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真田丸 #2「決断」 & #3「策略」 

2話を見たのが3話の直前だったので今回は2回分まとめて書きます。

「武田家が滅び、主家を失った真田家はどうするか」というのがこの2回の内容です。
何よりまず話題になったのが勝頼でしたね。
真田信繁から見た「勝頼」ということもあってか、悲運の武将として描かれていたのは印象的でした。
勝頼の死は信繁にとっては初めての「御屋形様の死」。
信玄のときは行軍中の病死でしたし、当時信繁はまだ幼かったので、
同じ「死」でも捉え方が全く違ったはず。
勝頼の自害は、信繁が初めて経験した主君の敗死であり、
しかも自分たちの手で助けられたかもしれない可能性があっただけに、
信繁の心に大きな大きな痕をつけたことだろうと思います。
その胸に刻まれた痕をいつも感じつつ、信繁は生きてゆくのではないでしょうか。
もしかしたらこのことが、後年秀頼に対して「今度は助けたい」なんて気持ちにつながるのかしら……。

それにしても、状況説明と登場人物のキャラの立たせ方が秀逸です。
第2回の籤引きシーンは賛否両論だったようですが、私は上手いな~と思ったシーンでした。
あの時点で真田家の選択肢としては、

北条につく
上杉につく
織田につく

この3つがあったわけですね。
どれにもメリット・デメリットがあって、決め手に欠ける。
そこをどう「決断」するかというのを、「籤を引く」というワンシーンで見せました。
あそこでね、昌幸パパは一言も「悩んでいる」とか「迷っている」とか言っていないんですよね。
そう言わせてしまえば簡単なのに、それを言わせずに表現するってすごいなと思います。
しかもそこに昌幸パパの食えない性格がよ~~~く表れていましたし、
嫡男信幸の生真面目で常識人なところ、そして次男信繁の弟気質と頭の回転の良さも伝わりました。
そして肝心の、真田家の状況もわかるように仕込まれています。
いち視聴者として、唸るばかりでしたね。

さて籤引きの結果(笑)織田につくことを決めた昌幸パパですが、
そのための根回しを始めます。
それが第3回のタイトルでもある「策略」だったわけですが、
とにかくこの昌幸パパの策士っぷりが爽快です。
そういう父親のもとで、「嫡男には嫡男の、次男には次男の悩みがある」という、
兄弟の差がはっきり描かれていたのがこの回の面白いところでした。
信幸お兄ちゃんの苦労心労はもう胃薬を差し入れてあげたいレベル。(泣笑)
これでよく90過ぎまで生きたよなーと思う一方、
90過ぎまで生きられたのはやっぱり昌幸パパの子どもだからなんだなーなんて思ったり。
信繁は次男の気安さで幼なじみとイチャイチャやってましたが、
領民同士で争いがあったことや、信繁に戦況を見極める目があることが示され、
すでに大河のお約束になっているかのような「初恋エピ」が、
必要シーンとして作られていたのは良かったなと思いました。
三谷さんは色恋のシーンは苦手だっておしゃってたことがあるので、
「えーー……(絶句)」みたいな展開にはならないだろうと踏んでいるのですが。

ところで現代風の口調が気になると言われていますが、
個人的には思ったほど違和感はなかったですね。
家族同士や内輪の話は現代風の会話で親しみやすくし、
外部との対話には時代劇らしい節を使うとわけているように感じていますが、
それによって真田家の人たちがいつの間にか「まるで知り合い」のようになっていくんだと思います。
そしてそれが、最終回へ向けてどれだけ辛くなるかは「新選組!」で実感済み。

まだ書き足りないけど、それはまた次回に。
[ 2016/01/27 02:23 ] 真田丸 | TB(0) | CM(0)
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