うえさま?

最近では上様領収書っていうのはほとんどなくなりましたね。
以前は、
「領収書もらえますか?」
「はい、お名前はどうしましょうか?」
「上でお願いします」
という会話がどこでもなされてましたが、脱税・横領の温床になるとかなんとかで、
上様領収書は拒否されることとなりました。

そんなことを考えていてふと思ったんですが、
この領収書の名前に「上様」と書くようになったのは、一体いつ頃から、なぜなのでしょう?
「上様」といえば、将軍や天皇のことが真っ先に思い浮かぶだけに、
実は子供の頃から不思議に思っていました。
因みに大辞林には、下のように出ています。

うえさま 【上様】

(1)領収書などで、相手の名の代わりに書く語。〔「じょうさま」とも読む〕

(2)天皇の敬称。
「―にはいまだ知ろしめされ候はずや/太平記 7」

(3)貴人、特に武家時代の将軍の敬称。



調べてみると、上様は元々「中国の皇帝を指す言葉」だったそうで、
皇帝は常に他の者よりも高いところに座っていたため、そう呼ばれるようになったとか。
それが日本に入ってきて、日本の頂点に立つ人々(天皇や将軍)を、
指すようになったんだそうです。
でもそれがどうしていつの間に、領収書に簡単に記されるような、
お客の代名詞(?)に成り下がってしまったんでしょう。
武家の時代には、時の将軍や天皇の名前を直接口にするのは憚られるというので、
「上様」と言っていたというのを何かで読んだことがありますが、
それが領収書に使われるようになるまでに、どういう経緯があったんでしょうか。
どうでもいいことではあるのですが、何でも最初に使い始めた人がいるわけですよ。
それってとっても気になるんですよね。
領収書に「上様」と書かせようとした人は一体誰だったのか、
そしてなぜ「上様」という匿名にせねばならなかったのか、
そしてそれはなぜ「上様」だったのか、なんだかとても大きな歴史ドラマが隠されていそうで、
ひとり勝手にあれこれ想像してしまいそうです。

3 Comments

Aki_1031  

領収書の上様…確かに気になる。。。
普通に使われるようになる現代に至るまでに
どんな陰謀orロマンス(笑)があったのか、
詳細を知りたいですよね~!
でも、こんなのどうやって調べればいいんだろ…?

2006/09/19 (Tue) 11:02 | EDIT | REPLY |   

miyukichi  

 上様領収証をやめたところで、
 脱税なんかは減らない気がするんですが・・・^^;;

 歴史とつながってると思うと、おもしろいですね。
 「お客様は神様です」な発想なんでしょうか??
 

2006/09/19 (Tue) 22:19 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■Akiさん
これ、絶対「陰謀」ですよね!(笑
一体誰がどこで一番最初にやったのか。
私もその裏が知りたいんです。
でも調べようがないというか、どうすればいいんでしょう。
語源事典とかではわかりそうもないですしね…。

■miyukichiさん
上様を「じょうさま」と読むのは、「上得意様」から来ているという説を、
ネット上でいくつか見かけましたが、本当でしょうか?(ギモン
いずれにせよ、「うえさま」ですから、
「お客様は神様」という発想があったことは想像に難くないですね。
思いついたのは一体誰なんだ~???

2006/09/20 (Wed) 00:10 | EDIT | REPLY |   

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