オペラグラス

今までに様々なジャンルの舞台やコンサートにたくさん行きましたが、
それ相応のお値段を支払っていても、
「すごくいい席!」にあたったことって、2回くらいしかありません。
やっぱりそういう席はファンクラブだとか、関係者に回ってしまうのだろうし、
フツーに一般発売に臨んだのでは、入手困難なのだろうと思います。
さすがに最前列かぶりつきってのは勘弁して欲しいですが、
役者さんの表情から息遣いまで、眼を凝らさなくてもとらえられる場所で、
一度芝居を観てみたいなあと常々思っています。
視力の弱い私にとっては、あまりに場所が悪いと、ダブルで見えなくなるというのもあって。
そんな見えないときのための必須アイテムが「オペラグラス」ですよね。
皆さん観劇の折には携帯されてますか?
オペラグラスの場合、通常3~4倍に拡大され、遠い舞台のちょっとした表情や、
仕種や衣装を観察するのにとても便利です。
あと、眠気対策にもなります。
眠くなったらオペラグラスで書割とか衣装とか観察してると、元気になるので。(苦笑
その昔、友人が25倍になる野鳥観察用の双眼鏡を持ってきたことがありますが、
オペラグラスなんておもちゃかと思うくらいすごいですよ、25倍ってのは!
枠一杯に役者さんの顔のパーツ(口なり眼なり)が広がっていて、
その動きだけでなく、細かいメイクの果てまで仔細に見えてしまいます。
何かもう、芝居というより顔芸を見ているような感覚で、
私は正直、双眼鏡を覗き続けることができませんでした……。(苦笑
それはさておき、オペラグラスで覗くということは、「枠」があるということ。
実は私はこれが苦手なんですよねー。
もちろん動きのないクラシックのコンサートなんかでは役立ちますし、
お気に入りさんがいて、その人を見たいという場合にはいいんですけれども、
やっぱり「舞台は全体で見たい……」派の私は、たとえ気になる人がいようとも、
オペラグラスのフレームで舞台が区切られちゃうのがイヤなんですよね。
一人ひとりの表情なり衣装なりをよく見たいという気持ちは当然あるんですが。
舞台ってのは、一人芝居でない限り、舞台上に役者さんが1人しかいない時間は少ないし、
たいてい何人かの人が同時にのってますよね。
そうすると、セリフがあろうとなかろうと、皆さん芝居をされているわけで、
ある人を見ているうちに、見ていなかった人が何か行動してそれが受けてたりとか、
数人の丁々発止の場面なのに一人ずつしか見れないとか、
何かと欲求不満に陥れるんですわ、この「枠」が。
3Dメガネみたいに、全体が拡大できるメガネがあればいいのになあ。

さて、今年11月に「日比谷シアタークリエ」がオープンしますが、
杮落としの「恐れを知らぬ川上音二郎一座」(by三谷幸喜)の詳細が出てまして、
611席の全席指定でお値段12,000円也。(9月1日発売開始)
パルコよりやや広いわけですが、最前列と最後列(22列目)が同額でいいのだろうかと、
一抹の不安がふとよぎります。
それだけ良く見える設計になってるのでしょうけど、後列だったらやっぱり悔しいよな……。
かといってオペラ(or双眼鏡)で覗くのはイヤだし……。所詮わがまま?(苦笑
場所云々の前に、まずチケット争奪戦に勝てるのかどうかが問題ですが、
三谷×ユースケのタッグはきっと合うと思っているので、ぜひとも出かけたいところ。
今年のチケット運は、これに賭けてます!

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