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コシヒカリが変わった? 

昨日のニュースで、新潟県産のコシヒカリが、
昨年からコシヒカリBLという品種に切り替わっていたことを知りました。
コシヒカリBLとは従来の品種よりも、いもち病に強いコシヒカリのこと。
BLは、いもち病抵抗性系統の意味である、
Blast resistance Lines(ブラスト・レジスタンス・ラインズ)の略だそうです。
従来のコシヒカリはいもち病に対して非常に弱く、収穫減を避けるためにも、
どうしても農薬に頼らざるをえない部分がありました。
もちろん減農薬・無農薬で頑張って栽培している農家さんもたくさんあるのですが、
新潟県としては、全県で農薬を使わずに安心できる米を、安定した状態で生産・提供したいと、
15年という年月をかけて、開発を進めていたようです。

その結果生まれたコシヒカリBLは、いもち病に強いだけでなく、
DNA鑑定によって新潟県産のコシヒカリかどうか調べることもできるため、
ニセ新潟県産コシヒカリの流通を防ぐこともできるようになりました。

確かにプロジェクトとしてはいいと思うのですが、
一消費者として気になるのは、従来のコシヒカリとコシヒカリBLの区別がつかないこと。
コシヒカリBLは玄米の段階での品種名こそ「コシヒカリBL」であるものの、
銘柄名は「コシヒカリ」であり、店頭に並んでいる精米状態の袋表示からは、
どちらの米なのか、まったく判断がつかないんです。
おまけに、「今後新潟県産のコシヒカリはコシヒカリBLとなる」というような、
県の告知すら目にしたことがありません。
しかし、コシヒカリBLに切り替わって1年以上が経過したということは、
少なくとも昨年の新米は「コシヒカリBL」だったということになります。
私は知らないうちに、改良品種のコシヒカリを食べていたのでしょうか?

ここで疑問なのは、なぜ従来のコシヒカリも、コシヒカリBLも、
売り出すときには「コシヒカリ」のままなのかということです。
コシヒカリBLは、まずコシヒカリをいもち病に強い品種と自然交配させ、
その子供とコシヒカリをさらに5~6回掛け合わせ、
できるだけ従来のコシヒカリに近い品種になるよう交配が重ねられました。
つまり自然交配によるもので、遺伝子組み換え作物ではありません。
また日本穀物検定協会の食味検査でも、従来のコシヒカリと同じ「特A」にランキングされ、
品質・味覚的にも従来のコシヒカリと変わらない評価を受けているそうです。
県はこの2点を挙げて、コシヒカリBLも従来のコシヒカリと同じだと主張しています。
しかし、掛け合わせが行われた時点で、すでに従来のコシヒカリではないのではないか?
それが私の意見です。
BLを否定はしません。
品質に差がなく、病気に強い品種で農薬も少なくてすむというのであれば、
この開発プロジェクトは非常に有意義なものであると思います。
しかしその別品種をも、なぜ同じ「コシヒカリ」として売り出すのでしょう?
品質に自信があるのなら、<ニュー・コシヒカリ>でもいいのではありませんか?
そこに、「コシヒカリ」という日本一の米のブランドを守りたい、
あるいはそれに頼りたいという思惑が見えてしまう気がします。

農家の方々も、従来のコシヒカリとBLの間で揺れておられるようです。
そして消費者である私たちには、そのどちらを選ぶかという選択権がありません。
もちろん、従来のコシヒカリを作られる農家さんもありますから、
そこから購入するという手はあります。
しかしJAから出荷されるお米はすべてコシヒカリBLなのです。

興味を持たれた方は、コシヒカリBLのリーフレットをご覧ください。
PDFファイルが開きますのでご注意を。
[ 2006/06/29 21:53 ] 食・グルメ | TB(0) | CM(2)
 全っ然知りませんでした。
 もし知ってたとしても、カタリーナさんのようにそこまでちゃんと考えられただろうか、って思いますが・・・。
 (へぇ~、よかったねー、で終わっていたかもしれません。。。)

 リーフ読みましたけど、検査請求者記載欄では、ちゃんと区別されてるんですね。
 
 JAの言うように「いもち病に強く、ニセブランドとの区別もできる」とよいことずくめなのなら、たしかにカタリーナさんのおっしゃるように「ニューコシヒカリ」などと銘打って売り出せばいいのになぁ、って思いますね。
 
 本当に農薬を使わずにすむようになるのなら、有機栽培米との差別化感が薄れてくるのでしょうか??

 んーーでも、害虫でも最近でもウイルスでも、結局はイタチごっこの繰り返しですよね。
 てことは、コシヒカリBLが開発されたことで、さらに強力な害虫とかがまた発生するんでしょうか。。。
[ 2006/06/30 20:14 ] [ 編集 ]
■miyukichiさん
多分県民だから気になるんだと思いますよー。
やっぱり安くてもコシヒカリを選びますしね。

> 検査請求者記載欄では、ちゃんと区別されてるんですね

そうなんですが、これも玄米の段階だけの話で、
精米になってしまうと、見分けがつかなくなってしまうんですよね…。

> さらに強力な害虫とかがまた発生するんでしょうか

ああ! 鋭いです!
そうですよね、こういう問題は仰るとおり、
必ずこれに対抗する害虫なり病気が発生して、いたちごっこになるんですよね。
挙句の果てに、健康に害を及ぼす可能性が証明されたりとか。

今度お米のコーナーをじっくり観察してこようと思います!
[ 2006/06/30 20:30 ] [ 編集 ]
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