
コメントなりメールなりでいくらか交流のあったブロガーさんであれば察しがつくこともありますし、
先の緒形さんのように管理してくださる方がいれば問題はありません。
しかし一方的に読ませていただいていただけのブログですと窺いようがありませんし、
自分以外の人がブログを管理できる状態になっている人はそうそういないと思います。
そんな深刻なこと別に考えなくたってと思われるでしょうけど、
やはり自分が足しげく通っていたブログが宣言なく放置状態にあるのを見ると、
いろいろ考えてしまうんですよね~。
その人が綴ってきた想いがそこでパタッと途切れ、
永久にただただネット上に漂っていくだけになるのかと思うとちょっと悲しい。
ブログってそんな重いもんではないのでしょうけど、
放置されたブログを覗くとその綴り手のことを思ってしまうことがあるのです。

6 Comments

ユナ  

 実は、知っている方のブログがその方の死後も残っていて、放置されているのを読んだことがあります。
 私の場合、もっとお話したかった、という方だったので、残っていてくれて有難かったです。突然の死だったので読んでいるうちに、こんなことを体験されていたんだ、というのが分かって心の整理がつきました。

 でも、もし十年後も残っていたりすると、少し複雑ですよね。管理されている方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが。いつ削除されてもよいように、ほとんど一気に読んでしまいました。

2008/11/30 (Sun) 12:55 | REPLY |   

Aki_1031  

カタリーナさんの文章は繊細な心の機微を言葉にするのがとても上手くて、
今回の記事についても色々と考えさせられました。

何かしら相互に交信をとっている間柄であれば
メールなり何なりでご機嫌伺いをすることはできますが、
ROM専門だと「どうしたんだろう?」という気持ちだけが妙に募って、
気になったままになってしまいますよね。
プライベートが忙しいとか、興味の対象が変わってしまって
更新しなくなってしまったとかならば、
どこかで元気でやっているんだろうな~なんて
想いを馳せることはできますが、思いもしないこと(例えば亡くなったとか)
だと、会ったことがなくてもやはり色々と考えてしまいます。

私もブログ大海原の片隅で綴らせて頂いている身ですが
気にかけて下さる方にご心配をかけないよう、
ほそぼそとでも綴って行きたいと思います…って、
誰もいなかったらそれはそれでまた寂しかったりするのですけど(汗)。

2008/11/30 (Sun) 14:14 | EDIT | REPLY |   

びびんば  

そうなんですよね・・・

私もたまに更新を止められた方のブログを覗きに行ってみたり、サイトを運営している方であれば、掲示板にメッセージを入れてみたりしています
多分、お忙しくなって、更新が滞っているのだろうとは思いますが
たまに不吉な思いを抱く事があります

この間、半年ぶりにブログを再開された方がいらっしゃいまして
その方は、ボヤが原因でPCをダメにしてしまったためだったと聞いて
ゾッとしたのと同時に、無事であった事が嬉しかったです

回線だけで繋がっている仲といっても、少しでも心を通わせた訳でして
ブログ更新などで、その方の「息づかい」を感じられると、やはりホッとしますね・・・

何が何だかよく分からない事を書いてしまいましたが、カタリーナさんのそのお気持ち、よく分かります

2008/11/30 (Sun) 14:24 | REPLY |   

カタリーナ  

■ユナさん

例えば亡くなってしまうと、その人とは永久に話せなくなるわけですから、
そういうときにブログのように思いが綴られたものが残っているというのは、
残されたものにとっては救いだったりしますね。
本当に放置されているのであればいいんですけど、
管理することができなくなって途中で「絶筆」のような状態にあるとしたら、
そんなブログが永久に漂っていくというのはやはり悲しいなあと思います。

2008/12/01 (Mon) 23:49 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■Akiさん

ブログって、自分をすべて曝け出しているわけではないんですが、
それでも文章を読ませていただいていくうちに、何となく気持ちが近くなりますよね。
そこから実際交流を持たせていただいたりできるのが、ブログの醍醐味の1つだとも思うんですけど、
仰るように例え会ったことがなくても、前触れなく更新が長きに渡ってストップしてしまうと、
本当に気になります。
かといってROM専ですとどうもできないですしね……。

ここでいただいた大事な縁。
どうぞこれからもよろしくお願いします(^^)丿

2008/12/02 (Tue) 00:10 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■びびんばさん

そうそう、最初は忙しいんだろうな……って思うんですよね。
でもやっぱりいつの瞬間か、悪い事態を想像してしまったりして、
ご本人にしてみたら「失礼な!」って思われるかもしれないんですけど、
やっぱり気になるんですよ……。
ブログでしか繋がっていないとしても、訪問が増えることで情も湧くのでしょうね。
半年振りに再開されたブロガーさん、無事がわかってよかったですねー!

2008/12/02 (Tue) 00:18 | EDIT | REPLY |   

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