レッスン日

先月から、パイプオルガンを習い始めた。
そう、教会の上のほうに設置されている、あの神秘的な楽器。
パイプを通った音は、まるで天から降りそそぐかのように響き、
幾重にも重なった旋律で、体が包まれていく感じがする。
おまけに演奏台が普通には見えないところにあるため、益々不思議な感覚になる。
オルガンの音色を聴いていると、
キリスト教徒でなくても敬虔な気持ちになってしまうのだ。
そんな私は、教会でオルガンの音を耳にするたびに、秘かな憧れを抱いた。
いつか、あの楽器を弾いてみたいと。

しかし、パイプオルガンは特殊な楽器であり、そう簡単には学べない。
というより、私自身が学べる楽器だとは、考えたこともなかった。
なんというか、キリスト教徒でなければ踏み込んではいけない世界のような気がして。

それが縁あって、今あの楽器を弾いている。
もともとピアノをやっていたから、何とかなるものと思っていた。
しかし、ピアノとオルガンは似て非なるもの。
ピアノは鍵盤楽器だが、オルガンは鍵盤のついた管楽器だ。
鍵盤楽器のつもりで演奏すると、なんとも汚い音が鳴り響く。
今まで以上によく音を聴かなくちゃ・・・と、いつも耳をダンボのように広げている。

それにさらに足鍵盤がつく。
右手・左手・両足で演奏することは、かなりの度合いでパニックを起こさせる。
始めたばかりの私は、本当にごくごく簡単なものしかやっていないけど、
それでも「ふにゃ?」ってなるくらいヤヤコシイ。
足は攣るわ、椅子から落ちそうにはなるわ、笑ってられないほど。

今日は4回目のレッスン。ようやく2曲クリアした。
今はまだ慣れないし、新しいこと尽くめで辛いけど、
こんなに練習もレッスンも楽しいなんて、初めてのことかもしれない。
さあて、1年後にはどうなっていますやら。乞うご期待?!

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  • 2005.01.22 (Sat) 00:15 | 一期一会
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