大河ドラマ「いだてん」 1

みなさんご覧になってますか、大河ドラマ「いだてん」。
日本で初めてオリンピックに参加した男と、
日本に初めてオリンピックを招致した男を描く今作品、
「史実をもとにしたフィクションです」の但し書きがついているのがポイントですね。
思えばこれまでのどの作品も、史実をもとにしたフィクションのはずですが、
今年に限ってわざわざこの但し書きをつけたのは、近代史を扱っているがゆえでしょうね。
史料も記録も残り、ご子孫もご存命、これから戦争も出てくるでしょうし、
どこかでスパッと線引きをしないと制作が難しそうです。

私はといえば、全く何も知らない時代、わからない題材なので、
新作オリジナルドラマの感覚で見ています。
構成としては、高座で古今亭志ん生がオリンピック「噺」をしている体なので、
毎回始まりと締めは高座のシーンで、語りはもちろん志ん生です。
ナレーション部分をナレーションじゃなくて落語として喋らせちゃおうというところに、
「この手があったか」と、かなりのセンスを感じます。
そしてこのナレーション担当をしている若き志ん生こと美濃部孝蔵役の森山未來くんが素晴らしい!
いやほんと、言葉ひとつひとつが聞き取りやすく、しかもどこか物語めいていて、
おまけに声もいいので聞いていて心地よい。
第5話のマラソンシーンの実況も、あれは実況というより、
志ん生が高座でレース状況をそのまま喋っている流れなわけですけど、
つまらなくなりそうなマラソンが森山くんの語りでどんどん楽しくなってきちゃって。
ひとつ気になるといえば、森山くんが将来ビートたけしさんになるというキャスティング。
「何か一波乱でもあってああなるんだろうか」みたいな展開を想像してみたりしていますが、
本当のところはどうなのでしょうか?(笑)

そしてもうひとつ素晴らしいのが、綾瀬はるかちゃんのヒロイン力!!!!
これぞヒロイン。
王道のヒロイン。
ヒロインたるべきヒロイン。
ほんっっっとうに可愛いです。
ヒロイン力が爆発してます。

「いだてん」はなんとなくジャンプ系の漫画に近いノリを感じているのですが、
綾瀬はるかちゃん演じる春野スヤちゃんは、
少年漫画にも少女漫画にも通じる理想のヒロインだと感じています。
これからこのヒロインにどういう運命が待ち受けているのかドキドキします。


綾瀬はるか@いだてん


視聴率はイマイチのようですが、ざざっと感想見ると「分かりづらい」という意見が目に付きますね。
ビートたけしさん演じる古今亭志ん生の高座を毎回45分聞いていると思うと、
結構わかりやすく構成されていると思うんですが、
時代が行ったり来たりするところが混乱を招くのかな。
私も確かに巻き戻して見直したりしたいので、リアルタイムではなく録画で見てますもんね……。
信長、秀吉、家康、のように誰もが知っていてイメージも固まっている登場人物がいないだけに、
キャラをしっかり立たせ、役者本来のイメージを利用しつつ、
適材適所にキャスティングすることでドラマを見せている部分も大きいと感じています。
そういう「作り」ももしかしたら賛否の対象になっているかもしれないですね。
私は結構面白く見ています。
回数が進んだら、ドップリはまった感想が書けるくらいになっているといいなー。

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