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12人の優しい日本人 by 三谷幸喜 

12人の優しい日本人 12月28日昼公演を観てきました。
 「12人の優しい日本人」は、12人の陪審員たちが、
 ある事件の公判を聞いた後、別室で協議し、
 被告人が有罪か無罪かを決めるというストーリー。
 125分間、場面転換無し、暗転無し、
 もちろん衣装換え無し、休憩無し。
 つまり観客は、陪審員たちの議論の一部始終を、
 リアルタイムに体験することになります。

陪審員制度では、陪審員は国民から無作為に選ばれます。
その結果、何の接点もない寄せ集めの人間が一室に押し込められ、
自分たちに何の関係もない案件を議論させられるのですから、
まとまるものもまとまらず、数多のズレが出てくるのは当然でしょう。
当事者としてはまじめに討論しているのでしょうが、
端から見たら、それはこんなにも可笑しいものなのでしょうか。
人間という生き物の面白さを垣間見た思いです。
「新選組!」のときにも感じていましたが、三谷さんは「人間」がお好きなのでしょうね。
これほど鋭く人間を観察し、それを的確に、ユーモアを加えて表現できてしまうのですから。
だからこそ「アテ書き」が生きてくるのだろうし、
嘘のない人物像が生まれてくるのだと思います。
嫌な人間も、ダメな人間も、悪い人間も、そしてカッコいい人間も、
みんな平等に愛情を注いで描いてくれる三谷さんは、
やっぱり「人間が好きなんだ」とつくづく思ってしまうのです。
それだからまた、見る側も感情移入をしてしまいやすいのかもしれません。

陪審員1号 浅野和之さん
陪審員長でありながら、今ひとつ頼りないまとめ役。
その微妙な距離感を保ちつつ、しっかりと舞台を支えてくれたのが浅野さんでした。

陪審員2号 生瀬勝久さん
最初に異を唱え、最後まで意見を変えない男。キーマン。
彼が頑なに自分の意見にこだわる理由、それがオチでもあるわけですが、
生瀬さんの演技には拍手喝采! 存在感とパワーに圧倒されるばかりでした。

陪審員3号 伊藤正之さん
喫茶店「丹波淋」経営。
喫茶店のマスターをしているが、それ以外には自信のない男。
すみません、彼の注文したやけに豪華なプリンアラモードが気になって仕方ありません…。

陪審員4号 筒井道隆さん
自分の意見はまとめられないが、納得できなきゃ「うん」と言わない頑固者。
子供っぽく見えてしまいそうな4号を、筒井さんは大人の行動に見せてくれました。
良く通る、いい声をお持ちです。

陪審員5号 石田ゆり子さん
切れ者美人に見えるが、実は全然そうではない人。見掛け倒し。
正体がバレてからは天然色の方が濃くなってしまっていましたが、
もう少し切れ者を装っていたほうが良かったかなと思います。
その方が「わくわくお見合い広場」に登録しているというギャップが、
より楽しめたかもしれません。
発声がしっかりするといいんですけどね。

陪審員6号 堀部圭亮さん
自分のことしか考えていない男。
議論にはまったく興味のない身勝手な男を、スタイリッシュに、
そしてちょっぴり嫌味に演じていた堀部さん。
お笑い出身の方とは知りませんでした。

陪審員7号 温水洋一さん
いじけキャラ。(苦笑
1人だけ小さな椅子に座らされ、おまけにあの風貌!
彼がオロオロしたり、ウロウロしたりするだけで笑いが…。

陪審員8号 鈴木砂羽さん
メンバー中で一番気を遣う人。でも悪くとらえれば日和見的。
困った場面に出くわすと、何とかしなくちゃと思って動くが、
その結果何ともならないことが多いタイプ。(苦笑
こういう人、保護者会とかにいる…ような気がします。
砂羽さんは悪気のない、キュートな女性に演じてくれました。

陪審員9号 小日向文世さん
クールで嫌味で陰険なオヤジ。こんな歯医者にはかかりたくない。(苦笑
ともすればドタバタになってしまいそうな舞台を締めていたのが小日向さん。さすがです。

陪審員10号 堀内敬子さん
普通のオバサン。
この舞台最大の収穫(?)はこの方でしょう!
ベル(美女と野獣)やマリア(ウェストサイド物語)のイメージしかなかったので、
鼻血出したり、突然わめいたり、図々しかったりというオバサンキャラへの見事な変身、
想像以上に期待以上にすごいものがありました。
彼女のこんな素質を見抜いた三谷さんは恐ろしいです。(苦笑

陪審員11号 江口洋介さん
一番捉えにくい人物だったかもしれません。
議論にはさして興味がないのかと思えば、実は冷静に分析していて、
一番最後に美味しいところを全部持っていってしまう男。
おそらく一番公平に状況を見定めていた人物でしょう。
それにしては、江口さん自身の人の良さ、正義感がちょっと出てしまったかなという気が。
もっとクールに決めても良かったのではないかと感じました。

陪審員12号 山寺宏一さん
どこにでも必ずいるような仕切りたがりや。
でも実際は、きちんと頭で考えています。
山寺さんはそんなお調子者の一面と、まじめさをいい塩梅で演じてくれました。
稽古場でも、まさにムードメーカーだったのでは。

そういえば、ドミソピザと居酒屋「大自然」が健在だったのも嬉しかったなあ。
これまでのリベンジを果たし、やっと取れたチケット。
努力して争奪戦を制したかいがありました。
やっぱり舞台は面白い。次は何が観れるだろう。
[ 2005/12/30 03:10 ] 舞台 | TB(0) | CM(6)
的を得た寸評だと思います。
花丸進呈!
「姉歯」が出てきたのは驚いたな。
[ 2005/12/30 12:22 ] [ 編集 ]
■sweetjamさん
花丸、ありがとうございます。(笑
sweetjamさんがご覧になったときは、
「姉歯」だったんですね。
私のときは「岸部四郎」でしたよ。
[ 2005/12/30 15:53 ] [ 編集 ]
陪審員9号、かなり好きなんですが(笑
堀内さんはコンサートなどでまんまなところしか拝見してないので、
逆にベルやマリアを演ったという方がちとびっくりです。10号は適役でしたねー。

ちなみにわたしは朝青龍に一票、です。
[ 2005/12/31 02:39 ] [ 編集 ]
■かろひさん
いえいえ、私も好きです。9号。
ただ歯医者だというのが…。
ちょっと怖くて通えそうにありません。
何を言われるやら。(苦笑

そして私も、やはり朝青龍に一票!
[ 2005/12/31 03:27 ] [ 編集 ]
おおお!素晴らしい分析です。
チケゲットできなかった私にとっては
本当にありがたいレポです…。
カタリーナさん、ありがとうございました♪

素敵な記事をたくさん書いて下さり、色々と勉強になりました。
来年もどうぞよろしくお願いしますねっ!
…新年早々、号泣モードに突入しそうですけどねぇ(苦笑)
[ 2005/12/31 22:43 ] [ 編集 ]
■Akiさん
あけましておめでとうございます。
昨年はこちらこそ、数々の興味深い記事を読ませていただきました!
今年も楽しみにしています。
レポ、ちょっとでもお役に立てたなら嬉しいです。
WOWWOWが見れるなら是非中継をご覧ください!
[ 2006/01/04 20:29 ] [ 編集 ]
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