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あわれ彼女は娼婦 

チケットゲットで騒いでいた蜷川演出の「あわれ彼女は娼婦」を、
14日夜公演にて観劇してきました。
作者はシェイクスピアと同時代の作家、ジョン・フォード。
ジョン・フォードといえば西部劇だと思っていた私には、初めて聞く作家でした。

内容は、一言で言うと近親相姦から生まれた悲劇。
兄と相思相愛になってしまった妹は、兄の子を身ごもってしまい、
それを隠すためにかねてから求婚されていた貴族の元へ嫁ぐ。
しかしそれが夫にばれ、事態は最悪な展開を見せる…。

芝居がどうというよりも、戯曲そのものがどうなんだろうというのが最初の感想でした。
兄の、妹に対する狂気のような愛。
その不道徳な想いを正当化するのに必死な彼は、
おそらく罪に慄きながらも生きていこうと決意していたはずの妹を含めて、
彼を取り囲む世界を破壊しつくしてしまうのです。
でもそこへ至る強い想いを、私は感じ取ることはできませんでした。
ここがおそらく、シェークスピアが最高峰である所以なのでしょうね。
同じ時代の作家として、レトリックやもってまわった言い回しを多用する手法は、
セリフとして聞いている限り、ジョン・フォードも同じです。
しかしシェークスピアとは、言葉の重み、深み、輝きがまるで違うのです。
翻訳はシェークスピアでもおなじみの小田島雄志氏ですから、
この点は無関係でしょう。
すると、やはり戯曲の出来が違うのではないかと。
壁によって阻まれる恋という意味では「ロミオとジュリエット」も同類なのですが、
それよりもはるかに重いはずのテーマが、どうも表面的に流れてしまった印象は拭えません。

役者さんたちは皆さん健闘されていました。
滑舌のよさに驚かされた三上博史さん。
抱きしめたくなるような可愛らしさと、女の強さを見せてくれた深津絵里さん。
立ち姿があまりにもかっこよかった谷原章介さん。
果たしてこれがベストキャスティングだったかといえば疑問の余地がありますが、
それでも3時間という長丁場、特に後半は緊張感を持って見ることができました。

谷原先生ファンとしては、先生の登場シーンで心臓がバクバク。
半裸のシーンで椅子から立ち上がりそうになり、
怒り狂って、妻たる深津絵里ちゃんの髪を引っ張るシーンでは胸が痛み、
ファンとしては翻弄されっぱなしでした。(苦笑
蜷川監督曰く、「谷原くんとはもう2作くらいやらないとね」とのことなので、
次の作品を心待ちにしています。
チケット取るの難しいから、ぜひ地方公演にも来てくださーい!
[ 2006/07/19 23:14 ] 舞台 | TB(0) | CM(3)
 お芝居を観に行っておられたんですね!

 このキャストだと、私はどっちかっていうと
 三上さんのほうにひかれるかも♪
 ふかっちゃんは、キライとかでは全然ないんだけど、
 なぜか名前だけでおなかいっぱいになってしまう
 女優さんかも・・・(なぜだろう!?)
 谷原さん、タッパあるから舞台映えしそうですね♪
 「新選組」以来、とても気になる人ではあります。
 (それまでは、ただちょっと顔がいいだけの人としか
  思ってなかったのです^^;;)
 
 お芝居、長いこと観に行ってないんですが、
 カタリーナさんのレビュー読んでると
 また行きたくなってきちゃいました^^
[ 2006/07/20 02:17 ] [ 編集 ]
いいなぁ、蜷川さんの作品を観れたなんて。一度は観てみたい彼の作品。
是非、次回の帰国時になにか観れたらと思ってます。
[ 2006/07/20 05:14 ] [ 編集 ]
■miyukichiさん
お芝居とか映画とかって、行き始めるとどんどん行きたくなりますね。
逆に行かなくなると、どんどん遠ざかってしまうという。(苦笑
三上さんはテレビの人という先入観があったので、声の通りのよさに驚きました。
役柄の方向としてはこういうものでぴったりだと思うんですが、
「この役」がベストマッチだったかというとちょっと違うかな?という気がします。

■ちゃなさん
蜷川さんの舞台は年に何本もあるので、チャンスはあるはず。
帰国日程を早めに教えてもらえれば、チケットゲットに励みますよ!
[ 2006/07/20 22:48 ] [ 編集 ]
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