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いろいろなことを、気の向くままに。   
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「ちょんまげぷりん」 荒木源 著  

映画が公開中の「ちょんまげぷりん」。
なんと素晴らしいタイトルでしょうか!
思わず「え?」と思ってしまう怪しげなタイトル。
ついつい内容確かめずにいられないじゃないですか!
それでも特に興味はわかなかったんですが(苦笑)、
本屋でこれ見てジャケ買いしてしまいました。

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これだけ見てると超好みのイラストだわー。
イラストを描いてる上條淳士さんて、TO-Yの作者でしたか。(歳がばれるなあ)
面影あるけど、やっぱり絵って変わるもんですねえ。

1巻のお話は、江戸の侍が現代にタイムスリップしてきてパティシエになるというもの。
彼は21世紀の生活に馴染んでいく過程で、
現代社会では「仕方ない」とされていることに喝を入れたり、
日本人として失いつつあるマナーを指摘したりしていきます。
生き方に対するちょっとしたアドヴァイスがあったりもします。
それらは特別新しいことではなく、日々私たちが問題にしていることなのだけれど、
江戸の人間が言うからこそ説得力があるという点が新しいと思いました。
あと、この侍とプリンという組み合わせが最高です!
まさに発想が成功をもたらした作品だと思います。
2巻は現代から少年が江戸にタイムスリップして、そこで成長するというもの。
プリンネタももちろん引っ張っています。
とにかく文字が少ないですし、展開も速いので、まるでマンガのようにサクッと読めてしまいます。
ちょっと安直な展開だけど、最後には優しい気持ちになれるし、
この手の作品ならこれでいいのかな。
まさにデザートみたいな作品なので、あまり凝ってないほうがいいのかも。
でも日頃時代小説に親しんでいる人には物足りないだろうと思います。
時代小説を読みなれていない人、または歴史に興味がなかった人向けかと。

ちなみに主人公は、この表紙のイラストのようにかっこよくないです。(笑
映画では錦戸くんが演じていますが、眉毛が「そんな感じ」を醸し出しているように思いました。
寒い日の午後に見るにはいいかもしれません。
きっとほっこりすると思います。
[ 2010/10/28 22:24 ] 読書/ファンタジー | TB(0) | CM(2)

半旗を掲げる 

帰ってきてネットでニュース見てびっくりしました。
あのタコのパウルくん、亡くなってしまったんですね。
老衰だったようですが、夏のサッカーW杯のとき既に寿命と言われてましたもんね……。
ドイツの試合を6つ、そして決勝の全7試合、結果をすべて的中させたパウルくん。
最後の予言は、2018年のW杯の開催国にイングランドを選んだことだそうです。
果たして最後の予言は的中しますでしょうか。
パウルくんは近いうちに火葬され、記念碑が作られるようです。
水族館スタッフの皆さんの落ち込みは想像するに余りありますが、
この夏一生懸命ドイツ代表を応援してきた身としても、やはり寂しい気持ちになります。
一緒に並んでテレビを見ながら応援してきた見知らぬおじいさんが、
ふっといなくなってしまったような、そんな切なさ。
ドイツのニュースサイトでは、「オーバーハウゼンの水族館、半旗を掲げる」との見出しで、
パウルくんの訃報を伝えておりました。

今日は本当に寒い一日でしたね。
小さいオイルヒーターじゃ全然暖かくないのだけど、まだストーブを出すのは躊躇われますなあ……。
[ 2010/10/26 21:52 ] ニュース | TB(0) | CM(6)

誤植……じゃない 

急に寒くなりました……。
明日は暖房がいりそうな気温。
とりあえずオイルヒーター出してこよう。

今日、私の車の前を走っていた白のベンツ。
「大阪」ナンバーでした。
それを見た瞬間、

「あ、字、間違ってる!」

と思ってしまった私は……。(苦笑

そういえば、大坂ってどうして大阪に変えたんだろうと思ってちらっとググってみました。
1)坂 は、土に返る(坂を転げる)から「死・衰退」を連想させて縁起が悪い
2)坂 は、「士」族が「反」乱を起こすと読めるため縁起が悪い

この2つの説があるようですね。
へー、と思いました。
私には2の方がもっともらしく聞こえます。
明治政府としては士族の処理に頭を悩ませていたわけですし……。
ただ、明治政府が「大阪府」と正式に定めた時点では、まだ士族の反乱は起きていなかったような?
そうすると、1なんでしょうかねえ。
昔の文書における漢字は、書きやすい方が使われるというようないい加減な使い方も多いので、
江戸の頃には「大坂」と「大阪」の両方が流通していたんじゃないかと想像はできます。
しかしなぜ明治政府によって正式名称が「大阪」に定められたのでしょう。
何でだろうなあ。
ちょっとしたことだけど、気になってしまいました。
[ 2010/10/25 23:32 ] 歴史雑記 | TB(0) | CM(4)

仕分け対象? 

先日、演奏会の会場の下見に行ってきました。
オルガンは本物のパイプじゃなくて電子だったのでガッカリですが、
まあそれは仕方ないです。
とりあえず仕様なんかを確認していたら、案内の方が不安そうに一言。

「調律はどうしましょうか?」

…………え? 調律? なんですかそれ?
これ、電気機械ですよ???

どうも話を聞くと、毎年それなりのお金を払って調律してるということ。
えーーーー、びっくりです。
私、自分の練習用の電子オルガン、買ってから一度も調律してませんがな。
調律というか、壊れたら修理するんじゃないの?
もう1度いいますけど、これ電気機械だし?
そもそも調律という言葉がなんか変じゃないですか?
私が購入したお店の人は、
「何かあったら修理に来ます」
としか言いませんでしたよ。
何だかちょっと、えーっと、「暴利?」って思っちゃった。
だって、伺った調律代、ビックリするほど高かったんだもの!

一応先方には「調律はいらない」とお伝えしましたが、
毎年調律していることにひどく驚いた私を見て、
「え、いらないんですか……」とめちゃ動揺してらっしゃいました。
多分次年度の予算から外されると思います。
仕分け対象に入れられたんじゃないかと。(笑
そんなこといって、調律の必要な電子楽器だったらどうしよう!
[ 2010/10/22 23:02 ] 音楽/オルガン | TB(0) | CM(2)

いちごみるく味でウザ語り@星組「ロミオとジュリエット」 

星組さんの「ロミオとジュリエット」、DVDで鑑賞です。(公演情報はコチラ)
いつもであれば1つの記事でまとめてしまうんですけど、どうにもまとまりそうになかったので、
今回は、ハバネロ味(→)といちごみるく味の2種類でレビューを書いてます。
こちらはいちごみるく味です。
いちごみるく味ですから、当然甘ったるいです。
いやだってもう、このキラキラっぷりが素敵すぎて。
主役2人のラブラブっぷりはごちそうさまって感じだし。
以下、恐ろしく長いので、読んでくださるかたのみどうぞ。(笑

********************

[ 2010/10/21 23:38 ] 舞台 | TB(0) | CM(0)

野次馬…… 

歴史スキーとして史料やら小説やらを読んでいると、
時々自分が“ただの野次馬”なんじゃないかと自己嫌悪に陥ることがあります。
歴史上の登場人物を追っていくと、当然ながらその人の一生を知ることになります。
どういう幼少時代を過ごし、どのような結婚生活を送り、どのような最期を迎えたのか。
謎の部分があれば、それを知りたくもなってしまいます。
これってよく考えると、プライベートの侵害も甚だしい行為ですよね。
赤の他人の生活を覗き見して、残された手紙をつぶさに研究したりなんかして。
もちろん歴史研究のために必要なことだとはわかっているんですけど、
その人物のことを深く追っていくうちに、
「こんな手紙、他人に読まれたくなかっただろうな」みたいなのに出会うと、
ものすごくごめんなさいという気持ちになってしまいます。
歴史スキーのみなさんは、そんな思いを持つことはないですか?

先日家を出たところ、数軒先の家の前に救急車が停まっていました。
私は車だったので徐行で通り過ぎたのですが、そのときの野次馬の多さに呆れてしまいました。
近所のおばさんたちが10人以上集まって、遠巻きにその家を見てる。
ちょっと先の小路からも、5人くらいのおばさんたちが覗いてます。
しかも談笑してるの!
これってどうなの?
もし自分が救急車に乗る立場だったら、誰にだって見られたくないですよ。
まあ自分の家の前に救急車が停まったら確認はしますよね。
何があったんだろうって。
でもそれ以上見ようとはまったく思いません。
ましてや家の外に出て、事の成り行きを見守ろうだなんて。
人間のとても嫌な一面を見た気がして、この日は1日気分が悪かった。
それと同時にまた、歴史に深入りしすぎている自分も、
この人たちとどこか同じなんじゃないかとふっと思ってしまった……。

考えすぎなんだろうけど、そんな風に思ってしまうことがあるのです。
[ 2010/10/20 22:10 ] 日常 | TB(0) | CM(6)

ハバネロ味でウザ語り@星組「ロミオとジュリエット」 

フランスミュージカル「ロミオとジュリエット」の評判を知ったのは数年前。
一度観たいと思っていましたが、日本で上演するなら東宝だろうなーと漠然と思ってました。
まさか宝塚でやるとはね、ちょっとびっくり。
さすがに梅田や博多まで遠征できなかったので、DVD鑑賞です。(公演情報はコチラ)
評判どおり、とっても素敵な作品だなと思いました。
しかし今回は、ハバネロ味いちごみるく味(→)の2種類で、
レビューを書かざるをえない感じです。(苦笑
ものすっごく長いです。
こちらはハバネロ味です。
OKの方だけお読みください。


**************

[ 2010/10/19 21:40 ] 舞台 | TB(0) | CM(0)

イバハチにきゅん。 

伊庭八郎を愛してやまないAkiさんが出版された「小説 伊庭八郎 征西日記」。
読み終わって何ヶ月経ったんだっていうくらい亀な話題ですが、
ご紹介させてください♪

イバハチラーの皆様のバイブルである「征西日記」」の解説本を出されたのが昨年のこと。(既に完売)
こちらは原文に加えて、読みやすくて楽しい解説、さらに写真やイラストまで入って、
非常にディープかつ面白い1冊に仕上がっていました。
しかし候文ばかりではとっつきにくいのではと、
イバハチをもっと多くの人に知ってもらいたいというAkiさんの思いから、
今回出版された小説版が誕生しました。

小説 伊庭八郎<br />征西日記

巻頭には、普通の小説にもついていて欲しいスバラシイ年表がつけられています!
私が歴史ものを読むときは、結構日本史の年表や図録を引っ張ってくることが多いんですが、
こうやって1冊の中に納まっているととっても便利!
作品は、短編5編とおまけの1編で構成されています。
それぞれの作品には史実考察のページも設けられてます。
一応同人という枠の中で出されたものなので、詳しい中身には触れませんが、
「伊庭八郎」を敬愛し、彼に対して誠実に向き合うAkiさんの姿勢が良く表れた、
ストレート勝負の作品集になっていると感じました。
きちんと史実を踏まえたうえで作られた作品の中に息づく伊庭八郎には、
まさにこんな人だったのではないかという魅力があります。
ヒーローでもなく、歴史の大舞台で立ち回っているわけでもない。
けれども作品から匂い立つその魅力は、
実際に伊庭八郎が多くの人に慕われたことを彷彿とさせます。
「隣の家のお兄ちゃんが実はとってもすごかった」的な発見が、
おそらく幕末スキーになる要素の1つだと私は思っているのですが、
この短編集を読んで、ますますその思いを強くしました。
本当にこの伊庭八郎にはきゅんとしますね。(笑
ちょっとイバハチに転びそうになる1冊でした。

興味を持たれた方は、コチラへぜひ。
[ 2010/10/18 22:39 ] 読書/時代・歴史物 | TB(0) | CM(0)

職場で炊きたてご飯 

炊飯器型のお弁当箱が登場ですよ、奥様。
仕事柄、お弁当を持っていく機会はありませんが、
コレ、良さそうというより面白そう。(笑


これ1台で簡単・節約・自炊!HOTデシュラン(ホットデシュラン)これ1台で簡単・節約・自炊!
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東京ウォーカーによれば、

付属の「おかずケース」に夕飯の残り物や冷凍食品などを入れて出勤し、
本体に無洗米と水を入れたあと、「おかずケース」をセットして炊飯スイッチを入れるだけで、
30分後には炊きたてのご飯と温かいおかずを同時に食べることができる便利グッズだ。


とのことですが、すごいな、こういうものを本当に作ってしまったところが。
多分昔からみんな憧れだったと思うんですよね。
職場でも学校でもあったかいご飯♪って。
高校のときは、教室がセントラルヒーティングだったので、
冬場はみんなその上にお弁当のっけて温めてました。
もちろん冷めたおにぎりとか、冷めたふりかけご飯とかもとっても美味しいんですけどね。
この商品は直径15cmということなので弁当箱にしちゃ若干大きめでしょうか。
でもアルミホイルもOKだし、普通の1合炊き炊飯器にもできるみたいだし、
あったら便利そうではあります。
あったかいカレーとかも食べられますよね。
電源は普通にコンセントみたいなので、そこがちょっとなあ。
例えば職場とか学校にこれを持ってきた人が複数人数いたら、
昼時30分前からコンセントに繋がれたこの弁当箱が、ズラッと並ぶってことですよね。
それも結構壮観かもー!?
ちょっと興味あるお品です。
[ 2010/10/16 00:38 ] 日常 | TB(0) | CM(6)

心を見通されました。 

アキネイターで遊んでみました。

http://jp.akinator.com/

まず頭の中に、1人の人物を思い浮かべます。
出された質問に、5つの選択肢の中から回答します。
いくつかの質問に答えると、ランプの魔人が頭の中に描いた人物を当てます。

いろいろやってみましたが、かなりの確率で当てられてしまいます。
もちろん、間違った推測や、該当する人物がいないと言われることもあります。
芸能人からアニメキャラまで結構カバーしていますし、もちろん歴史上の人物もOK。
谷原章介あたりはサクッと当てられるだろうと思ってましたが、
KOKIAもすんなり当てられてしまってビックリ。
「3カ国以上の言葉で歌う?」という質問が来たときに、なんかヤバイとは思ったんですけどね。
声優の若本規夫さんなんかは、ものすっごい遠い質問ばっかりだったのに、なぜか当てられてしまった!
実在しないキャラ、「十二国記」の中嶋陽子もわりと簡単に当てられてしまって。

でも何回やっても当たらないのが、

上杉景勝。

リストに名前はあるのに、なぜか魔人は間違えます。
信長とか家康とか、真田昌幸とか……。
多分質問の答えを情報として蓄積して、その中から回答を選んでるんでしょうけど、
簡単には当てられないのが景勝くんなんだな、うん。
さすが男は黙って上杉景勝なだけあって、情報量が少ないようです。(爆

自分的に一番やられたーと思ったのが、
「銀英伝」のロイエンタールを想定したとき。


ランプの魔人回答例
                                             (回答後の結果表示より)

質問が、
「宇宙に行ったことがある?」 → 「既に死んでいる?」 → 「赤毛?」
という風に進んだとき、苦笑してしまいました。
ここまでくれば絶対銀英伝キャラやん。(笑
Yesと答えたらキルヒアイスだったんでしょうねー。

これ、暇つぶしに結構面白かったです。
[ 2010/10/14 21:35 ] 日常 | TB(0) | CM(2)

「のだめカンタービレ」 1~23巻 二ノ宮知子 著 

ムキャーッ!!!
やっと読み終わりましたヨ、木暮さん!
本当に長い長い間お借りしたままですみませんでした。

のだめカンタービレ(23) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(23) (講談社コミックスキス)
(2009/11/27)
二ノ宮 知子

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本編全23巻、なんと昨夜一晩で12冊読みましたー。
おかげで今日一日、テンションのだめMAXでした。(爆
それにしても楽しかった。
このマンガ、嫌な人が1人も出てこない。
変なエピソードも出てこない。
本当にストレスのないパラダイスな作品。
よく取材してあって、「あるある!」ってしょっちゅううなづいてましたし、
音楽やってる人間としても「そういうことかー」なんて気づかされることもありました。
でも読んでいて、同業者としてはちょっと切なくなったのも事実。
ヨーロッパ編のことですけど、留学生活って多分あんなに楽しくないと思うんですよ。
「友達であってライバル」っていうのはごく限られた間柄で、
特に同じ楽器であれば「ライバルでありライバル」なことがほとんどだと思います。
しかも海外に行っちゃうと日本人社会はものすごく狭くなるし、
下手にその中にはまっちゃうと結構大変なんですよ。
だから日本人とはあえて距離を置いている日本人もいっぱいいます。
その点、のだめも千秋も日本人とあまり付き合いがないというのはある意味リアルではあるんですが、
留学生ってどこかやっぱり孤独だし、ギスギスしたところがあるというか、
もっとシビアな部分があるよなーと思うわけです。
留学生に限らず、音楽で食べていくっていうのは本当に難しいので、
特に男の子たちは必死ですよね。
オケの入団試験なんかでも、あからさまな嫌がらせされたりって聞きますし、
門下生同士で足を引っ張り合ったりとか……ね。
だからといってそういうことを赤裸々に描くべきだったとは思いません。
のだめの世界はあれでいいと思います。
ただ、羨ましいなって思っただけ。
あんなに素敵な仲間に恵まれて、それだけも充実度が違うというか。
もちろんそういう友達ができないわけじゃないけれど、限られた数でしかないです。
特にパリはパリっ子の気質もあって、日本人留学生には厳しい土地柄と聞きますよ。
自分としては作品から「パリに留学している」という雰囲気はあまり感じられなかったけど、
とりあえずヨーロッパに留学してるんだと思って読んでました。(笑
ヨーロッパ編では音楽的な面も結構掘り下げてましたね。
「音楽は決してお嬢さん芸ではない」ことがしっかり伝わったのではないかと、
ちょっと嬉しくもあり。

音楽は「音を楽しむ」と書きます。
決して「音で苦しむ」ではない。

これはよく言われることです。
聴く人はそれでいいんです、楽しんでくれれば。
でも奏者はそうはいきません。
きちんと音楽に向き合って演奏するということは、
この「苦しみ」を通過しないとできないことだと思うんですよ。
音を楽しむまでに、ものすごい苦しい過程があるんですよ。
のだめは、1巻からの課題だった「音楽と正面から向き合うとはどういうことか」を追求し、
きちんと最後にその答えを見つけていました。
そこからが彼女の本当のスタートだと思います。
千秋様とのバカップルぶりは程よい感じで。(笑)
2人が共演するのはずっと先のことだろうな。
そのときが描かれるのだとしたら読んでみたいですね、2人の成長ぶりを。
[ 2010/10/11 22:02 ] 読書/コミックス | TB(0) | CM(4)

藩士の珈琲 

行きつけの珈琲店で豆を焙煎してもらっている間、ふと目に留まったコピーが1枚。

「津軽藩兵を救った珈琲」

という記事でした。
1807年(文化4年)、津軽藩、つまり弘前藩は、幕府の命令で北方警備の兵を蝦夷地へ送ります。
ちょうどナポレオンが皇帝になるべく登り坂だった頃ですね。
1800年代前後って、どうしてもヨーロッパ史の方が馴染み深いな……。
それはさておき、蝦夷地で警備についていた弘前藩兵は、
厳しい冬の寒さの中、その多くがビタミンB1の不足による浮腫病で亡くなったといいます。
浮腫病はニコチン酸欠症のことだとありましたが、
調べてみると、皮膚炎、下痢、痴呆症などを発症するようですね。
末端神経障害なんかも出ることがあるようで、治療方法としては、
ニコチン酸のほかに、ビタミンB1、B2、B6を摂取する必要があるようです。
さて、1855年(安政2年)、弘前藩は再び兵士を蝦夷地へ送ります。
そのとき、浮腫病の予防薬として配られたのがビタミンB1を含む珈琲!
派遣されていた藩兵は士族分ではなく、大半が農民や漁師だったそうですから、
彼らが珈琲を飲んだ最初の一般庶民ではないか、とのことでした。
そうですよね、この頃は出島に繋がりのある、
一部のセレブの皆様しか珈琲など口にできないと私も思っていました。
ヨーロッパではこの頃結構珈琲は普及していたはずですが、
薬ではなく、もっぱら嗜好品だったはずです。
それを薬として一般庶民が摂取するというのは、いかに珈琲が貴重で珍しいものだったか伺えますよね。

弘前では、当時藩兵たちが飲んでいた珈琲を再現した「藩士の珈琲」が飲めるらしいです。
入れ方も独特。
焙煎した豆をすり鉢ですって、粉を麻の袋に入れる。
それをお湯の入った土瓶に入れ、振り出しながら色を見ていく。
湯飲みに注いでできあがり。
味は薄くて優しい、アメリカンみたいな感じのようです。
豆も、当時入ってきていたものに近いものを使ってるんでしょうか。
出島でもこんな風に飲んでいたのかしら。
弘前に行って、ノスタルジーに浸りながら飲んでみたいなーと思いました。
来年、桜の時期に行きたーい!
弘前城ーーー!
[ 2010/10/09 23:03 ] 歴史雑記 | TB(0) | CM(6)

萩に攻め弾正? 

7月の長州紀行もまったく書いておりませんが、1つ小ネタを。
萩の街を歩いていたとき、ふと目に止まったこの看板。


幸隆神社


ゆ、ゆきたかじんじゃ?
って読んでいいの???
なぜ萩に攻め弾正が祀られてるの?

様子を伺ってみれば、至って普通のビルなんです。
とてもこの階段の先に神社があるとは思えない。
同行(というよりほとんど案内人でした……)のAkiさんから、「行ってみる?」と何度も言われましたが、
自分的にもうなんかものすごく胡散臭くて、
階段を登っていったら中華街の門みたいな派手なお社がどーんと構えていそうで、
しかも変な祈祷師につかまって帰れなくなりそうで、
二の足踏んだまま結局スルーしてきちゃいました。
すみません、単なる自分のイメージです。すごい偏見です。
家でググればなんか出てくると思ったんですけど、全然情報ないです。
これはいったいどういう由来の神社なんでしょうか。
少なくとも「攻め弾正神社」でないことはわかってます。(笑
やっぱり確かめてくればよかった。
ということで、私の偏見を訂正すべく、確かな情報をお待ちしております。
[ 2010/10/07 23:04 ] 史跡めぐり | TB(0) | CM(4)

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎 著 

私にとって、初・伊坂幸太郎作品です。
あらすじは3行で書けと言われているので3行でまとめます。

平凡な暮らしを営む一市民が、
突然首相暗殺犯に仕立て上げられ、
彼がその「罠」からいかに逃げ延びるか、というお話。


ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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小説は今さらネタバレもないと思うので、ガンガン書いちゃいますね。
木暮兼人さんからいただいた映画の宣伝パンフで、主演の堺雅人さんが言っていました。
『良くできた物語がありますが、どう思いますか?』
これは、まさにこの作品の本質を突いた言葉だと思います。
この作品は本当に上手く作られている。
とにかく構成力がすばらしくて、文章のテンポもいいし、一気に読ませる力があります。
伏線を張るタイミング、回収するタイミング、どれも適確に仕込まれています。
謎が謎で終わってしまう部分、つまり「首相暗殺の真犯人は誰なのか?」が明確にされないのは、
私としてはたいして気になりません。
なぜならこの作品は一貫して一般市民の視点から描かれており、
その一般市民は真相から最も遠いところに置かれた存在だからです。
この作品の元ネタは、何度も文中で取り上げられるケネディ大統領暗殺事件でしょう。
ケネディの事件も真相は闇の中。
ちょっと過去を振り返れば、他にも真実がうやむやにされている例はいくらでもあります。
真実を知っている人間がどこかに必ずいるのに、それが世間に明かされることはないという、
いわゆる人間の作る闇の世界が、作品の中にも広がっています。
しかしこの点が、この作品をミステリとして読み、
鮮やかな事件の解決を求める人に不満を持たせてしまうでしょうね。
この作品に謎解きを期待してはいけません。

それに対し、濡れ衣を着せられた主人公が逃げる様は、実に克明に綴られています。
その行動、心理状態、思考回路、すべてが手に取るようにわかります。
それを我が身に置き換えてみれば、先を読まずにいられないというのも納得できます。
だからといって、じゃあこの小説は実際どうなのかといえば、うーん。
私はあまりにも「上手く作られすぎている」と感じました。
なんというか、すごく作為的な感じがしてしまったんです。
多分みんなが思っていることだろうと思いますが、
主人公が出会う人物が、みな彼に対して敵意を見せないというのはやっぱり腑に落ちない。
すべてがあまりにも都合よく進みすぎて、悪く言えば鼻につきます。
これでもかっていうくらい、すべての歯車がピタリと合ってしまう。
彼が出会う人物は、ほぼ全員過去に縁のあった人物で、
その人たちがみな過去を思い出しつつ彼を助けてくれる。
作品の根底に流れているものは、タイトルになった「ゴールデンスランバー」の歌詞にある、

かつてそこには故郷へ続く道があった

に表されていて、それが最終的にホロリとさせる要因でもあるのだけれど……。
仮にラストで巨大な敵と正面から戦っていたらまた別な感想も持ったかもしれません。
見事ではあるのだけれど、正直に言って、惜しいな、と思いました。
[ 2010/10/04 23:18 ] 読書/ミステリー | TB(0) | CM(8)

防災グッズ。。。 

地震のお見舞いメールをくださったみなさま、お心遣いありがとうございます。
ブログから遠ざかっていても、変わらず心配くださる気持ちがとても嬉しいです。
個人的に10~12月っていうのは毎年意味もなく気分が凹む時期なので、
なおさら優しさが身に染みます。

今朝の地震もかなり揺れを感じはしましたが、驚くほどではなく。
中越地震のときの揺れに比べればちょろいもんって感じでした。
春日山城からはかなり離れた土地に住んでますから、余波もさほどではなかったのではないかと。
とはいえ、ガッツリ熟睡中(6時台)に揺り起こされたので、
「あ……地震……」とは認識してはいても、体も頭も完璧に寝ている状態。
これがとんでもなく大きい地震だったらまず逃げ遅れていたでしょう。
そんなことがないようにお知らせしてくれるのがドコモのエリアメール
ドコモのHPによれば、

 緊急地震速報は、震源近くで地震をキャッチし、(中略)
 地震による強い揺れが始まる数秒~数十秒前に素早くお知らせするものです。
 ドコモでは、気象庁から配信された「一般向け緊急地震速報」を利用して
 最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)の地域の携帯電話に
 一斉配信いたします。


とあります。
このエリアメールの音が、本当にけたたましい。
地震より前に、これに驚いて心臓が止まるんじゃないかっていうくらいの音が鳴ります。
でも今朝はこれが発動してなかった。
つまりそれほど大きな揺れではなかったということでしょうか。
でも一昨日の夕方、ちょうど夕ご飯作ってる最中には鳴ったんですよね。(震源地は福島)

んーーーっ、んーーーーっ、んーーーーっ ヽ(`⌒´)ノ

ってな感じで、今にも携帯が暴れだしそうな勢いで。
とりあえず火を消して防御体勢をとりましたが、警報の割りに意外とあっさりした揺れでおさまりました。
自分の感じでは警報のなかった今朝(震源地は上越)の方が揺れた気がしたのですが、
その辺、人間の感覚って結構いい加減なもんなんでしょうかね。
とにかく3日連続で揺れてるので、もしかしてドカンと来るんじゃないかとビクビク……。
これから寒くなるのにーーー。

ところでみなさん、防災グッズはどうしてます?
私は古くなった非常食を食べたり、水を飲んだりしてほぼ解体してしまいました。
そしてまったく補充せずに放置してます。
今のうちに見直した方が良さそうですよね……。
[ 2010/10/03 22:06 ] 日常 | TB(0) | CM(6)