心臓を手に生まれてきた赤ちゃん

ロイター通信によると、インドで心臓を右手に持った赤ちゃんが生まれてきたという。
赤ちゃんの心臓は、首と鎖骨の間から外部に露出する形になっていたと見られ、
その心臓を赤ちゃん自身の右手が支えていたらしい。
医師は心臓から赤ちゃんの手を離したというが、
その結果、心臓は動脈と静脈のみで身体とつながっている状態になり、
心臓の感染を防ぐためにも、早急に体内の正しい位置に戻す手術が必要だそうだ。

これも一種の奇形ということになるのだろうけれど、
ただ心臓が露出していたわけでもなく、足で抱えていたわけでもなく、
左手で押えていたわけでもなく、「右手に持って」いたという状態が、
あたかも神の仕業であるかのように思わせて神秘的だ。
そうしなければ生きられないことを、この赤ちゃんは本能的にわかっていたのだろうか。

赤ちゃんの家は貧しくて、とても手術のためのお金を払える状態にないとある。
たとえ手術できたとしても、その後の生活が順調である保証はないだろう。
またどんな症状を発するかもわからない。
だけど「生きるために」自らの命の源を支えて生まれてきたのだから、
赤ちゃんには力強く生きて欲しい。
生命の不思議に驚いたニュースだった。

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