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遺恨あり~明治十三年最後の仇討 

久しぶりにネット開きました……。
いえ、あの例の件でどこかに監禁されていたわけではございません。
どーしても昨日までにやっつけなければならない仕事がありまして。
人としてどうなのか?という日々を過ごしておりました。

ようやく人間らしい一日に戻りまして、テレビ見ました。
いやもうものすごく録画がたまってるんですわ。(汗

遺恨あり ~明治十三年最後の仇討~

私がこの「臼井六郎事件」を初めて知ったのはずいぶん前、
敵討ちについて調べていて、何かの考証本の中で見つけたんだったと思います。
ドラマは吉村昭の小説を下敷きにしていました。
そう思うとなるほど、あの淡々とした雰囲気は吉村昭の作風を感じさせます。
そこがリアルで良かったかもしれません。
余計なものがない代わりに、視聴者に考えさせてくれる余地があった気がします。
江戸時代、武士というものが存在していたときは、「仇討ち」は武勇として称賛されました。
といってもむやみやたらに仇討ちできたわけではなく、いろいろとルールがありました。
仇討ちであっても殺人は殺人に変わりないという意識は当時からあったようです。
ではなぜ武士階級では仇討ちが半ば公認されていたのか。
手元の時代考証の本をひも解いてみますと、
「幕藩体制では他の領地への警察権はなく、幕府であっても介入できない」からではないかとあります。
理不尽な殺人を裁こうにも、犯人が他の藩へ逃げてしまっては手が出せません。
ゆえに仇討ちという形で処理することが許されるようになったと。
加えて、武士が武力を使う機会がなくなり、単なる「身分」になるにつれて、
「武士とはどうあるべきか」みたいなものが追及されていったように思います。
そういう中では「忠義」とか「正義」とかまたは「体面」といったものが大切になってくるわけで、
「仇討ち」はそれらを証明する行為でもあったのではないでしょうか。
臼井六郎の仇討ちは両親を惨殺され、
さらに理不尽な処分を受けたための復讐という意味もあるでしょうが、
私はそれだけではないと思いました。
むしろ幕藩体制や武士の血に刷り込まれた遺伝子みたいなものが大きく作用したと感じます。
だから仇討ち禁止令が出てもそんなのは関係ないし、
出獄してもさらに仇討ちを続けようとする。
臼井六郎には「仇は仇を生む」というようなことは理屈云々以前に、理解できないことのように思います。
時代は明治になって中央集権国家になります。
罪は公的機関が裁くようになるわけですから、当然仇討ちは禁止にしなければなりません。
武士の存在もなくなるわけですから、人を殺せばすべて殺人になるのも道理。

前の体制では仇討ちという形で裁くことのできた人間を、
新しい体制になったことで裁く方法がない。


これほど苦しく難しい状況はありません。
出獄した臼井六郎が二人目の下手人を討ちに行ったとき、相手は自殺していました。
何という天の配剤!
臼井六郎は第二の殺人を犯さずに済みました。
あのときの彼の涙には、どれほどたくさんの感情が混ざっていたことでしょう。

携帯のアンケートで、「人間の闇をうまく演じられそうな若手は?」というのがあって、
1位に藤原竜也くんが入っていました。(まだ投票受付中)
今回の作品はそれをうなずかせるものでした。
彼は普通の役よりどこか振り切れた役のほうが似合うなあと思います。
臼井六郎という人の背景を考えたいと思うほどに見せてくれたと思います。
あと、山岡鉄舟に白戸家のお父さん北大路欣也さんというのが自分的にはツボでした!

良い作品だったと思います。
[ 2011/03/02 01:29 ] 時代劇 | TB(0) | CM(4)
キャストと題材に惹かれ、リアルタイム視聴をしました。
ドラマを見て、涙を流したのは久しぶりでした。
とても静謐なドラマですが、こちらに訴えかけるものは大きく、
色々と考えさせられました。

藤原竜也クン演じる、臼井六郎を始め、
すべての人物の描写が秀逸でした。
俳優陣みなさんの所作の美しかったこと!
映像と音楽も素晴らしかったです。

犬のお父さん北大路欣也さん、非常に好演でした。
これで、欣也さんは、「幕末の三舟」にリーチですね。
(あと、高橋泥舟)

今年、一番のドラマです。
[ 2011/03/02 20:35 ] [ 編集 ]
余計なものが削がれて事実だけを追っている分、
こちらにいろいろと考えさせてくれるドラマでしたね。
かといって無味乾燥でもなく、情緒もありましたし。
おっしゃる通り、所作は本当にきれいでした。

> 高橋泥舟
三舟コンプリートは難しそうですよね。
泥舟ってこれまでドラマや映画でキャスティングされたことあります?
私が知らないだけかなー?
[ 2011/03/03 00:56 ] [ 編集 ]
再度、失礼します(恐縮)

調べてみましたが、高橋泥舟は、
未だキャスティングされたことはないようです。
(調べが甘かったらスミマセン!)

モックン大河(「徳川慶喜」)でも、
西周とかは、出ているのですが。
(ちなみに、小日向さんが西周役でした)
高橋伊勢守は、クレジットされていませんね(涙)

そういえば、一之瀬役の小澤征悦は、そのモックン大河で
沖田総司役で俳優デビューでした。
(当時でも健康そうな沖田だ・・・と言われてました。。笑)

大河ドラマ「新選組!」で沖田を演じた藤原竜也くん。
映画「新撰組」での沖田を演じた北大路欣也さん。

何気に、沖田総司率の高いドラマです。
[ 2011/03/03 20:59 ] [ 編集 ]
> 高橋泥舟は、未だキャスティングされたことはないよう
そうでしたか!
幕末の三舟というわりに見たことがない気がしたんですよ。

> 小澤征悦は、沖田総司役で俳優デビュー
えええー!
そうだったんですかー!?
うはっ、すごい元気で力強そう……って思ったら、
当時でも健康そうな沖田だと言われていたと。(笑)
沖田総司という役は特別枠ですよね。
二枚目だからできるというのでもないし、
ナイーブそうだからできるというのでもないし。
やはりいろいろな意味で注目される俳優さんが当てられている気がします。
あれ、BSプレミアムでは誰がキャスティングされてましたっけねー?
[ 2011/03/04 23:28 ] [ 編集 ]
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