今昔時代語り3 ~つつじ風聞 河村恵利 著

河村恵利さんという漫画家さんは存じ上げなかったのですが、
現在上杉モノを描いておられると小耳に挟み、どんな作風なのかなあと1冊手にとってみました。

今昔時代語り 3 (3) (プリンセスコミックス)今昔時代語り 3 (3) (プリンセスコミックス)
(2008/01/16)
河村 恵利

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絵もストーリーもやわらかいタッチで、とても読みやすかったですね。
5編の短編から成っていて、どれも「悲しいお話の中に暖かい希望がある……」というスタイル。
中の1作は、徳川四天王の一人である榊原康政の次男、榊原忠長を主人公としていて、
初恋が、関が原の合戦を経て悲恋に至るところを描いていました。
自分の読解がおかしいのか、どうも会津征伐と関ヶ原がごっちゃになってる印象で、
読んでいて地理とか時系列にちょっと混乱していたのですが……。
榊原家も会津に向かったのかと思ったら、
次のコマではもう関ヶ原から帰ってきていました!!!
は、早っ。(驚
別に歴史モノじゃないのでいいんですけど、
なんか1コマで合戦終了~っていう流れについていいけず。(苦笑
だからというわけではないと思うのですが、話が唐突に展開していたように思います。
切ないお話ではあったのですが、気持ちが盛り上がらないうちにエンディングになってしまい、
「あああ~、あともう一歩押しが欲しい……」というような物足りなさを感じてしまいました。
庶民を描いた、あの世とこの世が交わる系の作品はホロリとさせる良いお話でしたよ。

調べてみると、河村恵利さんは古代モノから平安~鎌倉~戦国~江戸と、
幅広く歴史を扱っておられるようですね。
今回の作品からは歴史をどういった切り口で描いておられるのか判断しかねますが、
信長モノとか執権北条氏モノとか、いろいろ興味はそそられます。
機会があったら読んでみたいなあと思いますが、とりあえず上杉モノの刊行を待ってまーす。

2 Comments

びびんば  

この方の・・・

作品を何点か、高校の時~20歳頃に読んだような気がします
確か、北条ネタだったか、源平ネタだったか・・・・
たぶん、キッカケは南北朝ものだったと思います^^;;
正直記憶に残っておりませぬ(爆破)
しかし、アマゾンのレビューを見ると、結構高評価なのですね・・・・^^;;;

2008/11/27 (Thu) 23:51 | REPLY |   

カタリーナ  

■びびんばさん

>正直記憶に残っておりませぬ(爆破)
あー……実は私もなんですよ。
今回レビューを書こうと思って管理画面を開いたのはいいんですが、
数週間前に読んだとはいえ、記憶ほとんどがない。
うっすらとした印象しかない。
なので、再読しました。(汗
どうもこの方の作品は、盛り上がりに欠けるような気がするのですが、
アマゾンでは好評価なのですか~。
うーん、可もなく不可もなくって感じでしたねー。

2008/11/28 (Fri) 23:52 | EDIT | REPLY |   

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