スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

記憶を失ったピアニスト

イギリスの海岸を、一人の男性がさまよっていました。
彼は保護されたとき、黒いタキシード姿で、
しかもずぶぬれの状態だったといいます。
記憶を失い、今も人におびえて口を閉ざしているそうですが、
ピアノの鍵盤に向かうとプロ並みの演奏をするとかで、
記憶を失った「沈黙のピアニスト」として、このニュースは世界に報じられました。

タキシード姿だったということは、本番直前だったか、本番中か、
はたまた本番直後に何かがあったということになります。
これがアガサ・クリスティなどのミステリードラマであれば、
何者かによって着替えさせられた可能性もないわけではありませんが、
男性に何かが起きたとき、彼は本番前後にあった…と考えるのが普通かと思います。
つまり、彼はステージに立つ機会を持っていた人なわけです。
それならば案外簡単に身元がわかるのではないか…。
素人の私はそう思ってしまいます。
言葉は発しないけれど、音を奏でる。
これほどミステリアスで、想像力をかきたてられる事件はなかなかありません。
精神的ショックを受け、今も「無」の中を漂っている男性に対して、
一体何があったのだろうかと詮索するのは心無いことだと思いながらも、
やはりあれこれと物語を繋いでいきたくなってしまいます。

全てが元に戻ることが、その男性にとって幸せなのかどうかはわかりません。
彼にとって最良の道が開かれますように。

*追記*
記事を書いた後でネットニュースを見たら、身元判明か?なんて書かれてました。(汗
ローマに住むポーランド人男性の情報で、
フランス人のストリート・ミュージシャンではないかと捜査が進んでいたのですね。
しかも、イギリスのメディアはピアニストであるかのような報道をしましたが、
入院先の病院スタッフによれば、実際はちょっとうまいアマチュアレベルとのこと。
そのあたりは報道の仕方でいかようにもなってしまうので、
身元がわかるまでは何とも言えないのではないかと思いますが、
なにやら美しいエンディングを望んでしまったのは、
やはり「ピアニスト」という職業によるところが大きかったなあと思います。

- 4 Comments

tomo  

このニュースを聴いたとき、まるで映画や小説のような出来事だなと思いました(;^^)ホント、続報が気になりますね。
でも彼にとって過去が暴かれることが、決して悲劇を生まないことを私も願いたいです。


2005/05/19 (Thu) 01:15 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■tomoさん
追記を書いている間にコメントを頂いてしまいました。
本当に映画みたいですよね。
これはハリウッドが飛びつくんじゃないだろうかと、
私は密かに懸念してしまいました。
身元が判明した後は、あまり大騒ぎして欲しくないですね。

2005/05/19 (Thu) 01:42 | EDIT | REPLY |   

dayu  

なんか似た映画が昨年末イギリスで公開されたそうで、最初はその宣伝なんじゃないかと思われたとか。
そっちはバイオリニストだったらしいですが。

身元がわかってよかったですね。
今の時代、記憶喪失になってもネットやテレビで全世界に報道してくれて、すぐに身元がわかっちゃうんですねー。

2005/05/19 (Thu) 19:21 | REPLY |   

カタリーナ  

■dayuさん
それが、身元捜査は振り出しに戻っちゃったみたいです。
いくつかのソースには、そのフランス人ミュージシャンの妹から、
「昨日兄と連絡を取った」とのコメントがあったという話があり、
今朝のワイドショーでは、フランス人ミュージシャン本人の、
演奏映像とインタビューまで流れてました。
真相はまだ謎のようです。

2005/05/20 (Fri) 00:08 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。