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「最後の授業」 ランディ・パウシュ 著 

先月、カーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授が行った「最後の授業」について、
YouTubeで動画を見た感想を書きました。
そのとき、その講義がすでに本として出版されていることを知り、
しかもそれが単なる講義のまとめだけではなく、補筆もあるということだったので、
早速読んでみることにしました。


最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
(2008/06/19)
ランディ パウシュジェフリー ザスロー

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何らかの事情で余命を宣告された方、あるいは不治の難病と闘っている方のお話というのは、
今の時代、世界中にたくさんあります。
そうした状況で頑張っている姿を追ったドキュメンタリーもたびたび放送されているし、
ドラマや映画、小説にと、あらゆる表現媒体で紹介されてもいます。
この本もそうしたものの中の1つであり、数あるレビューの中には、
ありきたりで得るものがないとか、感傷的すぎるとか、幸せだから言えるだけだとか、
否定的な意見も見受けられました。
しかし、これらの作品の主人公はそれぞれ違い、それぞれに違うドラマがあって、
発せられる言葉もそれぞれ違います。
読み手の感性がそのどれとリンクするかはわかりません。
それが本との出会いのタイミングであり、相性だろうと思います。

私にとってこの本は、非常に心に響くものでした。
これまでにもこうしたジャンルの作品はいくつか読んでいますが、
手元に残しておきたい、付箋を貼っておきたい……と思ったのは初めてです。
パウシュ教授はもともとポジティブ・シンキングのタイプでいらっしゃるのでしょうが、
それにしても余命宣告を受けてからの教授の行動には、脱帽せざるを得ません。
自分が死ぬという事実を受け入れ、死んだ後のための準備をする。
誰にでもできることではないように思います。
ここで語られていることは、「病と格闘する人間のドラマ」ではなく、
もっと普遍的な、「人生いかに生きるべきか」ということです。
叶えたい夢を見つけ、それを実現するために努力すること。
それは人生のあり方として、最も幸せなものの1つであると思います。
しかし夢の実現に壁はツキモノで、たいていはそこで諦めてしまいます。
けれども教授は、「壁は夢に対してどれだけ真剣かを証明するために存在する」としています。
実際教授は、その壁を乗り越えるためにすべての可能性を探り試しています。
教授自身はその夢のほとんどを叶えていますから、
非常に幸せで恵まれているように見えますが、その幸せは天から降ってきたのではありません。
ラフな口調の裏側に、多大な努力が見て取れるのです。
じゃあ私はどうだろう?
自分の真剣さをどれだけ証明することができるだろうか?


理系の教授らしく分析と理論に則った講義展開ですが、
それでも最愛の家族のこととなると、そんな教授もちょっとセンチメンタルになるようです。
そこが人間たる所以だと、私はより親しみを感じました。
今回は図書館で借りましたが、いつの間にかかなりの人数が私の返却を待っている様子。
返却した足で、ちゃんと自分で購入しようと思います。
本書に興味を持たれた方、動画→書籍の順でお読みになることをお勧めします。
[ 2008/08/31 22:12 ] ノンフィクション | TB(0) | CM(0)
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