今年の桜

先週、桜並木を通ったときにちょっとだけ途中下車してみました。
青空ながらも微妙に曇りがちな天気だったため、桜の色が沈んでいたのが残念だったのですが。

桜2012

満開まであと少しという感じだったのですが、今日通りがかったらすでに緑の葉が出始めてました。
桜って咲くまでは長いのに、花開いてしまうと終わりが早いですよね。
それにしても日本人はなぜこんなに桜にこだわるんでしょうね。
よく、桜のパッと咲いてパッと散る様が、何かに執着することなく去る潔さに通じて、
日本人の好む美学に合致するからみたいなことが言われますが、
もっと単純なんじゃないかななんて思ったりもします。

桜2012

日本人は古来から桜を愛でてきたと思うんですけど、
まずこの薄桃色が日本の色彩によく合うんですよね。
満開の桜は控えめでありながらもなぜか華やかで美しい。
今は現代的で高層の建物が増えてしまったけれども、
もっと空が広かった昔は、これほどにまで艶やかな桜はとても目立ったことと思います。
全国どこでも見ることができて、雪解けと春を告げる花でもある。
理屈じゃなくて、ただただこの美しい花を待つ心が、
親から子へと受け継がれていっただけじゃないのかなあと思います。
桜はそれだけ人を惹きつけてやまない、どこか神秘を漂わせる木なのだと思います。

4 Comments

リューザキ弾正  

平安時代・・・

それまで、宮中では、梅が主流でした。
(菅原道真さんとか・・・)
しかし、落雷か火事で、メインの梅の木を焼失。
それ以降、桜を植えて、右近の橘 左近の桜となり・・・
宮廷でも、桜が愛でられるようになったそうです。

西行さんと西行親衛隊(笑)の功績もあり、
日本人は、桜を愛するようになったのですが、
やはり、桜と日本人と気質が合うのだと思います。

花がまず咲き、パッと散る。
その余韻を追って緑の葉が茂る。
痛手を負うと、逆に生命維持のため、季節と関係なしに花を咲かせ、自己再生する。

散り際の美しさ、耐える気質。
やはり、日本人の心に沿った花木だと思います。

2012/04/26 (Thu) 08:35 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■リューザキ弾正さん

日本人はなぜ桜が好きなのか?というような議論は、
あちこちでなされていると思うんですけど、
リュー弾さんがおっしゃる通り、

> 散り際の美しさ、耐える気質。
> やはり、日本人の心に沿った花木だと思います。

ということなんだと思います。
ただそれを理屈理論で説明することに私はちょっと違和感を感じているんですが、
結局リュー弾さんがおっしゃるような感覚を、
日本人の血というか、DNAレベルで感じているということなのかもしれないですね。
こちらの桜も終わりです。
散り始めてますが、週末にちゃんとお花見に出かけようと思ってます。

2012/04/28 (Sat) 00:33 | EDIT | REPLY |   

びびんば  

こちらは・・・

GWに合わせてくれるように咲きました^^;;
この間、雨と風に曝されながらも、咲き始めだったせいか、散らずに残ってくれました
散らずに残ってくれた・・・・と心配するほど、桜はやはり「特別」な存在ですね・・・・
特に、長い事、白い風景に閉ざされていた所にとっては、桜の薄桃色は「ようやく暖かくなってくれた」という気分にさせてくれます

2012/04/28 (Sat) 22:28 | EDIT | REPLY |   

カタリーナ  

■びびんばさん

GWに見ごろとは最高ですね!
おっしゃる通り、桜は特別なんですよね。
咲く時期も大きな区切りのときで、それはスタートとも終わりとも重ねられます。
花そのものの美しさもありますし、咲いて散るさまに日本人的人生観が重なることもあります。
雪国にとっては、長い寒さが過ぎ去り、ようやく春の訪れを感じられるときでもありますね。

2012/05/01 (Tue) 23:49 | EDIT | REPLY |   

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