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音の深淵を覗く。 

ヘルムート・ドイチュ氏のオルガンリサイタルに行ってきました。
ヘルムート・ドイチュといえば「ピアニスト?」という人が多いと思いますが、
同名別人のオルガニストです。

ドイチュ氏が登場し、オルガンのコンソール(鍵盤台)の前に立ったとき。

「でかっっっ!!!」

なによりもまず、そう思いました。
だって、鍵盤台の箱(?)より頭が飛び出てるんだもん。
因みに私が立つと、箱の天辺から2/3くらいのところまでしか届きません。(涙
ドイツ人だしデカイからといってびっくりすることじゃないんだけれど、
これまでに見たオルガニストたちがみんなわりと普通だったので、印象が強烈になった模様。
当然あの大きなオルガンを自由自在に操り、見ていてとてもかなわないと思いました。
……物理的に、無理。

そんな彼のサイズに羨望のまなざしを向けつつも、耳はしっかりとその音楽を捉えてました。
プログラムは

J.S.バッハ:コラール・パルティータ“恵み深きイエスよ、よくぞ来ませり”BWV768
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
F.リスト:コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ


と、オーソドックスだけど濃厚です。
しかも、コラール・パルティータで始まるっていうのがもう「どーーーん!」みたいな。
実はこの曲、私の憧れの曲でもあります。
初めて感動したオルガン曲でもあったし、「これを弾けたら幸せ!」というような、
わりと軽い気持ちでオルガンを学び始めたという、きっかけの曲でもあります。
ま、すぐにそれが「無知なるゆえの無謀な夢」だったことがすぐに判明しましたけど。(苦笑
20分くらいかかる曲ですが、演奏によっては結構飽きます。(苦笑
でも、ドイチュ氏の演奏は素晴らしくて、20分があっという間。
しかもコンサートホールで聴いているのに、まるで教会で聴いているような荘厳な響き。
あたかも何かのミサに参列しているようでした。
深い深い音の底を知りたくて覗き込んでいるうちに、その淵に引きずりこまれ、
自分の存在さえなくなってしまうような、そんな20分間……。

続くヘ長調のプレリュード&フーガは、パルティータと相対するかのように、
非常に世俗的な活力に満ちた音楽に仕上がっていて、「お!」と思わされました。
この作品、特にプレリュードは天から音が降ってくるようなイメージがあったんですが、
ドイチュ氏の演奏には生きている人間の息遣いが感じられ、それがとても新鮮で、
なおかつ説得力に満ちていて、イメージを転換。

後半はリストの大曲「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム……」1曲。
マイアベーアのオペラ“予言者”の第1幕<3人の再洗礼派のコラール>をテーマに、
リストらしい超絶技巧に満ちたシンフォニックな作品ですが、
どちらかというとハッタリ系の音楽が多いリストの作品に、ここまで意味を持たせられるとは、
なんかもう、脱帽です……。

オルガンの演奏って、正直誰が弾いても違いが分からないってよく言われますけど、
いやいやどうしてどうして、全く違います!!!
音楽の作り方も違えば、音の鳴り方も違う。その差は歴然としてます。
体格の差が出てしまうのは仕方ないけれど、私、一歩でも近づきたいと思いました。
心が感動するというよりも、頭が感動したという稀有な演奏会。
久しぶりにもらった素晴らしく濃密な時間に、感謝。
[ 2007/11/17 00:01 ] オルガン | TB(0) | CM(2)
コラール・パルティータからだったんですか…!
私が地元のパイプオルガン演奏会で聴いた時には
爆睡者続出で、皆、頭が同じ方向に斜めに
傾いているのを後ろの方で聴いていて(見ていて)、
なんか笑えてしまった印象が強かったので(コラ)、
ドイチュ氏の演奏に興味が出てしまいましたー!

そっかー、人によってそんなにも違う曲になってしまうんですね。。。
ま、考えれば当たり前か。オーケストラもそうですもんね。
うーむ、音楽ってホント、奥が深いですよねぇ。
[ 2007/11/20 21:44 ] [ 編集 ]
■Akiさん
そうなんですよー、その爆睡可能なコラール・パルティータからスタートだったんです。(笑
でも始まったらあっという間で、気づいたら最後のヴァリエーション。
「この曲、こんなに短かったっけ?」と思いました。
CDと思ったんですが、残念ながらバッハの録音は発売されてないようで。
HPのリンクはっときますんで、よかったら視聴してみてくださいね~。
http://www.h-deutsch.de/home.htm
[ 2007/11/20 23:13 ] [ 編集 ]
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