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藤原竜也&鈴木杏 ロミオとジュリエット 

23日の夜公演を、友人のY嬢と観てきました。
私にとっては初めての蜷川作品。
そして、初めてのシェークスピア・ストレートプレイヴァージョン。
遠足前の小学生宜しく、わくわくドキドキ席に着きました…。

そして今、3つのポイントを書き留めておきます。

まず、世界のニナガワといわれる所以を初めて実感しました。
舞台には3階建ての大きなセットが一つ。
一面に、少女たちのモノクロ写真が貼られています。
衣装も白黒でほとんど統一され、ロココ調でも、バロック調でも、
アールヌーボーでも、はたまたビクトリアンでもない。
余計なものは何一つない、シンプルでモダンな舞台でした。
それなのに、そのモノクロの舞台の中で、
別な世界がオーバーラップするのです。
それはイタリアの風景であったり、中世の時代であったり、
全くの異世界だったり、未来の姿だったり…。
私には初めての経験、それも驚きをともなう体験でした。
これまでにも、モダンと称される舞台はいくつも観ています。
それこそ、舞台上に椅子が一個しかないとか、壁3枚とか…。
それらには何も感じなかったのに、
なぜ今回はいろんな絵が見えるのでしょう。
そんな舞台を作り上げ、見せてしまうところが、
すなわち世界のニナガワなのかもしれません。

2つめは、ロミオもジュリエットも、本当は幼いのだと感じたこと。
これまでに見たいくつかのバレエを思い起こしてみても、
あるいはオペラの舞台をふり返ってみても、
そこに愛らしさや子供っぽさは見えても、
決して幼いと感じたことはありませんでした。
でも今回は、役者が若いこともあったのでしょうが、
14歳と16歳という幼さがものすごく強調されていて、
絶望から死へと一気に駆け抜けていった二人の行動に、
納得できたのです。
これまでは、どうしても二人の行動や気持ちに、
小さな矛盾を感じずにいられませんでした。
故に、二人の死が単純な悲劇に見えていたというところがあります。
しかし今回は、悲劇ではあるけれども、
当人たちは、死して初めて何かを得たのかもしれないと、
私は感じたのです。
死は終わりを意味するけれど、このロミオとジュリエットは、
その先にあるものを手にしたような気がしています。
そこに漂っていたのは、幸せとか満足ではないけれど、
何か清々しいものを感じました。
これもまた、私にとっては初めての「ロミジュリ」でした。

そして3つめ。音楽です。
笠松泰洋さんというかたのオリジナル曲でしたが、
バロック風だったり、時に後期ロマン派風に響いたりと、
モダンな舞台に単純で美しい音楽、
それも昔の形式の音楽が添えられたことで、
より一層舞台が引き立った面がありました。
今風の音楽で味付けしなかったことに拍手です。

見終わって、今度は別な蜷川作品を見てみたいと思いました。
私にとっては、それほど新鮮な舞台だったのです。

さてそのまえに、新潟公演…どうしようかな。
もう一回見るべきかな…。

<日生劇場 23.12.2004>
[ 2004/12/28 23:44 ] 舞台 | TB(1) | CM(0)
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日生劇場 たっちゃん、素敵~~~~!良い役者さんがいれば、奇抜なアイデアなんかいらない、っていう王道を行く舞台だったよ。ロミジュリなんて、今まで何度みてきたか分からないし、読んできたか分からない。だから、台詞だって、覚えているところもある。でも、こんなに、
[2004/12/30 02:29] アリーテ姫のゆくえ