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雲切目薬 

善光寺へ行ったら、どうしても寄りたいところがありました。

笠原十兵衛薬局

目薬の「雲切目薬」を扱う薬局です。
創業がなんと1543年(天文12年)。
種子島に鉄砲が伝来したとされる年であり、
越後は長尾為景が亡くなって混乱を極めている時期。
景虎(もちろん後の謙信のほう)少年がお兄ちゃんの晴景の命で栃尾城に入った頃です。

そんな頃から営業しているお店を逃すわけにはまいりません!

善光寺を背に、仁王門の手前の小路を左に入って少し行った左手に、その店はありました。
HPによると、当初は「眼界堂 笠原十兵衛薬房」という店名で、
以来善光寺の参拝客を中心に目薬一筋で商売をしてきたとあります。
1827年(文政10年)刊行の「諸国道中商人鑑」にも掲載されていますし、
講で立ち寄っていく人も多かったそうですから、昔から有名な薬だったのでしょう。
現在の建物は新しくなっていますが、土蔵造りの店構えがかつてを忍ばせます。
店内に入ると、昔の薬箱や薬研、看板などが置いてありました。

笠原十兵衛薬局

ポルトガル人から製造方法を伝授され、この地で開業。
もともとは軟膏で、目を開けていられないほどしみる薬だったとか。
「目に軟膏?」と一瞬思ったのですが、そういえば私も子どもの頃は、
結膜炎で眼科に行くと軟膏を塗られたことを思い出しました。

雲切目薬パッケージ

目の疲れ、結膜充血、目のかゆみ、目のかすみなどに効果があるとされ、
花粉症の諸症状にも効くとあります。
以前はお店の裏で薬研を使い、代々笠原家の女性たちが作っていたそうですが、
薬事法の改正に伴い、今では製薬会社に委託して製造しているとのこと。
主成分はオウバク。
オウバクは元祖雲切目薬にも入っていた生薬で、漢方で言うところの「苦寒剤」。
熱を冷まし炎症を鎮める効果があるそうですよ。
オウバクは木曽に多く生息していたようで、昔はこれを煮出した液で目を洗っていたというあたりに、
長野という土地や歴史が見えていいですね。

雲切目薬α

今の薬はもちろん液体。
薄い黄色は、オウバクの色でしょうか。
使ってみると、しみるというよりもメンソール的な爽快感がありました。
ただし市販の目薬よりかなりきついです。
その代わり、目を開けたときのスッキリ具合がまさに「雲が切れた」よう。
昔の人は、本当に命名の名人です。
[ 2013/09/22 01:35 ] | TB(0) | CM(6)
そんな歴史あるお店の目薬・・・・・
カタリーナさんが興味を持たれるのも頷けます!
私め、かなりキツイ目薬が好きなので、いつか購入して使ってみたいですね~!
通販も出来るようですしね^^

何かの小説で、真田の忍びが目薬を売って歩くという設定のものがあったような気がしましたが・・・・
たぶん、ここのお店がネタなんだろうなあ・・・・と思いました^^

あ、そうそう・・・・
前回の善光寺と鳩の関係を調べてくださり、ありがとうございました!
[ 2013/09/24 23:52 ] [ 編集 ]
雲切目薬・・・目薬としては素晴らしいネーミングですね。
しみる系は不得意ですが(目ガー、目ガーと、なる方 ^^;)
疲れ目に、確かに効きそう。
信濃はいろいろと奥深い店が多いですね~
[ 2013/09/27 22:07 ] [ 編集 ]
お店の方にいろいろお話を伺ったんですが、
どうしてこの地で商売を始めたかということはわかっていないようでした。
やはり戦国期の記録までは残っていないのでしょうねえ。
江戸の記録はいろいろと見ることができますが、
戦国期の商売ってあまり入ってこないので、非常に興味があったのですが。

> 何かの小説で、真田の忍びが目薬を売って歩くという設定のものがあったような気がしましたが・・・・
それ、私も読んだ記憶があります!
でも何でしたっけ……。(汗)
[ 2013/10/02 01:56 ] [ 編集 ]
いやほんと、昔の人はネーミングセンス抜群だったと思います。
昔の映画の邦題なんかも、本当に素晴らしくて。
最近は原題のままカタカナ表記なことがほとんどで、とても残念に感じてます。

こちらの目薬、山本勘助が使ったのでは?と言われてましたよ(^_-)-☆
[ 2013/10/02 02:05 ] [ 編集 ]
長野にご一緒させて頂いて、一番印象に残ったのが
こちらの薬局さんでした!(もう一つは長野県庁…てか県警・笑)

土地柄の話、歴史的な背景、人々の思惑など
薬局のお姉さんのお話はとっても面白かったし、
カタリーナさんから教えて頂けなかったら
絶対にスルーしていただろう場所なので感謝感激です。
こういう旅先での出会いがあるから、旅はいいですよねー♪
[ 2013/10/06 22:50 ] [ 編集 ]
こちらこそ、お付き合いありがとうございましたー!
長野県庁、入ってみれればよかったんですけどね。

こちらは前から来たいと思っていたので、
今回よることができて満足しました!
でもやっぱり戦国期のことは残ってないですね。
当時どうやって開業して今に至っているのか、もうちょっと詳しく知りたかったな。

> こういう旅先での出会いがあるから、旅はいいですよねー♪
そうそう!
旅はいろんな出会いがあって、発見があって、
ふとした縁で思いがけない話が聞けたりというサプライズが楽しみでもあります。
またどこかご一緒しましょう!
[ 2013/10/10 01:50 ] [ 編集 ]
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