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白塗りの謎 

歌舞伎や日舞の舞台上で、また舞妓さんなどがお仕事でされるメイク。
顔から首、背中にかけて白粉を塗る「白塗り」のことですが、
この姿を見るたびに思うことがあります。
それは、
「なぜ手は塗らないのか?」
ということです。
今、手元に確認できる資料がないのですが、
舞台関係では手もちゃんと塗っていたような気がします。
しかし、舞妓さんや半玉さんは確かに塗っていない。
これ、見るたびにものすごく違和感があるんです。
肌が見える部分はみんな白く塗っているのに、手だけ地肌の色なんですよ?
変だと思ったこと、ありませんか?
あの白粉が汗や水気であっさり落ちてしまうものかどうかわかりませんが、
お客様のお相手をするときに白塗りの手では宜しくないということでしょうか。
それならそれで理解もできるんですが、ならばせめて写真に写るときは、
手も塗ってくれないかなあと思うわけです。
先日も地元の夏祭りのポスターを見ていたら、芸妓さんが写っていたのですが、
やはり顔は真っ白手は肌色の違和感ある姿のままでした。
これには何かわけがあるんでしょうか? 手を塗ってはいけないわけが。

いわゆるお座敷に上がる女性たちが白塗りをするようになったのは、
昔の暗い行灯の下では顔が良く見えないため、白く塗った…というような話を、
かな~り前に聞いたことがあるのですが、これとて本当なのかどうか。
どなたか解答を知っていたら教えてください。
もうずーーーーっと疑問に思っているんです、私。
[ 2005/06/26 23:34 ] 日常 | TB(0) | CM(2)
歌舞伎なんかだと手も足も真っ白に塗りますが、そういえば「どうして舞妓・芸妓は手を塗らないのか」というのはカタリーナさんのご指摘で改めて疑問に(笑)。

考えてみます。
では、舞妓・芸妓が座敷でなく「舞台」に立つ場合はどうなのか?

たとえば「都をどり」。
お写真を拝見すると、白塗りのようにも見えます。実物を観た事がないので確たる事は言えませんが。
キーは「舞台に上がるか、上がらないか」じゃないかと思います。

お座敷の場合では、舞妓さん芸妓さんはお客様にお料理をとりわけたりする他に、楽器演奏をする事がありますよね。
三味線をやってる身で考えると、水白粉をこってりと塗った手で棹を押さえ撥を握るのは、かなり抵抗があります(三味線を弾く時は必ず手を洗いますから)。
鼓なんかもデリケートな皮にじかに触るわけだから、やっぱりちょっと、白粉つけた手で高い楽器を触るのは抵抗があり。

江戸の場合、芸妓の白塗りは上方の風俗が流れてきたものです。なので芸者発祥の頃はコッテリと塗っていたのが、時代が下るにつれて「厚化粧は野暮」という美意識が生まれ、むしろ素肌にみがきをかける事に重きが置かれました。
しかし、緋縮緬の腰巻との対比でよりセクシーに見えるように、顔は素顔に近くとも、内股にはこってりと白粉を塗ったのでは、と言われています。(from『江戸の芸者』陳奮館主人著)
残念ながら、手のお化粧についてはこの本にも記述がありませんでした。
[ 2005/06/27 19:40 ] [ 編集 ]
■レッドさん
ありがとうございます。
やはり舞妓さん芸妓さんにとっては、
物理的にも礼儀としても白塗りの手は不都合ですよね。
それはよくわかります。
だけど違和感はどうしても否めなくて、
せめて写真に写るときくらいは…と思ってしまいます。
こちらでも「都をどり」がありますので、
その舞台もちょっとチェックしてみたいと思います。
>内股にはこってりと白粉を塗ったのでは
えー! 知りませんでした。
これってセクシーに見えますでしょうか?
照明の問題もあるでしょうけど、
やはり昔の感覚は理解できないときがあります。(苦笑
[ 2005/06/27 23:30 ] [ 編集 ]
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