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「八重の桜」 その四(完) 

昨年の大河「八重の桜」ですが、ノルマ分の視聴を終えました。
「軍師官兵衛」が始まる前に何としても見終わりたかったので、
年末に掃除しながらマラソン視聴を強行しましたよ!
当初は戊辰戦争の終結までで打ち止めにしようと思っていたんですが、
どうしても尚之助サマが気になって、「第33回 尚之助との再会」まで見ました。

史実的なことはザックリとした流れしか把握していないのと、
ほぼながら見状態だったこともあり、特にこうと言えることがないのですが、
唯一「彼岸獅子で鶴ヶ城に入城した」という一件だけ、
あんな感じだったのかなーとちょっと引っかかりました。
あのエピソードはどう描かれるのかわりと楽しみにしていたので、
すごくすんなり進んでしまって拍子抜け。
私は兵士たちが彼岸獅子の扮装をしたものと思っていたんですが、
大蔵様は騎馬で堂々と軍装の兵を率いていましたよね?

あれって……バレバレじゃないの?

それはさておき、ドラマとしてはそんなに悪い部類ではなかったと思うのですが、
世間的な評価はどうだったんでしょうか。
たまに歴史好きな方から「佐幕派ですか? 倒幕派ですか?」という質問を受けますが、
上杉フリーク的には「佐幕なのかなー」と思いながらも、
でもそれもなんかちょっと違うんじゃないかと感じていて、
結局「えーっとえーっと、どっちでもないです」と答えてしまう越後民としては、
このドラマは幕末という時代を結構公平に描いていたように感じました。
何しろ復興支援と謳っていますし、もっと判官贔屓っぽく、
「会津=善 薩長=悪」なんて描き方をしちゃうのかと思ってたんですけど、
会津の悲劇は「最終的に見れば悲劇だった」という結果論なのだというように、
それに至るまでの道のりをとても丁寧に描いていたと思います。
もちろんそれは辛く苦しく、茨のような道で、苦汁をなめ、憎しみや恨みをこらえ、
いくつもの「なぜ」を叫びながらのものだったとしても、
あの時会津藩のような存在がなければ時代は転換できなかったのだろうと思います。
「犠牲になった」ではなく、「誇りに思っていい」ことなんじゃないのかな。
ただ、当時世の中はそういう評価が出来る状態になかったでしょうし、
それが現代になっても尾を引いているというのは、致し方ないことなんだとも思います。
そういったことからも、政治パートの描き方は私は好きでしたね。
ただその代わり、主役が八重であることがドラマ全体の足かせになってしまった気がします。
後半の明治期はまた違ったのだろうと思いますが、
少なくとも幕末期の物語は、八重が主役では話が進まないのですよね。
私は完璧に容保公主役で見てましたから……。

綾野剛くんの容保公の芝居はほんとうに素敵でした。
多分この大河の収穫の一つだったと思います。
先日「チューボーですよ!」にゲスト出演した時も、
容保公をこれまでに演じた中で一番大変だった役に挙げ、
「役が重いと言ってしまうと端的すぎるが、
いろんな人の心の思いを背負って考えなければならない立場だった」と話していて、
思い返せば、容保公の穏やかな顔ってあまり見た記憶がありません。
対する小泉孝太郎くんの慶喜公も、人間臭くて良かったですよね。
品と大物感と小物感が同居しているような矛盾した人物を、納得させる演技だったと思います。

そして最後に総括。

尚之助サマは最後まで王子様だったよ!!!!!

すみません、33回見終わった感想がこれでした。
最初から最後まで、尚之助サマはテラ王子でした。
いつもどんなときも、静かで穏やかで、八重のことを山本家のことを会津のことを一番に考えて。
ただやっぱり、これって縦軸に持ってくる話ではない気がするんですよね。
今さら「もし」の話なんてしてもしょうがないんですが、
もしもっと積極的に政局に関わる誰かが主役で、八重が脇のメインキャストだったとしたら、
横軸として描かれるこうしたエピソードは、きっと胸キュンシーンになったと思います。
こうしてみると、テーマと主役選びってとても重要ですね……。

来年は長州側から描く幕末。
どうなりますか、まずは概要の発表を待ちたいですね。


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[ 2014/01/16 23:00 ] 大河ドラマ | TB(0) | CM(6)
>尚之助サマは最後まで王子様だったよ!!!!!
時々流れて来る、八重の桜関係のツイで「尚之助」に入れ込んでいる方がいらっしゃったので、(ドラマを見ていない私としては)何でだろう??と思っていましたが・・・・そのカタリーナさんの言葉で納得しました^^

私め、熊本バンド初登場の回しか見なかったのですが・・・・総じて、総じて「悪くはなかった」のですね?
[ 2014/01/16 23:36 ] [ 編集 ]
尚之助さんは、まさに丘の上の王子様でしたね。
そのあと出てきた、新島襄は、まさに天使(笑)
どういうこと?と言われても、天使のような存在だったとしか(笑)
宣教師だからではなくて、まさに天使のような。

逆に山川兄弟の描写は、ほぼまんべんなく、酷いか薄いかのどちらかでしたね。
八重のストーカーだったり(爆)弟は、前髪クネ男だったり、妹は台詞は棒すぎたり。
貴重な会津大河は、こんな感じで終わりましたが、
来年の長州大河の出来は如何に?
[ 2014/01/19 10:27 ] [ 編集 ]
私は八重ではなく覚馬を主人公としてみていました。
八重が主人公なのはちょっと気になりますが
あのキャラクターの尚之助や新島襄を表すには
八重が主人公にならないといけなかったのかなと思ったり。

個人的には孝明天皇と容保公のやり取りが一番好きでしたけど。
まとめてみるとドラマとして八重の桜は面白かったです。

軍師官兵衛も久々にリアルタイムで見ていますが
栗山・母里義兄弟とか竹中だとか
好きな武将が多く登場して満足しています。
ミュージカルも分かりさすさ等カタリーナさんと同意見ですよ。

… パス入力が面倒だったので官兵衛も纏めてしまいすいません。
[ 2014/01/19 21:29 ] [ 編集 ]
私は明治パートは見なかったのですが、
幕末期のドラマは悪くなかったと思います。
会津の良いところも悪いところも、薩長の良いところも悪いところも、
平等に描いている印象でした。

尚之助サマに入れ込んでおられた方がいらっしゃるのはわかりますねー。
そうですねえ、ベルばらでいったらジェローデルポジションでしょうか?
いつもさりげなく見守って助けてくれるという感じでしたよ。
[ 2014/01/20 01:44 ] [ 編集 ]
> そのあと出てきた、新島襄は、まさに天使(笑)
天使!
オダジョーが天使!ということにギャップを感じますが(笑)、
そういう存在だったのですかー。

山川兄弟は明治期に入ってからのほうが描写が多かったのではと思いますが、
そうですか、影が薄かったですか……。
全般もっとキャンディ・キャンディに絡んでくるかと思ったんですが、
なんだかわりとアッサリ消えてしまって。
来年は、ホントどうなるんでしょうねえ。
情報が待たれますね。
[ 2014/01/20 01:50 ] [ 編集 ]
八重、前半は特に覚馬が主人公という感じでしたね。
尚之助や襄を描くには八重を主役に持ってくるしかないというのは同感です。
私もドラマとして悪くなかったと思っているのですが、
八重が主役だったことで、視点がブレてしまったかなーという感がありました。

官兵衛はこれからという感じですね。
役者さんは結構いい味を出しているように思いますし、
あとは展開次第でしょうか。
これから癖のある人物も増えて動きも出て来ますし、
勢いがつくといいなと思っています。

パス設定、面倒ですみません。
どうしてもスパムコメントが入ってしまうので。
まとめてでもかまいませんので、懲りずにまたご意見聞かせてください。
[ 2014/01/20 02:06 ] [ 編集 ]
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