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いろいろなことを、気の向くままに。   
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考えること。 

NHKの終戦特集ドラマ「15歳の志願兵」を見ました。
1時間15分の、実にコンパクトで見事なドラマだったと思います。
脚本は大森寿美男さん。
「風林火山」のときも思いましたが、大森さんはきっちり人間の思考と感情を描いてくれます。
だからこそ、戦闘シーンを1つも見せずに「戦争」を語ることができた稀有なドラマになったと思います。
(冒頭に、「風林火山」ファン向けのサービス・シーンあり)
内容はタイトルの通り、「15歳の少年たちが、なぜ海軍飛行予科練習生に志願したのか」。
江藤千秋さんの実体験を基にした、
「積乱雲の彼方に/愛知一中予科練総決起事件の記録」が原案になっています。

戦後処理を徹底し、その反省を受けて今の地位を築いたドイツでも、
「今ヒットラーが現れたら多くの人が彼に従うだろう」という意見を耳にします。
それが私にはピンと来ませんでしたが、このドラマを見た今、とてもよくわかる気がします。
15歳の少年たちは、実際に兵隊になることなど考えもせず、己の将来を思って勉学に励んでいる。
名門校に通う子どもたちなだけあって、戦争の成り行きを冷静に観察し、
口には出さなくても数々の状況に疑問や批判を持ってもいる。
ところがそんな彼らも、演説1つでがらりとその考えを変えてしまうのです。
当時の15歳・16歳といえば、今よりもはるかに精神的にも肉体的にも成熟しているでしょう。
それでも15歳は15歳。
なまじ頭が良くてプライドもあり、さらに物事を分析し考えることのできるエリートの子どもたちなら、
「この難事にお前たちはここで何をしているのか」と責められたら、
なおさら「国のために戦わなくては」と思ってしまっても、それは全くおかしいことではないと思います。
その「使命感」は、嘘偽りのない、純真で自信に満ち溢れたもの。
中には周りに引きずられてしまった人もいるでしょうが、それも仕方のないことだったのだと。
言葉の力はこれほどにまで大きいのです……。

この作品の良かった点は、ことさらに反戦を訴えたものではなかったというところ。
軍への協力を絶対と信じる者もいれば、兵隊になるだけがお国のためではないと説く者もいるし、
死なないで欲しいと願う父母もいれば、軍人であることを誇りに思う者もいる。
兵役逃れ、保身、といった要素も垣間見れる。
何が悪いと責めるのでもなく、何かに偏るのでもなく、
とても冷静に少年たちが予科練に志願していく経緯を描いていました。
泣き叫ぶこともなく、淡々とした演出がまた良かった。

戦争に対する批判は許されないか、潰される時代。
皆と同じでなければ「裏切り者」になってしまう時代。
建前が本音になってしまう時代。
あの時代に自分が少年だったら、彼らと同じように志願しているでしょうし、
教師の立場であれば、子どもたちを戦場へと送り込んでしまうのかもしれません。
時代の空気とは本当に恐ろしい。
だからこそ最後に伝えられる言葉が大きな意味を持ってきます。
「考えをやめること。それこそが人間の敗北なのだ」
これが、このドラマの訴えたかったことだと思いました。
[ 2010/08/18 23:15 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(8)
見逃してしまいました。
あちらこちらの感想でも、褒めていますよね。
声高に何か主張しないことで、かえって心に響いてくることってあります。
あぁ、見たかった!

再放送があれば、必ず見ます。

池松クンの成長も見たいし(煩悩)
サービス・シーンも見たいし(大煩悩)
[ 2010/08/19 07:38 ] [ 編集 ]
ドラマは、
「誰が出ているか」よりも「誰が書いているか」
で選んだほうが間違いないですね。
残念ながら見逃してしまいましたが・・・
弾正殿と同じく、内容以上にサービスシーンが気になります(爆)

演説1つで・・・というと、
トリューニヒト議長を思い浮かべますが、
やはり戦時下だからこそ、受け入れられた人物なんですかね。
[ 2010/08/19 20:47 ] [ 編集 ]
愛知一中は母校なんですよね、実父の・・・
ただし、昭和11年うまれなので、
兵役にいけるべくもないのですが(誤爆)
しかも美術の科だし。

このドラマ、しっかり見逃してしまいました
実家を頼ろうと思ったら、
実家のビデオデッキも壊れているようで
「運がよければ録画できることも有る」
とか。・・・ナニソレ(涙)

愛知一中は今は旭丘高校といいますね
公立高校ではありますが、由緒正しい学校で
ドラマでも扱われていた(らしい)ように、
戦後はほぼずっと愛知県内トップのエリート校です
 #いっときウチの高校に譲っていた時期もありますが

ただ、エリートだからこそ、優等生だからこその
陥穽もあったのかな、と
ドラマのHPでの解説とカタリーナさんのレビューを読んで思いました
ちゃらんぽらんな人間ならそこで責任を感じて
自分の命を賭そうとまで思わないと思うんですが

彼らももう少しトシをとっていたら
そうはならなかったんでしょうが
15の身空の方々ですし
演説でうまいこともって行った面もあるんでしょう。
自分としても、大勢に流されることの危険性の
自戒としたいところではありますが

おりしも、ゲゲゲの女房のそのあたりの話に差し掛かっていますね。。。


でも、戦中はお国に流されていた日本国民
今はテレビやらマスメディアに流されている気がします
またブログでコレは語るかもしれませんが・・・
[ 2010/08/20 16:30 ] [ 編集 ]
池松くん、良かったですよー。
ちょっと大人しいけど思いやりがあって、
もしかしたら埋もれちゃうところを、共感できるキャラにしていました。
特に大きな特徴がないところが、逆に共感を呼んだのかもしれません。
このシリーズはいつも再放送があるので、今回もあるのではないかと。
その際はぜひご覧ください。
もしでしたらお届けもいたしますよ。
サービスシーンは、池松くんが四郎勝頼サマだったことにかけてます。
あの使い方は、ちょっと切ないけど^^;
[ 2010/08/20 23:43 ] [ 編集 ]
> 「誰が出ているか」よりも「誰が書いているか」

本当にそうだと思います。
役者が脚本を壊すよりも、脚本が作品を壊すほうが怖いかもしれません。
サービスシーンは、リュー弾さんのレスにも書きましたが、
池松くんが四郎勝頼サマだったことにかけてあります。
「風林火山」を見ていた人にはちょっと切ない扱い。
あと、親友役が管領サマご嫡子だったり、校長が甘~利~どのだったり、
異論を唱える歴史教師が相木市兵衛どのだったり、
何かと懐かしい要素もございました。

演説にもいろいろありそうですよねー。
トリューニヒトはいわゆる「口が上手い」のと物事を嗅ぎ分ける嗅覚の強さと(爆)、
あと権力志向、強力な自己保身への思いがあるのと、
一応行動力があることでやってきた人ですよね。
このタイプの人は、どの時代でもそこそこ受け入れられる気がします。(苦笑
が……、人の気持ちが読めない人が多い気が?
トリューニヒトもそれで命を落としましたよね。
[ 2010/08/21 00:33 ] [ 編集 ]
愛知のお話だったので、もしかして?なんて思っていましたが、
やはり関係がおありでしたか。

私もこのドラマ、大森さんの脚本でなかったら見ていませんでした。
でもこのドラマは新しいタイプの切り口だったと思います。
どこまでが原作に沿っていて、事実なのかわかりませんが、
主人公の父親を英語教師にして、その立場を非常に弱いものに設定してます。
だから彼は外では国の流れに逆らえないのですが、
しかし内では戦争に反対するようなことを口にして、
そこを息子に指摘されるという辛辣な描かれかたもしてます。
これはこのドラマにものすごく緊張感を与えていたと思います。

演説って、いかに対象を煽るかなんでしょうね。
言葉を選べばいくらでも乗せることができてしまう。
ドラマの中でも、演説1つで子どもたちが総決起するとは思っていなくて、
教師が「クスリが効きすぎた」というようなことを言っています。
「ペンは剣よりも強し」じゃないですが、
ふさわしい言葉の持つ力は恐ろしいと思いました。
自分があれに感化されないとは限らないし、
そういう流れに逆らってでも己の考えを通すぞとは言えないし。
ただ、考える力だけは持っていないといけないなと思います。

宜しければ、DVDお届けしましょうか?
[ 2010/08/21 00:57 ] [ 編集 ]
ありがとうございますm(_ _)m

お手数をおかけしますが、お願いしてしまって
よろしいのでしょうか(^^ゞ

大森脚本と聞いて絶対みようと思ってたのに
このていたらく(-_-;)

取り急ぎ、お礼のコメントをさせて頂きました。
新住所含めまして、お願いのメールは週末に…

よろしくお願いいたします。
[ 2010/08/21 02:39 ] [ 編集 ]
見ようと思いながら、つい忘れちゃうことありますよねー。
承知しました。
後日お送りしますので、しばしお待ちくださいね。
[ 2010/08/23 21:18 ] [ 編集 ]
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