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ティル・オイレンシュピーゲルはどんな悪戯をしたのか? 

ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら。
昨晩さわりを聴いたら、無性にCDが聴きたくなって掘り起こしてきました。

BPOジルベスターコンサート1992






 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 
 ジルベスターコンサート1992
 クラウディオ・アバド指揮


リヒャルト・シュトラウスの作品は大好きです。
様々な出来事や心情、情景が手に取るように見えてくるんですよね。
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、
一時オペラ化を考えていたということもあって、非常に豊かな描写です。
タイトルがタイトルなだけに、ティル・オイレンシュピーゲルって誰よ?
ティルは一体どんないたずらをしたのよ?と、気になります。
ちょうど岩波文庫から同名の本が出ていて、それこそ学生時代に読んだんですが、
どれだけダンボールをひっくり返しても、本が見つからない。
もしかして友達に借りたんだっただろうか?

おぼろげな記憶を辿ってみるしかないのですが、
この本は15世紀だったか16世紀に書かれた滑稽本で、ティルはその主人公です。
物語は、当時巷で聞かれたいろんな話を寄せたのだろうというのが有力な説とか。
ティルはとにかく機転の利く人で、いたずらを仕掛けてそれがバレても、
素早くずらかるという逃げ足も早い人でした。
彼は、似非職人になってみたり、騎士になってみたり、小姓になってみたり、
そうやって暮らしを成り立たせながら、行く先々で騒動を起こすわけですね。
でもそのいたずらの大半がスカトロジーなんですよねー。(苦笑
人糞を香り玉と称して売りつけたり、からしに自分の糞を混ぜたり、
親方の捨て台詞にまともに反応して作業台の上に大量の糞を残したり…。
まあ、自由自在にいつでもどこでもできる……ってのはすごい才能(?)だと驚嘆します。(苦笑
ただこれ、ただのスカトロ話ではなくて、当時の世相をきちんと映してるんです。
私利私欲に走る権力者はもちろん、いい加減な親方や、使えない弟子、
噂だけで断罪される風潮、そんなものを風刺していたりするので、
ティルのとんち(?)だけでなく、中世ドイツの社会を知るのにも、とても面白い読み物です。
曲を聴きながら、ティルがどんないたずらを騒動を引き起こし、どうなったのか、
音だけで想像していくのはワクワクする作業だと思います。
ああ、もう1回本を探してみよう。

因みにこのCDは、1992年の、ベルリンフィルの大晦日のコンサートのライヴ録音です。
もう14年も前になるのかー。懐かしいなあ。
クラウディオ・アバドは私の一番好きな指揮者なんです。
とても大切に丁寧に音を紡いでいくので、とにかく音楽のフレージングが美しい。
つい先日までルツェルン祝祭管弦楽団との来日公演やってましたけど、
さすがに45,000円のチケットには手が出せませんでした。(涙
[ 2006/10/24 23:01 ] クラシック | TB(0) | CM(0)
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