新選組! 最終回

「愛しき友よ」

人の死で終わる最終回が、こんなにも清々しい気持ちになることなんて、
後にも先にもないような気がします。
前回「第48回・流山」のとき、加納さんを受け入れた近藤さんのシーンで、
バックに女性コーラスが流れました。
あの時私は、全てが浄化されたと思ったんです。
だから、最期に臨む近藤さんの心は澄んで透明だったように感じます。
ゆえに、彼の目に最後に映った魚も、蛙も、鳥も、紫陽花も、
この世の生きとし生けるもの全てのが、キラキラと輝いて見えたのではないでしょうか。
己の信じる誠を貫いた人生、「俺は何と素晴らしい人生を生きたのだろう」と、
あの近藤さんならきっと思ったと思うのです。
たとえ、心残りのことがあったとしても。
近藤さんの死で終わったものもあれば、それを起点として新たに始まったものもある。
歴史というものは、そうやってずっと続いてきたものなのかもしれません。

そして「コルク」。
全てはコルクから始まった。
そして近藤さんがコルクを手放したとき、近藤さんの夢と人生は終わってしまった。
だけど、もう一個のコルクを持った友はまだ生きつづけている。
近藤さんの最後の言葉「…トシ」には三谷さんからのト書きがなく、
(ありがとう)でも、(後を頼んだ)でも、なんでもいい。
香取くんが思うように、感じたようにセリフを言って欲しいと託したそうですね。
その香取くんが、本番で思ったのは。

「…トシ(これからどうする?)」

だったと、某所で読みました。
お前はこれからどうする? 
そんな愛しき友への想いは、土方さんの持つコルクとともに、
函館まで繋がって行くのでしょうね。

終わってみれば、感謝の気持ちしかありません。
1年間、たかがドラマでこんなに楽しませてもらえたこと、
この作品に関わったすべてのスタッフにありがとうを伝えたい。
そして、ブログや掲示板を通じて会話をしてくれた方々にも、
ありがとうを伝えたい。
すべてをひっくるめて、「新選組!」一色だったと言っても過言ではない1年間。
本当に、本当にありがとう!!!

2 Comments

tomo  

タイトルなし

どうしましょう、涙がとまりません・・・・

2004/12/13 (Mon) 01:10 | EDIT | REPLY |   

Katharina  

タイトルなし

■tomoさま
私は放送では泣かなかったのですが、
そのあとでいろいろ思い出したり考えたりしていたら、
どんどん涙が溢れてきてしまいました。
少し時間を置いてから、また見直したいと思ってます。

2004/12/13 (Mon) 03:31 | EDIT | REPLY |   

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