Grandfather's letter

私の大好きなシンガーソングライター、KOKIAブログに、
「Grandfather's letter」というプロジェクトの話が載っていました。

「Grandfather's letter」は、1900年代初頭、退役軍人だったヘンリー卿が、
4人の孫たちに20年間に渡り絵手紙を送り続けたエピソードに由来しています。
ヘンリー卿は、イギリスに住んだり、インドに住んだりと、
家族と一緒に住むこともあれば離れ離れになることもあった生活の中で、
これら1200通にも及ぶ絵手紙を通して、
愛する家族とコミュニケーションを取り続けたのだといいます。
イギリスで偶然発見されたこの絵手紙は、すぐにTVや書籍に取り上げられ、
イギリスでは広く知られるものとなったそうです。
今プロジェクトは、それを日本でも紹介し世の中に広めていくことによって、
失われつつある家族の絆やぬくもり、人とのつながりを見つめ直し、
人の暖かさを感じあえるようになれたら……というものだとか。
賛同されている方も多数おられ、かなりビッグなプロジェクトと見受けられますが、
こういう企画は大きくなればなるほど、何気に不安を感じるのは私だけでしょうか。
最初は純粋な、本当に純粋な気持ちで立ち上げたはずなのに、
組織の巨大化に巻き込まれ飲み込まれていくかのように、
初心がどこかへ置き去りにされていってしまわないか、考えてしまうことがあります。
性質は違えど、かつての「Live8」のように。
まだ動き出したばかりのようですし、今は展覧会が開かれているだけのようですが、
ここが今後どのように活動を繰り広げていくのか、とても気になります。
そんな穿った(?)見方はさておき、ヘンリー卿の絵手紙にはとても心惹かれます。
自身をモデルとしたゾウを始め、様々な愛らしいキャラクターが登場する絵手紙は、
きっと愛情タップリの1枚の絵本といった感じなのでしょうね。
絵本が万人向けなのに対し、こちらは「孫」のために描かれたもの。
愛情の深さは計り知れません。
早く目にする機会に恵まれたいものです。

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