宝塚星組公演『エリザベート』 (1996年)

先日、親しく交流させていただいているAkiさんとお会いしたとき、
宝塚の「エリザベート」の話になりまして。
というのは、今月号のTVナビで山本耕史くんの対談のお相手が水夏希さんで、
そこから派生した話だったんですが、話しているうちに無性に観たくなりました。

もちろん白城あやか姫のエリザベートが。

私の「エリザベート」との出会いは、CDショップでたまたま見つけた、
ウィーンオリジナルキャストのCDです。
視聴して驚きました。「この素晴らしい音楽群は何!?」と。
先入観かもしれませんが、ドイツ語のポップミュージックって、
コメントに困るようなものが大半を占めているものですから(苦笑)、
「ドイツ人(正確にはドイツ人じゃないけど)でもこんなの書けるんだ!」って、
思いっきり上から目線ですが、そのくらいびっくりした作品でした。
しかし残念ながら実際の舞台には縁がなく、
初めて見たのはCD購入からしばらくたった1996年、宝塚星組版ビデオ。
愛する白城あやか姫の退団公演でしたが、それさえも舞台で見ることはかなわず、
このときばかりは13,000円くらいしたビデオを即決で買いましたよ!

星組版「エリザベート」 さて今日、多分7-8年ぶりくらいに観たと思うんですが、
 前より感じることが深くなってます。
 初見当時はあやか姫の姿が見納めだってことにばかり気がいって、
 そればかりが印象に残ってしまったのですが、
 今落ち着いて(苦笑)観てみると、いい舞台だったんだなあと、
 ナマで観れなかったことがひたすら悔やまれます。
 マリコさん(麻路さき)のお歌は相変わらず……ですが(苦笑)、
 あの包容力は何物にも代えがたい。
エリザベートの人生のみならずオーストリア帝国を牛耳っておきながら、
彼女に恋焦がれ、それを抑えつつも誘惑する様、思い通りにならなくてイライラする様。
全体を支配する存在感と色気が、バンバン放たれていてすごいんですよ。
そのせいか、お歌がちょと……なところが、逆に黄泉の帝王っぽいというか、
魅力の1つにすら思えてくるから不思議です。
あやか姫は、やはり大人になってからのエリザベートが絶品。
声のトーン、所作、立ち姿にすべてがこもってます。
コメディもやれたあやか姫、やっぱり芸能界に残って欲しかったよー。(泣
と、このあたりサラッと行きまして、今回注目したのは、
皇帝フランツ・ヨーゼフ様のノルさん(稔幸)ですよ!
皇帝そのものが地味な役割だし、ノルさんも目立つタイプではいらっしゃらないので、
フランツ・ヨーゼフの魅力があんまりわかってなかったんですが、
私今回、今更ながらノルさんって素敵だって思いました。
国のために私を捨て、母親とエリザベートの間で悩む皇帝を、
抑えた演技で絶妙に表現していて、この中で一番辛かったのは、
もしかするとフランツ・ヨーゼフだったのではないかとすら思ったほどです。
初見当時の私はまだお子ちゃまだったんでしょうね。(笑
ま、10年も前のことですしね。

それにしても物凄く久しぶりに宝塚を見たら、
いくら男役とはいえ、格好いいけどやっぱりちょっとした表情やしぐさ、立ち姿は、
女性のそれなんだよなあって思いました。
私が宝塚を離れてから、組が1個増えたり、組換えが頻繁に行われるようになって、
随分雰囲気も変わってしまったのかもしれませんが、
東宝版の舞台しか観ていないので、一度宝塚版をナマで体感してみたいですね。
できれば原語版もいつかどこかで。
(来月から梅田で来日公演があるけど、遠くて行けないよ……)

2 Comments

Aki_1031  

わーい!
カタリーナさんがシシィちゃんについて
熱く語ってくれてる~♪(><)

>東宝版の舞台しか観ていないので、一度宝塚版をナマで体感してみたいですね。
私は東宝版も宝塚版も観たことがないので
もしカタリーナさんがご覧になる時がありましたら
ぜひお供させて下さいまし!(懇願)

2007/02/15 (Thu) 13:34 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■Akiさん
久しぶりにウザく語ってみました。(苦笑
近々上演されるエリザは、水さんのものだけみたいですね。
東宝は同じプロダクションの別作品を上演してますから。
今の宝塚スターさんが全くわからないのでクオリティが想像できませんが、
一度は宝塚ヴァージョンもナマで見たいところです。
この夏、一緒にチャレンジしてみましょうか!
チケ取りが壮絶そうですけど……。(苦笑

2007/02/15 (Thu) 23:41 | EDIT | REPLY |   

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