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いろいろなことを、気の向くままに。   
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但し、記事と関連性のないものは、
ご遠慮くださいね。
予告なく削除させて頂きますので、
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デルフィニア戦記-第Ⅳ部 伝説の終焉5&6  茅田砂胡 著  

伝説の終焉〈6〉―デルフィニア戦記 第4部

伝説の終焉〈5〉―デルフィニア戦記 第4部
伝説の終焉〈6〉―デルフィニア戦記 第4部
 茅田 砂胡 著
 
ずーっと忘れていたんですが、やっと買って読みました。
う~ん、ここまで来るともはや意地でしたね。
全て読まねば気が済まぬ、という。(苦笑
最初は掛け合い漫才みたいなところが楽しくもあったんですが、
後半、物語の勢いが落ちたというか、
さすがに長すぎた(全18巻)というか、どうも読みたいというモチベーションが右肩下がりで。
おまけにここまで来るともう何でもありという展開で、
どうせデルフィニアが超人的な方法で勝つんだし、味方の主要キャラは誰も死なないし、
正直あまりに不公平で、討たれた敵方の王様が哀れになりましたよ。
掟を破ってまで超能力を使っちゃうのもずるいよなって思ってしまうんですよね。
一応「能力を使ってはならない掟」が存在しているわけですが、割とあっさり破られちゃう。
まあ掟を破ってまで友を助けるというのもアリですが、
破ることができないがための苦しみっていうのもあるはずで、
何でもかんでも超人的な能力で解決されてしまうと、正直苦笑せざるを得ないです。
じゃあ何のために掟を作ったんだよ、と。
ファンタジーだからねと言われればそれまでですが、
C★NOVELSはそれほどお子様向けの文庫でもないと思ってたんですけどねえ。
18冊も読んできたのに、感想がコレっていうのはどうなんでしょうか。(苦笑
私はファンタジーものとはいえ、魔法やら超人的能力やらが出てくるものは苦手なので、
そのあたりの好みもあったかもしれないです。
やっぱりファンタジーを読むなら架空歴史物がいい! 
何か面白い作品ないかなあ。
[ 2006/02/28 23:43 ] ファンタジー | TB(0) | CM(0)

スターの顔 

注目のフィギュア・スケート女子シングルが終わって、
「トリノオリンピックは終了~」と感じちゃっている人が多い気がしますが、
まだ日程が残ってますよ、閉会式もありますよ、みなさん!

さて、そのフィギュアの女子シングルでは荒川静香選手が金メダル。
おめでとうございます!
フィギュア・スケートの場合、毎年NHK杯やらグランプリファイナルやらと放映があるので、
それなりに馴染みのある選手が出てきますね。
このオリンピックに出場した選手の中で私にとって馴染みの深い選手は、
やはりロシアのスルツカヤ選手です。
彼女が初めてヨーロッパ選手権に出たあたりから見ていますが、
当時はまだあどけなくて、ポニーテールに民族衣装がよく似合い、
おまけにほっぺが真っ赤になっちゃうところも愛らしくて、
私は勝手に「リンゴちゃん」と呼んで応援していました。
その影響で我が家では、今でもスルツカヤ選手を「リンゴちゃん」と呼んでいます。(笑
当時のお写真はコチラから、ちょっとスクロールしてご覧ください。
そんな彼女が髪をばっさり切ったときはショックでしたが、、
あの真っ赤なほっぺをした垢抜けない(ごめんなさい!)女の子が、
銀盤の女王と呼ばれ、こんなに堂々としたスターの顔を見せるようになるなんて、
当時はまったく想像もしていませんでした。
そして今、余裕の演技と女王としての笑顔を見せるスルツカヤ選手には、
当然、何の不安を感じることもありませんでした。
だからこそ、いくら他のメダル候補の選手の名前が挙がっても、
たとえオリンピックに魔物が棲んでいようとも、いやだからこそ、
経験と実力を兼ね備えた彼女が「金メダル」を取るのだろうと思っていたのです。
しかし…。今回は、SPでもFPでも、彼女の笑顔がどこか翳っていました。
反対に荒川静香選手は、今までと明らかに顔つきが違っていました。
本人がどうしたというわけではないと思います。
自然に生まれた表情なのでしょうが、そこには「強さ」がありました。
緊張でもない、真剣さでもない、そういうものとは別な次元にある「強さ」。
彼女がリンクに現れた瞬間、「ああ、この人が勝つな」と思いました。
あれはまさしく、「勝ち」を確信させるオーラだったのでしょう。

今テレビに映し出される荒川選手の表情は、どれも輝いて見えます。
そしてそれは今まで見せたことのない顔、つまり「スターの顔」であると思いました。
本人は何の意識もしていないだろうに、不思議だなあと思いながら、
素晴らしいエキシビションを見ていました。
[ 2006/02/25 23:32 ] スポーツ | TB(0) | CM(2)

The有頂天ホテル~むっちゃんの場合 

三谷作品において、佐藤浩市さんはちょっと異質な存在ではないかと思っていました。
色とりどりの花壇の中に、ちょっと野生的な盆栽が置いてある感じ。
(ヘンな喩えですいません。(苦笑)

「The有頂天ホテル」での佐藤さんの役どころは汚職国会議員・武藤田勝利。
かつては国の改革を真剣に考え、支持も多かったのに、
愛人問題に汚職事件にとスキャンダル続きで、今は高級ホテルのスイートルームに隠遁中。
そんな武藤田議員は、スイートルームの高級ソファーに寝そべって、
クロスワードパズルを解いている姿で登場します。
外ではマスコミが騒いでいますが、そんなのは秘書になんとかさせればいいと、
傍目には実に尊大で軽薄な態度を示します。(しかしダンディなんですよねえ)
この画面だけ見ているとシリアスこの上なく、
「こいつは何かヤバイことをやらかす(orやった)に違いない」と思うのですが、
このときバックに流れているのがマーラーの交響曲なんです。
エンドロールでは交響曲第2番と出ていたと記憶していますが、正確にはそれの第3楽章で、
これは同じマーラーの歌曲集「子供の不思議な角笛」に入っている、
「魚に説教するパドゥアの聖アントニウス」からの転用です。
「子供の不思議な角笛」は、ブレンターノとアルニムが共同で纏めたドイツ民謡集で、
マーラーはここから気に入ったものをピックアップして曲をつけました。
そこに記されている「魚に説教するパドゥアの聖アントニウス」ですが、
アントニウスがあるとき教会へ説教に行くと誰も集まっていないので、
仕方なく川へ行って魚相手に説教を始めます。
するといろんな種類の魚たちが集まってきて、その話に耳を傾け称賛し、
尻尾で水面を打って拍手したりまでします。
ところが説教が終わるや否や、魚たちは元の生活に戻っていきます。
カマスはかっぱらいばかりやってるし、ウナギは惚れた腫れたと騒いでるし、
コイは食べてばっかりいて、要するに今聞いた説教など右から左。
すっかり忘れてしまいましたとさ。

というようなお話です。
つまり、これらの魚は人間の暗喩になっていると解釈することができ、
「説教なんてしたってどうせ忘れて元の木阿弥さ」という、痛烈な皮肉に聞こえます。
メロディーはユーモラスに、しかし真面目に流れていますが、
その周りで、クラリネットがまとわりつくような嫌味なモチーフを奏でています。
これは「ここで歌われていることはある種のパロディなんだよ」と、
マーラー自身が込めた皮肉であり、批判であり、懐疑とも受け取れると思うのです。
つまり、この音楽を聴いて武藤田議員のいかにもという態度を見た瞬間、
これがまさに「武藤田が身をおいている世界」を皮肉っている、
そしてそのパロディだと気づいたわけです。
そうすると全体が自嘲とも茶化しとも聴こえてきて、
私にとって野生的な「盆栽」は、見事に「花壇」の仲間入りを果たしていました。(笑
この選曲が三谷さん自身のものだったのか、
それとも音楽の本間さんのものなのかはわかりませんが、
その後のドラマ展開も音楽的内容とだぶるところがあり、
「むっちゃんのテーマソング」とでもいうような、見事に暗示的な音楽だったと思います。

私は佐藤浩市さんに対して常にちょっとギラついたものを感じているので、
ダンディに決めているのにヨーコ(篠原涼子)には「むっちゃん」と呼ばれ、
憲二(香取慎吾)が歌う「ドン・キホーテ、サンチョパンサ、ロシナンテ&オレ♪」という、
お世辞にも上手いと言えない歌に涙を流した挙句に自殺を思いとどまり、
洗濯ワゴンで逃げ(しかし本人はいたって真面目)、再起を誓って脱出したはずが、
変装が災いして駐車場整理をさせられ、しかも誘導失敗…という、
これまでの印象からはかけ離れた愛すべきキャラクターぶりに、かなり惚れ直しました。
本人は最初から最後までいたって真剣、真面目なのですが、
それが崩壊させられていく様がなんともステキで。
まあ、女はギャップが好きだそうですから。(苦笑

前述のマーラーの交響曲は、「復活」という合唱曲で締めくくられます。
「復活する、そうだ、おまえは復活するのだ」
果たしてむっちゃんは政治家として復活するのか。
あるいはアントニウスの歌のようにホテルでのことは忘れてしまうのか。
ぜひスピン・オフでむっちゃんのその後を見たいものです。

あ、他のブログを拝読してますと、藤田勝利と書かれてる方がいらっしゃいますが、
間違えやすいですけど「むっちゃん」こと武藤田勝利ですから! よろしく!

あ~あ、ウザく語っちゃった。(苦笑
[ 2006/02/24 01:18 ] 映画 | TB(1) | CM(6)

「THE WINDS OF GOD~世界を駆ける平和への思い~」 

昨日から始まった「にいがた国際映画祭」のオープニングを飾る作品として、
今井雅之さんが原作・脚本・監督・主役の、
「THE WINDS OF GOD~KAMIKAZE~」が上映されました。
全国公開(今秋予定)を控えての、トークショーつきプレミア上映会です。

主人公の設定が日本人からアメリカ人に変わったことによって、若干印象は違いますが、
原作、そして昨年のドラマに対して感じたものと大きなズレはありませんでした。
ただドラマは結構「泣けるように」作られてましたが、こちらはもっと淡々としていたかも。
その分、いろいろと考えることはできたかもしれません。
いずれにしてもベースにあるのは、
「ごく普通の少年、青年たちが特攻隊員として出撃できたのは、
国のため、天皇陛下のためという難しいことではなく、
ただただ兄弟姉妹、両親を守りたくて、そのためにはそれしか方法がなかったから」
ということに尽きるかと思います。
そういう自分たちと同じ普通の人間を描きたかった今井さんの想いは、
とても良く伝わってきました。
「あのころは両親を守るために命をかけていたのに、今は両親を殺すために命をかけてる」
トークショーでそう憤っていた今井さん。映画を観ると、その気持ちが良くわかります。

すでに13年も舞台上で演じ続けており、しかも1度幕を下ろした作品を再び板の上に乗せ、
さらに全編英語の映画を作ろうと思った経緯は、こちらによく書かれていますが、
アメリカの9.11同時テロで2機の飛行機が世界貿易センターに突っ込んだことを、
「カミカゼ・アタック」と報道されたことがショックで腹が立って仕方なかったのがきっかけ。
神風特攻隊とテロリストは違うんだと、それをアメリカ人に知って欲しくて、
そのためには全編英語で映画にするしかないと、制作を決意されたそうです。
アメリカでは字幕を読むなんて面倒なことは歓迎されないとのこと。
実はこの全編英語というのに、見ていてかなり違和感があったのですが、
アメリカに向けて発信したいという事情があったと聞いて、ようやく納得がいきました。
とはいえ、横文字が禁止されていたあの戦時中を描いているのにもかかわらず、
特攻隊員が「Yes, sir!!!」と敬礼するのにはどうしても馴染めないですね…。(苦笑

今井さんのトークで心に残ったのは、今は「戦後60年」ではなく、「戦前」だという言葉。
この数年で情勢はものすごく変わってしまいました。
有事法制にイラク自衛隊派遣、北朝鮮の核問題や中国とロシアの軍事合同演習と、
日本では相変わらず対岸の火としか思われていない一大事が、
実はすでにいろいろ起きているんだということを認識して欲しいと。
今井さんはさすが元自衛官。防衛の話になるとどんどんヒートアップしていきます。
熱くなりすぎて本来の質問を忘れてしまい、
「で、質問は何でしたっけ?」
と毎回言っていたところと、ご自身のことになるとつい関西弁になるところが、
重苦しいテーマをリラックスして聞く体勢に自然と持っていってくれました。
全身黒なのに、靴下だけが真っ赤。気合入ってましたよ。押忍!(笑

秋にはまた舞台で戻ってきてくれるそうです。今度は行くつもり。
今井さん自身は「なんと言われようと映画のほうが好き!」と仰ってましたが、
私はやっぱり舞台の臨場感が好きかも知れないなあと思いながら、
舞台版を楽しみに待ちたいと思います。
[ 2006/02/19 23:07 ] 映画 | TB(0) | CM(2)

The有頂天ホテル 

公開から1ヶ月が過ぎたので、慌てて見に行きました。
見終わって、「どこが<有頂天>だったのだろう?」と思ったのですが、
英語のタイトルが「The Wow-choten Hotel」だったので納得!
確かにワォ!な映画です。
キャストが豪華すぎるだけでも目が離せないのに、チョイ役の俳優さんを見つけたりするので、
「あ、こんなとこにも!」なんて反応するたびに、重要セリフを聞き逃してしまい、
三谷作品はじっくり腰を落ち着けて何度も見返さなければならないと、改めて確信した次第。
もうホント、Wow!と思った瞬間、Oh!ってなことになってましたから。(苦笑

【えー、以下ネタバレには考慮してませんので、
「ネタバレはイヤ!!!」という方は、鑑賞後にご訪問ください。(苦笑】



ストーリーとしては、年越し直前のホテルで繰り広げられる人間模様なわけですが、
まあこれがもう、こんなホテルは有りえんだろうと思うくらい、
次々とトラブルが発生するんですよ。
でも、今そこで起きたトラブルはきれいに解決するけれど、
そこに集まった人たちが抱えている根本的な問題は、何一つ解決していないんです。
それでもどこかちょっとハッピーな気分になれるのは、
彼らが選ぶ行動が、「生きることも悪くない」と思わせてくれるからだと思います。
コールガールのヨーコ(篠原涼子)が言う、
「何のために大晦日があると思う?」
「年が変わればいいこともあるわ」というセリフと、
ずっと耐えてきたチェリー(YOU)が、最後に念願かなって素晴らしい歌を披露することが、
それを一番よく表していたんじゃないかと思いました。

作中で一番魅力的だったのは、現在、公私共に充実している篠原涼子さんでしょうか。
彼女はコールガールという、ともすると暗い過去を滲ませてしまいそうな役どころを、
セクシーに、且つ明るくさらりと見せてくれました。
ヨーコは、多分この作品の中で一番ポジティヴに、そして力強く生きてるんじゃないかな。
追い出されても追い出されてもホテルに忍び込んでくるしたたかさが、
全然嫌味じゃないのがまた好感が持てました。

作品のツボを挙げればきりがないですし、
すでに各所で語りつくされてる感があるので、ここでは割愛します。(笑
でも明日は愛すべき汚職議員・武藤田勝利氏を別枠で語り倒す予定!
[ 2006/02/17 23:40 ] 映画 | TB(4) | CM(6)

神はサイコロを振らない5 

今回は途中で何度も電話が来て視聴を中断。
録画もしていないので、いつものような感想は書けません…。。
かなり良い回だったみたいなので、まともに見られなかったのが残念。

「10年前は100個出来る事があったけど、今は10個くらい」
そう、38歳のヤス子は言う。
大人になるということは、できることとできないことがわかるということだ。
ものすごくよくわかる。
若いうちはどんなことでも挑戦できてしまう。無鉄砲にもなれる。
だからそれが例え不可能なことでも、力で乗り越えてしまうこともある。
だけど歳を重ねると、どうしてもまず頭で考えてしまう。
立ち止まって、考えて、判断を下す。
その結果できないとわかったら、無理を承知で挑戦なんてしない。
それを「諦め」と捉えることもできるが、それが「分別」でもある。
でも親友の亜紀は、「哲や私がいても10個しか出来ない?」と訊く。
ここでハッとした。
そうなんだ。
できないとわかっていることでも、誰かが背中を押してくれたら、
誰かが一緒に歩いてくれたら、誰かが応援してくれたら、できるかもしれないのだ。
その「誰か」に出会えるかどうか。
人生を豊かにできるかどうかは、そこにかかっているのかもしれない。
[ 2006/02/16 23:05 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

岡崎朋美選手の悔しさ 

スポーツは、その競技そのものの面白さもありますが、
競技に臨む選手が見せる姿勢に感動することが多々あります。

スピードスケート(500m)のメダル候補といわれた岡崎朋美選手は、
悔しさの残る「4位」という結果に終わりました。
トリノ入りしてすぐに風邪をひき、開会式の参加は無理と見るむきもある中、
当日はオリンピック日本選手団の主将として、彼女は会場で笑顔を振りまいていました。
その様子にホッとした人も多かったはず。
「風邪をひいていなければ出席した。それを風邪だからと行かないのは自分勝手」と、
微熱の続く体を案じつつの参加だったといいます。
彼女がわずか100分の5秒差でメダルを逃したとき、
「もしも開会式に出ずに体調を重視していたら…」と、誰もが想像したでしょう。
だけど岡崎選手はそれを「言い訳」と言い切り、風邪だろうとなんだろうと、
「今日という日は戻ってこない」という覚悟で試合に臨んだと、ある新聞は伝えました。

アテネオリンピックのときにも感じましたが、このところのオリンピックの報道は、
メダルに対して異常なほどの期待をかけていないでしょうか。
何人ものメダル候補が特集され、まるで確実にメダルが取れるかのような、
過剰な宣伝文句を次々に流してきます。
それによって、国民だけでなく、選手までもが惑わされていやしないかと思うのです。
新聞に日本選手の「慢心」と書かれてしまうのも、当たらずとも遠からずではないかと。
だからこそ、岡崎選手の「悔しいです」という言葉が身に沁みます。
本当に、本当に悔しかっただろうなと、一緒にため息が出ました。
でも、精一杯力を出し切っての「悔しさ」に、「後悔」は微塵も感じませんでした。
オリンピックは結果がすべてと言う人もいます。私はそれを否定はしません。
けれど、その裏に隠された「見えない姿」の方が、私には大切だったりします。
そこから引き出されるメッセージは、競技の結果以上のものを伝えてくれるからです。

「今日という日は戻ってこない」
私も何かに臨むとき、これを忘れちゃいけないと、心に書き留めておきます。
[ 2006/02/15 23:56 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)

バレンタインにチョコなんかいらない! 

チョコレートが苦手な私にとって、この時期デパートに入るのは非常に苦痛なんですが、
なぜか今年は、売り場にチョコレートの香りが充満していません。
充満どころか、仄かにも香っていない。
これは客から苦情でも出たんでしょうか? 
それとも同じ売り場の他のショップから「困る」とでも言われたんでしょうか?
いずれにしても、フツーに店内を歩きまわれるので、
嬉しくてチョコレートのウィンドウを覗いてみる勇気まで湧いちゃいました。(苦笑
さすがに今日が当日ということもあって、どの店も女性が鈴なりでしたが、

「チョコレート受け渡しの習慣なんかなくなればいい」というOLは70%。
サラリーマンも50%がそう感じていることが、
インターネットで情報提供を手掛けるアイブリッジ(大阪市)が実施した、
バレンタインデーに関するアンケートで分かった。
                         (共同通信より)


というニュースは、かなり信憑性のある結果ではないかと思いました。
昨年は友達同士で贈りあう「友チョコ」が流行りましたが、
今年はお礼代わりに贈る「感謝チョコ」が主流とのこと。
義理チョコの理由は「コミュニケーションの手段」(42%)、
「毎年の恒例」(40%)などが8割を占めると同記事にあるように、
すでに「義理チョコ」はすたれ、それでもチョコを贈る習慣だけは、
恒例行事として外せずに残っているということなんでしょう。

バレンタインは、カップルや片思いの人には大事な一日です。
でもそれにかこつけて、何もみんなが感謝しあったりしなくてもいいんじゃないか、
愛する人がいる者が「愛を確認する日」でいいんじゃないかと、私は思うんです。
学校なんかで盛り上がるのは微笑ましいですけど、
職場であげるあげないって…なんかちょっと異常な雰囲気に思えるときも無きにしも非ず。
まあ、簡単にお礼が言えるっていう利点もないわけじゃないですけど。
…しかし、「感謝チョコ」となると、日頃お世話になってる人に贈るんですよね。
遠方ですごくお世話になってる人が何人もいるんですけど、
そういう方たちには郵便や何かで送るんでしょうか。
あ、それはお中元やお歳暮か。(爆
でもそれを思うと、遠距離恋愛で会えない人は、
やっぱり宅急便なんかで送るんでしょうか……? 素朴な疑問…。
[ 2006/02/14 00:53 ] 日常 | TB(0) | CM(0)

トリノ冬季五輪開幕! 

始まりましたねー。冬季オリンピック。
開会式はビバ・イタリア!という感じで、楽しむことができました。
聖火が花火になって点灯したというのも、華やかな中に神聖な気持ちを起こさせて、
なかなか良い演出だったなあと思います。
最後に、引退したパバロッティがいつも通り白の大きなハンカチを手に現れたときは、
「絶対『誰も寝てはならぬ』を歌うんだろうな」と思ったのですが、やっぱりそうでした。
彼の持ち歌だということを抜きにしても、オペラ歌手が登場した以上、
♪ヴィンチェロ~!(Vincero=勝利) ヴィンチェ~~~ロォ~~~~!♪
というフレーズなくして、この開会式はありえないでしょうから。
さすがにパバロッティの声に往年の輝きはありませんでしたが、
声を張り上げられなくなった分、心がこもっている気がしてちょっと感動してしまいました。

さて、冬季五輪で私が注目している競技は、スケルトン、リュージュ、ボブスレーという、
日本ではちょっとマイナーなものばかりです。
この3つの競技はどれも、氷で作られたコースをソリで滑走するものなのですが、
スケルトンはソリの上に腹ばいになって頭から滑り、
リュージュはソリの上に寝る形で足から滑り、
ボブスレーはハンドルとブレーキがついた、ロケットみたいな乗り物で滑り、
それぞれに違いがありますが、いわゆる「ソリ」から発達したスポーツです。
どれも最高スピードが時速130キロメートルくらいになるそうで、
体が乗り物で囲まれているボブスレーはいいのですが、
体をさらしてるスケルトンとリュージュは、見ているだけでかなり緊張します。
特に頭から突っ込む形になるスケルトンはスリル満点!
昔ある番組の中で、スケルトンの選手の頭にカメラを設置して、
130キロで滑走する選手の目線を体験するというコーナーがあったのですが、
氷面が近いので視界は常に白く、なんだかわけわからないうちにゴール。
こんなんでどうやってソリの位置を調整したりできるんだろう…と、
素人丸出しな感想しか出てきませんでした。(苦笑

一番の期待は、リュージュのゲオルク・ハックル氏(ドイツ)が、
史上初の6大会連続メダル獲得なるかどうかということ。できれば金を!
もちろん、一時出場が危ぶまれたボブスレー日本代表も応援してます!
今回もまた、たくさんのドラマの誕生を待っています。
[ 2006/02/11 23:54 ] スポーツ | TB(1) | CM(4)

脈拍と寿命の関係 

「人が一生で打つ脈拍数って決まってるらしいわよ」
先日、母が言っていました。
大いに興味をそそられた私は、早速調べてみました。
だって、もしも一生で打つ脈拍数が決まっているとしたら、
簡単に自分の寿命が割り出せてしまうではありませんか。

人間の一生の心拍数は安静時で15億(拍)、
活動を考慮すると20~23億(拍)といわれています。
哺乳類では動物の種類によらず一生の心拍数はおよそ一定です。
              名古屋大学医学部第一内科の林博史氏の論文による



私の脈拍は1分間にだいたい66前後なので、
66(回)×60(分)×24(時間)×365(日)=34689600で、
1年に3400万回以上脈を打っている計算になります。
これでいくと、寿命は60歳前後ということがわかります。
今、日本人の平均寿命は82歳くらいですか?
そうすると、それより20年も早く死ぬってこと???
なんかちょっと損した気分ー。(苦笑
そんな冗談はさておき、普通人の脈拍って70前後だと思うので、
かつて人間50年と言われていたことは、理に適っている気がしますね。

ただこれも、確証があるわけではなく、そういう説もあるという程度のようです。
ネズミなどの小動物は脈が速く寿命も短い。
象くらいの大きさになると、脈も遅く寿命も延びる。
統計的に見て、脈拍数と寿命が反比例するという事実はあるようです。
これを踏まえると、寿命を延ばすには脈拍を遅くしなければなりません。
運動などもってのほか、興奮したりしてもいけないことになります。
そこまでする必要性はまったくもって感じませんが(苦笑)、
この説があたらずとも遠からず…だとするならば、
まあせめて、必要以上に怒ったり短気を起こしたりしないようにしようと思いました。

しかし心臓って、1年間に3400万回も伸縮してるんですね。
この事実にちょっと感動すら覚えました。
[ 2006/02/10 23:44 ] 日常 | TB(0) | CM(4)

神はサイコロを振らない4 

えー、あのー、今回の山本太郎くん、カッコ良すぎやしませんか?
というのは置いておいて。(苦笑

ヤス子に対する哲也の一途な想いは、山本太郎くんという人が演じることによって、
ものすごくストレートに、そして痛いほどに伝わってきます。
「オレはお前じゃなきゃダメなんだ」と。
だからこそ、真っ赤な薔薇の花束と指輪を持ってくるという、
古臭くて、いかにもというプロポーズの仕方が、逆にぴたりとはまるのでしょうか。
カッコつけでもない、キザでもない、本当に真摯な気持ちの表れとして。
だけどそんな哲也の想いを、ヤス子は静かに拒否します。
「私は今を生きている」と言って。
哲也のいない10年、その10年があってこそ今のヤス子がいるわけで、
2人の間には埋めようのない「時」という名の溝があるのです。
お互いに別なところで10年を過ごしてきたわけではなく、
片方にはその10年が欠落しているという、努力だけでは補いきれないであろう隔たりを、
おそらくヤス子が一番感じているのでしょう。
「お前にとっては10年前のことでも、オレにはついこの間のことなんだよ」
哲也は正直に気持ちを伝えたけれど、実はヤス子にとって、
これほど痛い言葉はなかったのではないかと思います。
でも、哲也もその溝を飛び越えるべく気持ちをぶつけているんですよね。
ああ、何て切ない展開なんだろう。

他の乗客たちも、それぞれの10年間を認識し始めています。
愛する人を失って過ごした10年間。
知らないうちに奪われていた10年間。
それぞれの時を経て再会した家族は、仲間は、その溝をどうやって埋めていくのか。
いよいよ話は後半へと入ってきたようです。
[ 2006/02/09 23:52 ] ドラマ・その他 | TB(1) | CM(2)

「新選組!」サントラ第2弾発売~ 

やっぱり来ましたよ。このお知らせが。

NHK大河ドラマ「新選組!」 オリジナル・サウンドトラック第二集
2006年4月21日発売! 税込\2,940(税抜\2,800)


発売済みの第一集とかぶる曲はないそうです。(テーマを除く)
正月時代劇のDVDと同時発売ということなので、春にはもう1度祭り開催になりそうですね。
私としては、DVDよりサントラのほうが嬉しいかな。
すでに固定イメージがついてしまっている音楽もあるけれど、
音の世界ではいくらでも自由に想像を膨らませることができるし、
分析とかやってみるとものすごく面白い発見があったりします。

あーあ、結局「組!」の話題は尽きないんだなあ…。(苦笑
[ 2006/02/07 23:49 ] 新選組! | TB(0) | CM(2)

『    』のバトン 

またまた歩行者天国のぷ~さんからいただきました。(いつもありがとうございます。)
今回は『   』のバトン。
与えられたお題について、設問に答える形式だそうです。
で、私に与えられたお題は「谷原章介」。ひぃ~、恥ずかしい…。

Q1:パソコンまたは本棚に入っている『谷原章介』は?
あははは…すいません、1個も入ってません。(汗
ジョニー・デップの写真ならあっちこっちから掠めてきたヤツがいくつか…。(苦笑
あ、写真集とか出てるんでしょうか?(知らないし)
雑誌とかにインタビューが載ると一応立ち読みしたり、時には買うときもありますが、
それとて切り抜いてとっておくということをしてないので、何もありません。
……ファン失格???

Q2:今妄想している『谷原章介』は?
巷の噂によると、今年あの「めぞん一刻」がドラマ化されるらしいんです。
このことを知ったのは昨年末なんですが、その前に8月のトークショーレポを書いた際に、

私、谷原先生にはぜひ高橋留美子さんの「めぞん一刻」の三鷹さんか、
「らんま1/2」の九能帯刀をやってもらいたいと常々思っていたのです。


と偶然にも記事中でこっそり「妄想」を披露していたんですよね。
噂でも三鷹さんは谷原さんに!という意見が多いらしいので、
これはぜひ実現していただきたいと。
犬好きな谷原先生が、どうやって犬嫌いの三鷹さんを演じるのか、
谷原先生がどのように華麗に優雅に、プラスちょいヘタレなテニスのコーチを演じるのか、
歯の煌めきはどう演出されるのか、五代くんとの低レベルなバトルは?、
響子さんとの勘違い恋愛劇は?などなど、妄想すれば止まりません。
テニスウェアはもちろんハーフパンツでね~。

それからもう1つ。
最近英国で、「人気テレビ俳優の声で」メールを届けてくれるサービスが始まったとか。
そこで思うのは当然、「谷原先生の美声で」メールを届けてくれないかってことですよ。
しかも、メールに“xx”と打てばキスを飛ばすこともできるんですってよ!
すごいです、このサービス。誰か私に送って!
キスはくれなくても、谷原先生の声で業務連絡をもらったら、
どんな嫌な用件でも「喜んで!」と答えること間違いなし。

Q3:最初に出会った『谷原章介』は?
何かの番組のトークゲストとして拝見しました。
チャンネルを回していたら偶然遭遇して、
「あれ、この人『新選組!』に出る人だっけ?」と思って何気に見ていたらやられました。
ソフトで美しいお声と、折り目正しい人柄、芸能人なんだけど芸能人ぽくない雰囲気、
落ち着いていて、普通に知的な感じなところ…と、まあ、ほとんど一目ぼれですね。(笑
それ以降、「甲子太郎はいつになったら出るんだ!」と、
「新選組!」を見ながら半ばイライラしておりました。

Q4:特別な思い入れのある『谷原章介』は?
思い入れ…やっぱり「恋におちたら」の神谷さんかな?
「タニハラ's サーズデイ・ナイト・フィーバー!」として記事にもしたように、
神谷陸という役ほど、ファンにとって美味しいシーンが与えられたことはない気がします。
気取ってカッコイイのかと思いきや、次々にボロを出し、実は三枚面だった神谷陸。
その前の華岡青洲役で見せたアダルトな美しさも霞むほどの熱(=怪)演でした。
因みに地方在住の私は、先生ご出演の過去のドラマも映画も観れずにおります。
だってレンタルされてないんだもん…。(涙
あと希望ですが、いつか大河ドラマにまた出ていただきたいものです。

Q5:私と『谷原章介』というお題で川柳をひとつどうぞ。
川柳ですか…。この「私と」っていうのがさらに難しくしてる気がしますが。(汗
「麗しき 声に溺れて 癒されて」
すいません、ひねりも何もなくて。(苦笑
声フェチの私としましては、やはりこの美声ははずせませんってことで。

Q6:最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?
それでは個人的に読んでみたいという思いから、以下の皆様を指名させていただきます。

笑うカンガルー日和のびすまるさんに、お題は「三谷幸喜」で。
Go Plain!のAki_1031さんには、「伊庭八郎」で。
徒然帖。のきりはさんは、「ルパン三世」のお題で。

もちろんスルーOKです! 宜しかったらご回答くださいませ。
[ 2006/02/06 22:23 ] バトン関係 | TB(3) | CM(11)

箱館売ります  富樫 倫太郎  著 

Go plain!のAki_1031さんが書いておられたレビューを読んで、
ず~っと気になっていた一冊。

箱館売ります―幕末ガルトネル事件異聞箱館売ります―幕末ガルトネル事件異聞
(2004/05)
富樫 倫太郎

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幕末期、プロシア人のR.ガルトネルは徳川幕府に許可をもらい、
蝦夷地で西洋式の農業をやるために開墾を進めていたが、
支配者が幕府から箱館政府に変わると、七重村(現在の七飯町)近辺の土地300万坪を、
99年間に渡って借用するという契約を結んでしまった。

本書は、この史実を元に箱館戦争を描いている。
といっても実際の戦争場面はエピローグにしか過ぎず、
メインはこのガルトネル事件に潜む「陰謀」だ。
この本の面白さの1つに、当時の状況を外国人(ロシア)、箱館政府、新政府の、
3つの立場から眺めることができる点があると思う。
そんな中、やはり一番美味しい場面をさらっていくのがこの男。
新選組の土方歳三だ。

土方歳三が、素人50人を率いて挑む驚天動地の戦。(帯より引用)


土方歳三は、悪役に描かれようと、ヒーローに描かれようと、
その「かっこよさ」が崩れることはまずない。
それは、土方歳三の生き様が男にはロマンを、女には憧れを抱かせるからなのだろうか。
作中の土方歳三は脇役にもかかわらず、「ここまで見せるか?」というほどにカッコイイ。

北海道大学付属図書館北方資料データーベースにて、
蝦夷地七重村開墾條約書を見ることができる。
19、20ページ目には、榎本総裁を始め、中島三郎助、永井玄蕃、ガルトネルの署名がある。
こんなものを見ていると、幕末がどんどん近づいてくる。
歴史が肌で感じられる面白さ。
エンタテイメントとして、痛快な1作だった。
[ 2006/02/05 21:59 ] 時代・歴史物 | TB(1) | CM(4)

Vox Humana 

連日ホールでオルガンの稽古をしています。
この4月で習い始めてやっと2年になるので、まだまだ初心者です。
その初心者にとって難しいのが、オルガンの「音」選びなんです。
オルガンという楽器は一見鍵盤楽器のようですが、実際の構造は管楽器です。
「鍵盤」と「パイプ」と「風箱」がオルガンの三大要素といわれていて、
要するに風箱から風がパイプに送られ、鍵盤でパイプの弁を開け閉めすることによって、
音が出るというのが大雑把な仕組みになります。
今は電動式の送風機から風が風箱に送られてきますが、
昔はとうぜん手動でふいごを動かして風を送っていたわけです。
よくお弟子さんとかがさせられていたみたいですが、止まることなく風を送り続けるのは、
風呂やかまどの火を起こすことよりも、もっと大変だったんじゃないでしょうか。

さてオルガンは、その多彩なサウンドが魅力の1つです。
そしてその多彩なサウンドを作り出しているのが「ストップ」というもの。
ストップにはフルートとかホルンとか、実際の楽器と同じような名前がつけられていて、
それぞれ異なった音色を出します。
つまりどのストップを選び、どれとどれを組み合わせるかによって、
何万通りもの音色を生み出すことができるわけです。
ちょっと話が逸れますが、たとえば「フルート」というストップを選んだとします。
すると鍵盤1オクターブ12音に対して、12本の「フルート」用パイプが必要になります。
なぜならオルガンは笛と違って、パイプ1本で1つの音しか鳴らせないからです。
すると、ストップが25種類あるとして単純計算してみると、
12個の音にに対してパイプが25本ずつ、計300本も必要になります。
コンサートホールの大きなオルガンになると、パイプが5000本くらいになるという…。(苦笑
私たちはただ鍵盤を弾くだけですが、メンテナンスをしてくださる方の労力を思うと、
本当に頭が下がります。
VoxHumana さて、そのオルガンのストップですが、
 オルガン初心者にとってはどれを選べばいいのか、
 どれとどれを組み合わせたらマズイのか、
 見当がつきません。
 あれこれ試してレッスンに持っていっても、
 即刻却下されてしまうことが多いので、
 「自分にはセンスってもんがないのか?」と、
 落ち込むこと多々。
しかもストップの名前からイメージされる音と、実際に鳴る音にギャップがありすぎるので、
どんどんどつぼにはまっていくというか、どうしたらいいのかわからなくなるんです。
そこがまたオルガンという楽器の醍醐味でもあるんですけどね。
オルガンのストップの中でも異色の、そして有名なものはVox Humanaでしょうか。
「人の声」という、実にロマンチックな名前のストップです。
楽器を使って人の声を表現しようというのか、それとも何か宗教的な意味合いがあるのか、
そのあたりのことはよくわかりませんが、何か惹かれるものがあるんです。
だけど音は、「人の声」から程遠い気がします。
オルガンは、同じストップ名でも楽器によって音色が違ってくるので、
他の楽器に触れてみたらまた違う印象を持つのかもしれませんが…。
ただ、人が作り出した「オルガン」という楽器、教会に設置される「楽器」に対して、
「人の声」という音色を組み込んだことに、神と人間の関係を垣間見る気がします。
[ 2006/02/03 23:24 ] オルガン | TB(0) | CM(0)

神はサイコロを振らない3 

飛行機の中で恐ろしい30分間を過ごした人間と、
地上で苦しく辛い10年間を耐えてきた人間との間に、くっきりと浮かび上がる溝。
その立場になったら、きっと自分のことでいっぱいいっぱいで、
相手の気持ちまで推し量るなんてこと、できないと思う。
だけどその思いをぶつけ合うことで、溝に橋をかけることができる。
いつかは、その溝を埋めることだってできるかもしれない。
もしもお互いに分かり合いたいと思うなら、自分をわかって欲しいと思うなら、
やっぱりいつでもどんなときでも、顔を見て話さなくちゃいけない。
それがどんな結末を迎えても、これは絶対に必要な作業なんだと思う。

消える運命にある亜紀はヤス子に言う。
自分に残された時間を、「ヤス子にとっての最高の時間にする」と。
それは同時に、ヤス子の記憶の中に「自分が生きた証」を残すということになる。
「新選組!! 土方歳三 最期の一日」の感想に書いたこととだぶるけれど、
死んだからって終わりじゃない。
その人が生きた証は誰かの記憶に残って、それがまた何かの形で、
次の誰かに受け継がれていく。
歴史に名を残すような人間かどうかなんて問題じゃない。
そうやっていくつもの人生が紡がれて、歴史が生まれていくのだ。
また今回も、人生を考える時間になった。

最後にものすごく気になっていること。
ヤス子の弟菊坊こと菊介(武田真治)くんは、音大卒のニートという設定。
それで彼らの家にはグランドピアノがあるのだろうけれど、
そのグランドピアノにシール(?)を貼ったのは誰ですか?
しかもあんなにでっかい陰陽勾玉巴の紋をいくつも!!!
菊坊の趣味!? 
…いや、菊坊の趣味はどうやらインターネットのよう。
402便のサイトを公開しているのが、まさか彼だったとは!
[ 2006/02/02 01:07 ] ドラマ・その他 | TB(1) | CM(2)