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フライトナースという職業 

2008年09月29日 ()
「情熱大陸……フライトナース・川谷陽子」を見ました。
フライトナースといえば、夏ドラマ「コード・ブルー」の冴島はるかを思い出します。
比嘉愛未さん演じる冴島は、全身に医療に対する情熱と反発を秘め、
ナースとしての強さと人間としての脆さを併せ持ち、それがどこか危なっかしさを感じさせました。
「コード・ブルー」は、一人前のフライトドクターになるべくやってきた4人のフェローが、
救急医療を前に団結するどころか、ライバルとして不協和音を鳴らし続け、
最後になっても決して馴れ合うことがなかった点が、ある種の緊張感を生んでいたと思います。
そんな彼らを一歩引いたところから眺め、結果的に影響を受けていった冴島ですが、
ドラマではない現実の世界でのドクターヘリは、どんな状況にあるのでしょうか。

「出来るだけ早く患者のもとへ駆けつけ、助けるための手段がヘリだった」
ヘリに乗って救命活動を行うフライトナースの道を選んで7年、
その第一人者とも言われる川谷陽子さんは、とにかくタフな方でした。
振り返らない。立ち止まらない。迷わない。
常に前へ前へと進んでいく姿に、ただただ驚嘆のため息が漏れるばかりでした。
ナースはドクターに従うというイメージがありましたが、川谷さんの場合は違いました。
むしろ川谷さんのほうがドクターなんじゃないかと思うほどの現場指揮振り。
でも救急の場で医師が救命に専念するためには、
それ以外のことをすべてサポートするのがナースの役目であり、
実はそれがナース本来の姿であるはずだと、私の意識を変えてもくれました。
重い荷物を担いで走り、人命救助という気の張る仕事をこなしながら、
「仕事は辛くないですか?」との問いに「何でですか?」と逆に聞き返せる余裕は、
どこから生まれてくるのでしょうか。
助けられなかった命も、助けた命も振り返らない。
それは一瞬非情にも思えるけれど、救いを求めている命を助けたいという思いは純粋であり、
そしてそれは自分が助けなければという思いはプロ意識の現われなのでしょうね。
誰もが川谷さんのようにいられるわけではない。
肉体的にも精神的にも、本当にタフな方だと思います。

川谷さんと違い、私が生きているのはごくごく日常的な世界です。
それゆえに流されやすく甘くもなりやすいわけですが、そこを律し鍛えることで、
新しい視界が開けてくるのかもしれません。
常に命と戦い続ける川谷さんの闘志に私は圧倒され、更に喝を入れられた思いでした。
[2008.09.29(Mon) 01:12] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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さらば幾島〜篤姫 

2008年08月04日 ()
今年の大河ドラマ「篤姫」は、本当に女性が喜びそうな展開だなあと毎回思います。
家定公が亡くなるまでは、これまでにはなかった「大ラブスストーリー大河」で、
女性というよりは、女の子なら1度は憧れるような、そんなプリンセスものを思わせました。
一大名の分家の娘が将軍の御台所になり、国の運命に翻弄されていく姿に、
もちろんこれがこのドラマのテイストなのですが、
日本の歴史でありながらも、どこかファンタジーを見ているような感覚になります。
「それって現実味がないってことなのかな?」と、書いていて今ふと思いましたが、
確かにドラマとはいえ歴史としてのリアルさっていうのはあまり感じられないかなあ。
安政の大獄の絵を見てさえ、どこか遠い話に思えてしまう。
まあ、私個人の感想ですけれども。

さて、今回何となく感想を書きたくなってしまったのは「さらば幾島」だったからなんですよね。
松坂慶子さん演じる幾島は、時に楽しく、時に厳しく、時にうるさく、
少々暑苦しいときもありましたが(苦笑)、本当に素敵なお姫様教育係でした。
篤姫にとって幾島が最も信頼でき、頼れる人間であったのと同時に、
私たち視聴者にとっても、ドラマを締めてくれる大きな存在だったと思います。
そんな幾島が大奥を去ってしまうことが、こんなにも淋しくなるなんて、
私自身予想もしておりませんでした。
家定公が亡くなられたときに、
「篤姫はこれからこうしてこの人(家定公)の想いを背負って生きていくんだな」
と感慨深くは思ったのですが、幾島が去ることが篤姫にとっては、
「支えを失うことではなく生きる気力をもらったことになるんだ」と、
しみじみ思ったら思わず涙が出てしまいましたよ。
幾島は己のけじめだけでなく、篤姫の将来を思って身を引くわけですし、
幾島に下賜された篤姫の婚礼衣装にはともに歩んだ日々の思いが染み込んでおり、
これが離れ離れの2人の思いを永遠につなぐのでしょう。
松坂さんのあの表裏のない笑顔を見れるのも、来週が最後なんでしょうね……。
そしてそのしたたかぶりが強烈なオーラを放っている中村梅雀さんの井伊直弼も、
来週にはいよいよ桜田門外で……。
いよいよ歴史的に、疾風怒濤な時期に入っていきますね。

それにしても「篤姫」を見ていると、無性に「新選組!」が見たくなるのはなぜなのでしょう。
時代がかぶっているからというのもあるんですけどね……。
[2008.08.04(Mon) 22:30] ドラマ・その他Trackback(1) | Comments(12) 見る▼
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COMMENT

何だが・・・ by びびんば
ここ数回の篤姫に泣かされている私です(爆)
ただし!やはり、大河ドラマとは、どこか認めておらりませんが・・・(←あれ?)

幾島の身の弾き方は、薩摩時代の菊・・・・名前忘れちゃった?(爆)
自害した少女時代のばあや(?)と同じ理由で身を引く(=足手まといになるから)ことに
「身をひく事とはそんなものなのか・・・」と思った次第でして・・・
(↑すみません!漠然過ぎて@汗)

なんだかんだ言って、井伊さんの活躍期間は短かったような・・・・
梅雀さんの演技には、全くもってすごいっす!><
「吉宗」の時に、家重と同一人物とはとても思えません(滝汗)
↑しかも、語弊のある言い方で、すみません!!
しかも、記事の核心に触れていないようなコメントで、すみません!!m(_ _)m

■びびんばさん by カタリーナ
>大河ドラマとは、どこか認めておりません
ええええ、わかります。
私も大河とは思っておりません。(笑
BGMに対する批判もチラホラ目にしていますが、
民放だったらあれで全然OKだと思いますし、
とにかく枠は忘れよう……って感じですね。
来年もこんなテイストなんでしょうかねえ。

>自害した少女時代のばあや
菊本ですよね。
実は私、最初のほうはあまりちゃんと見ていなかったので、
幾島への思い入れのほうが強くなったんだと思います。

梅雀さんはほんとすごいです。
あのしたたかさ、またそれを狙ったアングルで撮ってますしねー。
迫力のどアップが毎回ありますから。(笑
井伊直弼が大老になってから暗殺されるまでたった2年ですから、
やったことの大きさに比べて、実際の活躍期間て本当に短いんですよね。
来週、どんなカッコイイ死に様を見せてくれるのか楽しみです。

なんだか、寂しいのう・・・ by リューザキ
ドラマ全体の造りはともかく(え?)幾島退場は、ちと寂しい・・・

昔、彼女が「忠臣蔵」のドラマで遥泉院(←漢字、合ってます?)を演じた時、メイキングで、
大石の真意を知って、門まで追いかけ、黙って見送るというシーン。
松坂さんは、スタッフにちょっと待って貰って、本当の涙を流して演技してました。
同じ時期に別の女優さんが目薬ポタリとされていたので(以下、自粛)
違うな〜と、思いました。

今回の、天樟院と向き合うシーンで、うっかり涙が肝心なところで出てこなかったヒロインさんより
印象に残りました。
ほんとうの、グッチャグチャ顔で・・・

来週は、井伊サマ御落命・・・
ドラマをしめる重鎮が少なくなりますね、
っと、毘沙門天サマ(北大路さん)御降臨でしたっけ(汗)

でも勝海舟って、この頃、三十代では・・・(強制終了)

うわーん! by 木暮兼人
やっぱり見ないとダメでしょうか・・・
見ると堺雅人さん、じゃない家定さんがお亡くなりになってしまうので、避けてるんです(笑)

でもこれ以上溜まっても困るし・・
そろそろ消火活動に入ります。

うーん、でも、やっぱり哀しい(ToT)

今年の大河はなんちゃって大河ですが
来年はさらになんちゃって大河になるのかな・・・
もっとも、頭のてっぺんから足のつま先まで満足のいった大河というのも、私はなかなか思いつきません。
伊達政宗をスルーしてしまったのが痛い。
徳川家康と
最近だと新選組!はまとまっていたほうでしょうか
「秀吉」は途中まで良かったけど朝鮮攻めでかなりごまかしましたし。

■リューザキさん by カタリーナ
>うっかり涙が肝心なところで出てこなかったヒロインさん
あー……それを言っては!
わざわざセリフで「ぐちゃぐちゃな顔」とまで言ってますからねえ。
私も「いつ泣くの?」って思ってました。
やはりトシのグダ泣きくらいはしていただかないとね、あの場面では。(苦笑

勝海舟の北大路さんは、私にとっては毘沙門天サマというよりも、
今はホワイト家族のお父さんですね〜。(笑
歴史ドラマに実年齢との一致は求めてもムダなんですよね……。
それよりも周りとのバランスが悪いとひどいことになります。
昨年の玉木宏くんが信長をやった「敵は本能寺にあり」はひどうございました。(汗
玉木くんの信長に対し明智光秀が中村梅雀、秀吉が竹中直人、
近衛前久が柄本明、家康に椎名桔平という年齢関係全く無視なキャスティング。
信長が老獪なおじさんたちに陥れられていくという、
全く別なお話に見えてしまいました。(汗

■木暮兼人さん by カタリーナ
私としては、家定公がお亡くなりになったことは、
幾島の退去ほど辛くなかったんですよね。
篤姫は1ヶ月以上も家定公の死を知らされていなかったので、
そういう演出になっていたためでもあるかとは思いますが、
覚悟ができていたというのもあるかもしれません。
あと、途中から山南さんに見えてきて混乱していたせいもあるかも?(苦笑

>来年はさらになんちゃって大河になるのかな・・・
来年私は、そんなふうに冷静に言うことができますでしょうか……。(汗
私は49回(or50回)ちゃんと全部見た大河というのが、
「組!」と「風林火山」しかないんです。
「徳川家康」も「政宗」も抜けてますし、「秀吉」はまさにその朝鮮出兵の前辺りで脱落しました。
やはり1年間欠かさず見続けるというのは、なかなか力のいることですね。
自分の興味だけでなく、作品にもそれだけのパワーが必要だということでもあると思います。

by きょう子
「さらば幾島」はまだ見ていなくて、土曜日の再放送で見ようと思っているのですが、ここのところ、「篤姫」は泣いてばかりです。確かに、大河っぽくないですよね(苦笑)でも好きな時代だし、毎回楽しみに見ています。・・でも最近ちょっとどうでも良くなってきたような・・・??飽きてきたのか、自分でもよく分からないのですけれど・・。BGMは、少し前の回ですが、大久保が鬼になると母親に言ったときのBGMにはもうびっくりしてしまいました・・・v-12
オープニング曲は大好きなのですが!
家定はどうしても山南さんに見えてしまいますね。
来週は桜田門外の変なのですね。
梅雀さんの井伊直弼、滅茶苦茶気に入っているのに(笑)来週で見納めなのですね。残念です〜。
なんだか全然まとまりのないコメントですみません。

大河・・・ by 元康
仰る通り、ドラマとしてはなかなか面白いと思いますが、
「大河ドラマ」だと思うと物足りない感じがしてしまいます。
昨年の「風林火山」が戦国の息吹をかなり感じさせて
くれたので、
今作との差が・・・^^;;;

登場する重鎮達が皆篤姫に感化される中、
井伊大老のみは反篤姫を貫いて死んでいくのですね・・・
そのせいで、とても悪役っぽくなってますが^^;

■きょう子さん by カタリーナ
この作品のテイストなんでしょうけど、気軽に見れてしまう反面、
どうでもよくなる率も上がる気がします。
私も「見逃して損した!」と思うことが今年はありません。(苦笑
でもこのような大きな歴史ドラマで「見逃しても大丈夫」という感覚は、
1年という長いスパンを乗り切るのには今の時代、大切なのかもしれませんねー。

梅雀さんの井伊大老は来週が見納めです。
もったいなくてあまりに残念!
それにしても予告で流れた桜田門外の変のシーンが、
「組!」に酷似していたのですが、使い回しでしょうか、それとも?
これから勝海舟や龍馬も出てきますし、少しは骨太なドラマになってくるかなあと、
ちょこっとだけ期待してますけれども……。(笑

■元康さん by カタリーナ
>登場する重鎮達が皆篤姫に感化される中
これこれ!
これがやはり諸悪の根……(以下自粛

今年の大河は生ぬるいんですよね〜。(苦笑
視聴者をひきつけようと、ちょっと狙いすぎな気もしますが(苦笑)、
ドラマとしては面白く作られているとは思います。
昨年はまさに劇画タッチでしたから、
その落差に圧倒されますよねえ。(笑
来年がどうなりますことやら、神に祈るばかりにございます。

井伊大老は、梅雀さんが結構ノリノリで(笑)敵役として演じておられますが、
実際は事はあのように単純だったわけじゃないでしょうし……。
脚本的にもわかりやすく勧善懲悪っぽくなっているように思いますが、
せめて最期は納得できるものにしていただきたいですね。

わかります〜(笑) by 木暮兼人
>来年私は、そんなふうに冷静に言うことが
>できますでしょうか……。(汗

そうですよね・・・
たとえば私も、織田信長の配役と演技が気に入らなければ
大河ドラマは途中で「却下」してしまいますから。

私の中では役所・信長がベストでして
それに続くのが渡・信長。
舘・信長もまあまあ及第点でした。
上のお二方はもう少し若ければもっとよろしかったかな〜

反町君にいたっては、信長を演じられたことなんてありましたっけ・・・?っておい!
彼の岡田以蔵は存在感あったのになあ(トホホ)
 #三谷幸喜の脚本作品で、ありますよね>以蔵の役

1年間見続けるとなると、話を引っ張るパワーが必要ですよね。こちらも興味を持ち続けるパワーが(笑)

堺さんはやはり山南さんなんですかねー(^o^)
どことはなしにはかない雰囲気がおありなので
時々心配になるのだけど>堺さん
九州男児のはずなのに(爆)

■木暮兼人さん by カタリーナ
>私の中では役所・信長がベストでして
おおおお!
私と同じでございます〜!
私も役所さんの信長がベスト。
ただ私にとってはマイ・ファースト・信長でもいらっしゃるので、
もしかしたら刷りこみもあるかもしれません。(苦笑
来年の景勝公は、キャスティングはクリアしておりますので、
ホンがおかしくて見られない……などという悲しい結果になって欲しくないです。
そうなったら、絵画鑑賞のつもりでヴィジュアルだけ……?(汗

堺さんは確かにはかなげですよね。(苦笑
でも芯の強さはものすごく感じます。
ですので、山南さんのときも家定公のときも、
亡くなられることがそう憐れには思いませんでした。
それぞれに悔いは残る人生かもしれないけれど、
この人はちゃんと自分にしか歩めない人生を歩いたんだなーと、
感じさせてくれるんですよねー。
そんな賢さが前に出てしまうのが、堺テイストでしょうか。(笑

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今さらCHANGE 

2008年07月20日 ()
あの人がいよいよ総理に!

と、何かと前評判の高かったドラマCHANGEですけれども。
なんかいまひとつ盛り上がらないまま終わってしまった感じがします。
あの方があっという間に総理になってしまったことに関しては、私的には想定内でした。
このドラマは総理になる話じゃなくて、総理になって何をするかの話ですもんね。
そういうものすごく大雑把なコンセプトから見てみるとなおさら、
今回のドラマはちょっと弱かったなあと思います。
総理在任50日で何ができるのかと考えたら無理なのかもしれないですが、
この政治も知らずに総理になっちゃった朝倉総理がやったことって、
結局何だったのか思い出せないんですよね。
クラゲ問題の解決と、日米通商交渉と、補正予算案と、連絡会議のお茶廃止。
そういえば災害被災地にも飛んでたっけ。
並べてみると項目的には結構頑張ったんだなと思いますが、
実際総理がこれらをどのように動いて処理していったのかは、残念ながら見えませんでした。
本当に動くのは補佐官だったり官僚だったりするわけですし、
ドラマの枠や性質からも、ドラマをライトにコミカルに仕上げようとしていたせいで、
あまり深刻なシーンがなかったというのもあるかもしれません。
加えて政治家になってみてわかる理想と現実のギャップ、
つまり素人なりにも持っていた理想のうち、実際に何ができて何ができないかみたいな、
そんな挫折や葛藤みたいなものが見えなかったところも、
主役に対する共感を薄いものにしていた気がします。
あと、誰もがあっさり総理の魅力にやられちゃうところとかね。
そりゃねーだろうよ、と。(爆
あんな清く正しく美しく!だけでやっていける世界じゃないと思うし、
あの程度の真摯さと熱意と理想で心を動かされるほど、
政治に関わる人間は単純じゃないだろうし。
いやいやあれじゃあ、とても世界とは渡りあえないでしょう……。
あの総理が、政治家はこうであってほしいという理想像だということはわかりますが、
本当はそうじゃないと国民は知っているし、それが余計に親近感を失わせたのかも。
せっかく寺尾聰さんが好演してくれた敵役神林官房長官や、風間杜夫さんの秘書・近藤も、
あまり爆発することなく終わってしまい、仕掛け不発!状態だったのは残念。

つまり今回は、主役を総理にしてしまったことがアレなんじゃないかなあ。(根本否定?・苦笑)
それは割と初めのほうから私が感じていたことではあるんですが、
もし主役がどっかの村長になっていたら、もっと面白かったように思うんですよね。
父親が政治家でも何でもいいですが、ひょんなことから(脚本家任せ)とある村の村長になり、
その何かといわくある(脚本家任せ)村の中で助役や村民と戦いつつ……という話だったら、
もっと主役本人が動いてみせられたと思うんですよねえ。
それで次は町長、市議会議員、県会議員、国会議員……と島耕作形式に話が進んでいったら、
それこそ続編やら映画化やらでいろいろ儲けられたかもしれないのに。(苦笑

最後のあの長い演説、あれが要するに今ドラマのすべてだったはずで、
でもあそこへ持っていくにはドラマの仕掛けも、総理の存在も弱すぎたと私は思います。
そのせいか、演説の途中で飽きちゃったよ。(苦笑
ごちゃごちゃ言いながらも最終回まで見たのは、
もしかしたら選挙プランナー韮澤さんが総理になるかも!などという、
とんでもない期待を抱いていたからです。(笑
正直、主役よりもヒロインよりも誰よりも、
韮澤さんのあのつかみどころのない、豪放でいい加減ででもやり手なキャラに惹かれました。
うん、そうだよ。
ニラッチが総理やればよかったんだよーーー!
えーっ、そんな結論???(爆
[2008.07.20(Sun) 12:35] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(6) 見る▼
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COMMENT

確かに♪(ダイゴ風で by スナッチャー
ぶっちゃけ〜〜
脇をうまい役者さんで固めたのだから
もっと深〜く描けた可能性はありますね(笑

ワタシも・・レビューを
1・2・3・・・・8
9はとうとうパスしちゃって、最終回でした。

ほんとうに、あの演説やりたかっただけかも(笑




ニラッチ総理に一票!(笑) by 木暮兼人
良くも悪くも・・・
ナントカしてくれそうです(笑)>ニラッチ

私は、毎回のエピソードはギャグなんだと思ってました。
 #カタリーナさんもそうおっしゃってるということは
 #私の印象もあながち間違ってない視点なのかしら

あの青年総理が進退を明らかにしないまま倒れたあたりで期待を持たせるなど
配役とギャグと脚本的の大仕掛けをしていながら
あの長回しですべて解決してしまおう、というのは、伏線を張るだけはって
トリックのたいしたことの無かったミステリを読んでいるかのようでした・・・

ストーリーだけを追うとそんな印象になってしまいますよね(汗)

あの最終回を見て「ファン層である婦女子を舐めてないか?」とまで思いましたが
当の婦女子が「やっぱりキムタクが総理になると違うわ、すごいわ」とか
いってる発言も聞いてしまったので・・・舐められても致し方ないのでしょうか。(爆)

カタリーナさんのおっしゃるような段階を踏むのには
ドラマとしての話数も予算?も足りないのも確かで、
途中で「最終回の結末を期待するには展開が性急」とか感じて
ギャグ系ドラマと思いたかった私もいたりして。

何がしたかったのか・・・
その整合性が取れていなかったドラマだと思います。

 たとえば坂口憲二クンとかが総理だったら・・・
 と考えたほうが面白いのですけど、私としては。


■スナッチャーさん by カタリーナ
本当にそう思います。
脇役、設定からしても、もっと深く描けたはずだと思うんですが、
でもドラマの方向性からして、そうする気はなかったのかもしれません。
そうすると、余計に中途半端に感じられてしますけど。
最初に主役が演説することが決まっていて、
そこからドラマが形作られたのかも……なんて深読みもしちゃいますね。(苦笑

■木暮兼人さん by カタリーナ
ニラッチ総理に清い1票をありがとうございます。(笑

>私は、毎回のエピソードはギャグなんだと思ってました。
私もそうだと思っておりましたが、え、違うの!?(苦笑
特に日米通商交渉の回の作りは、その究極だったかと。
いっそ全編あれくらいぶっ飛んでいたら、いっそ爽快で面白かったかもしれません。
総理が倒れたときほど、私がニラッチ総理(代理)就任説を信じたことはありませんでした。(爆
そして「国会議員以外なれない」との言葉に、誰よりもガッカリしたのも私です。

>「やっぱりキムタクが総理になると違うわ、すごいわ」
そういう向きもあるのですね……。
事実、あの演説に一番感動したという感想も目にしてはおりましたけど。
なにやら実際、官房長官の記者会見でも取り上げられたそうですね。
ドラマというのは誰が見てもわかりやすくっていうのが前提としてあると思いますし、
何より「枠が枠」で、しかもあの方が主役となると、
結局こういう方向性にもって行くことになっちゃうのかなーと。
整合性が取れていないという木暮さんの意見には同感です。
坂口くんの総理、それはよさそうな案ですね!
だとしたら、今回のような展開になっても納得感があったかも。
なんていうか、不器用だけど一生懸命みたいなところが垣間見える気がするので。(笑

キャラが見えてこない by 木暮兼人
今回の総理役に対する、率直な私の感想です

いっそのこと、坂口君だったら
「ま、いっか」で納得すると思います。
要は、俳優の持つ雰囲気こそ大事、と言いたいようです(笑)

ところで「コールド・ブルー」の冒頭の主人公登場シーンがいきなり「上半身ヌ○ド」だったのはどなたの趣味なのでしょうか?
「医龍」もそんな出だしだった記憶があるのですが。
まさか脚本家のご趣味ではないですよね(汗)

■木暮兼人さん by カタリーナ
>キャラが見えてこない
ああ、そうかもしれません。
主役本人の魅力のみに頼ってしまった感じはしますね。
無理にキャラ立てしてほしいわけではありませんが、
朝倉啓太という人物としては、存在が薄かったですね。

>コード・ブルー
あの冒頭シーン、どっかで同じようなのを見たと思っていたんですが、
そうか、医龍か!!!
実は気になっていたので、スッキリしました。(笑
同じ脚本家さんですもんねー。
肉体美はできる男を語る……とでもいうんでしょうか。
それとも、やはりご趣味……。(汗

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なぜ今タイタニアが? 

2008年07月13日 ()
ただ今仕事に専念しなければにっちもさっちも行かない状況なんですが、
行き詰まって、ついついネットの波間を徘徊してしまいました……。(汗
そして見つけたのが。

『タイタニア』がアニメ化!!!

あのー、なぜ今「タイタニア」なんでしょうか?
そもそも田中芳樹氏の「タイタニア」って、覚えてる人どのくらいいるんでしょうか?
田中さんの作品は、完結したものを数えたほうが早いくらい、未完の作品がほとんどです。
因みにタイタニアは現在最終巻の第3巻が出てから<17年と1ヶ月と12日>がたっています。
「銀河英雄伝説」と同じスペオペであることは覚えてるんですが、どんな話だったっけ?(爆
17年も前に読んだモノだもの、覚えてないよなあ。しかも未完だし。
それよりも、そもそも未完の小説をどうやってアニメ化するんでしょうか。
かつて未完の「十二国記」をアニメ化したのとは、わけが違うと思うんですが。
とりあえず公式サイトはコチラ
監督が「銀英伝」と同じ石黒昇さんなので、
「銀英伝」ばりの重厚な本格派にして欲しいと期待は高まりますが、
肝心の内容を全く思い出せないのでなんとも言えない。(苦笑
今のところ、BGMが濃厚なクラシックだったら……見ると思います。(願
あとは声優さんも「銀英伝」並みに、古今東西の素晴らしい声優さんたちに、
じゃんじゃん集まってもらいたいところですが、
岸尾だいすけ(ジュスラン)
小西 克幸(ファン・ヒューリック)
近藤 隆(アリアバート)
というメインキャストのどなたも存じ上げません!!!

しかし、これNHKなんですよねぇ……。
田中芳樹もついにNHKに上陸かーって思いました。
関連イベントとして、「BS夏休みアニメ特選」(BS2)で、
7/24  AM10:00〜11:01  銀河英雄伝説 『わが征くは星の大海』
7/25  AM10:00〜11:00  銀河英雄伝説 外伝 『黄金の翼』

この2つを放映するようです。
『黄金の翼』は未見なので、この機会に見てみようかと。

それよりまず「タイタニア」を読み返さなくっちゃ。
でも、引越しのときに売っぱらった可能性も無きにしも非ず……。(汗

タイタニア〈1〉疾風篇 (EXノベルズ)タイタニア〈1〉疾風篇 (EXノベルズ)
(2003/09)
田中 芳樹

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上で覚えてる人どのくらいいるの?って書いてますが、
アマゾン見たら、5年前に出版社替えて出版され直してたんですね。
ということは、新規のファン(?)の人もいるってことなのかー。
で、続巻は出るんですか!?
[2008.07.13(Sun) 23:39] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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おぉぉぉ!!! by 元康
「タイタニア」をご存知とは、恭悦至極にございまする〜^^
アニメ化するんですね・・・でも中途半端なところで
終わってるアレをアニメ化してどうするのでしょうか^^;;
あ、続編希望の声を集めて、田中先生に執筆を促すとか?ww
しかし、17年ですか・・・高校生の時から続きが
出ていないのか・・・(><
「アルスラーン」も再開したと思ったら、
また止まってますし。

そういえば、10年くらい前に「銀英伝」のイベントに行った際、
田中先生は「タイタニア」の4巻を書いています、
という告知に会場がどよめいたのを思い出しましたが・・・
誤報ですかね(毒)

by チビママ
 知らなかったです。
 でも絵はとっても好み。
 面白そうですね。
 それにしても未完が多いなんて・・・・・・・。
 先生、がんばってくださいね〜〜〜。^^

■元康さん by カタリーナ
や、このネタに反応してくださる方がいるとは思わなかった!
元康さんも読んでおられましたか〜。(喜
アニメ化ってことは、近々続巻が出るんでしょうか。
しかし17年もたっていると、クオリティーが保てるのかどうか、いささか不安ですよね。
かといって某作品のように、他人に丸投げとかもしていただきたくないですが。
アルスラーンも、再開せずにフェードアウトしたほうが良かったのでは……って、
今現在フェードアウト気味ですねえ。(苦笑

>田中先生は「タイタニア」の4巻を書いています
ええええ〜?
そんな告知があったんですかー……。
元康さんの幻聴でなければ、田中先生の幻想かも?(毒
まずはアニメの詳細が待たれるところです。

■チビママさん by カタリーナ
チビママさんもこちらの作品を読んでおられましたか。
結構田中芳樹先生の読者っているんですね。
私はトクマノベルスの道原かつみさんの絵が好きだったので、今もまだその印象が強いんですが、
こちらの美樹本さんもなかなか良い印象です。
田中先生には未完の作品が多数ですが、さすがに20年近くなってくると、
再開してくださるとしても、なにやら複雑な気持ちです。
初出時のモチベーションやらエネルギーってのは、微妙に変化してるでしょうから……。

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「ホカベン」 あまりな結末。 

2008年06月19日 ()
「ホカベン」というドラマは、身近に起こり得る事件を取り上げることでそれを疑似体験させ、
なおかつ、ドラマ内で下された判決如何にかかわらず、
視聴者自身にも「自分なりの判決」を問うというものであったと思います。
これは、今後施行される「裁判員制度」において一般人である視聴者が、
個々の事件に対していかに判断を下していくか……という現実をつきつけるものでもあり、
視聴率の低さはどうであれ、私は良質で意欲的な作品だったと思いました。
そう、最終回を見るまでは。

昨夜夕ご飯を食べながら第9話を見、そのまま最終回を見たのですが、
9話でいきなり怒涛の展開、そして最終回でとんでもない消化不良に……。
見終わって、「ええええええっ?」となった人がほとんどだろうと思います。
最後に判決内容が明かされなかったことにつていは、想像通りだし許容範囲内です。
弁護士に対する懲罰的損害賠償請求という、現実に判例があるのかどうかも分からない、
非常にセンシティヴな問題にたとえドラマでも決着をつけることは、
マスコミに影響されやすい昨今の世情を考えれば、危険であるといえます。
それでも敢えてドラマとしての判決を下すという選択肢もあるでしょうが、
このドラマの制作スタッフはそれを選ばなかったということでしょう。
それはいいんです。
問題はこのドラマの帰着点なんです。
最終的にこのドラマが一番言いたかったことは、杉崎弁護士(北村一輝)の、
「(弁護士の)俺が負ければ、怠慢な警官を罪に問える。冤罪を起こす検事。
公判で居眠りしておきながら、平気でトンチンカンな判決を出す裁判官。
いじめを見過ごすボンクラ教師。奴らの責任を問うことができる」
というセリフに集約されるのではないかと思われます。
もちろん1話1話にテーマはあったんでしょうが、これほどインパクト大な問題を提起されちゃ、
どうしたってここばかりが頭に残ってしまいます。
それなのに、最終回のこの中途半端さは何。
杉崎弁護士の抱える問題は初回から引っ張ってきているわけですが、
その鍵を握るのが富田大介で、その富田と杉崎弁護士の対決があってこそ、
このドラマがようやく帰結するはずだったと思います。
この大倉孝二さん演じる富田は一癖も二癖もあって、
ひよっこ弁護士・堂本灯(上戸彩)の常識的なヒューマニズム如きで心を入れ替えるような、
そんな単純で素直な人間ではなかった。
ゆえに杉崎弁護士と真っ向から対決してこそ、このドラマの重さに意味が出たはずなんです。
この一点だけで、ものすごく安っぽいドラマになってしまった感が否めません。
謎めいた女性だったパラリーガルの倉木さんも、最後は宙ぶらりんで終わってしまったし、
堂本灯と不破弁護士を襲った男が一体なんだったのかもわからないし、
ラストに、エムザの面々がやたら明るく、敵対する堂本灯を応援してみたり、
「これってもしかして、1話削られたの?」と思われても仕方ないような、
「?」飛び交う最終回でした。
1本のトンネルを作るべく山の両端から掘ってきたら、
あらら、トンネルが2本になっちゃいましたみたいな感じ。
せっかくの試みがなんだか残念な終り方でしたが、
北村さんだけはやたら素敵だったので私的には良しとします。
その北村さんの中に、すでに景勝公の面影を探そうとしてる私はバカですか。(爆

というか……このドラマ、最終回を見て思うのは、
最初から杉崎弁護士が主役のほうがよかったんじゃないかしらん。(汗
[2008.06.19(Thu) 23:38] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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お久しぶりです。 by よろし
カタリーナさん、こんにちは。先日は訪問記帳ありがとうございました。私もホカベンずっと見ていました。確かに最後は、予想範囲内、やはし、判決でないか〜って感じでしたね。大河の配役決まってからは、早速、北村一輝がホカベン見ていても上杉景勝にしか見えなくなりました(笑)。私は昨日のラストフレンズの終わり方も???な感じでしたが、どちらもまあまあ楽しめました。裁判員制度にはとても興味があります。私は裁判員経験したい派です〜。ではではv-16

そ、それは! by レッド
>最初から杉崎弁護士が主役のほうがよかったんじゃないかしらん

言わないおやくそく(笑)。
しかし私もそれが至って正論だとこっそり思いますが。

原作漫画は、ある意味杉崎主役なとこがある──というか、作家さんが愛してるのは杉崎のほうじゃないか、という感じがするんです、読んでいて。
どっか馬鹿で無茶で一本気な「動」の堂本。その背後に、なに考えてるかわからない「静」の杉崎が控えている、という構図。
杉崎は堂本にとって頼りになる存在だけれど、常に味方であるとは限らない。
数々の案件を経ていくなかで、堂本の成長と、堂本に触発される杉崎の変化を丁寧に描き、それらすべてはおそらく最終的に杉崎の贖罪へと繋がっていく──んじゃないだろうかと。読み応えありますよ。

ドラマは堂本を女にした結果、九話と最終話で杉崎がとってつけたようなヒーローにされてしまった陳腐さが非常に勿体無かったです。
北村ファン受けを狙ったとしか思えない台詞(例:「ちんぴらみたいですよ」)にも、役者としての彼を愛してきたファンだからこそ、かえって神経逆撫でされまくりだし。
役者さんはみなさんちゃんと良い仕事をしてくれてたと思うので(りょうさんどえらいかっこよかったし)、残念です。


けど、大河への布石としては、決して悪くなかったドラマかと思いました。
自分はなにしろ景勝公が未体験ゾーンなもんで、面影も探しようが無いんですけど、
「ああ……なんとなく、こんな感じ?」
みたいなシミュレーションは、北村さん映るたんびに常に(笑)。

■よろしさん by カタリーナ
こちらこそ、いつも日記を楽しませていただいております。
よろしさんは裁判員制度体験したい派でいらっしゃいますか!
私は結構不安ですね〜。
法律の知識も何もないままに判断をゆだねられても、
結局専門知識のある人に引っ張られざるを得ないのでは?と思うと……。
「ラストフレンズ」は見ていなかったのですが、
最終回の反応が「ホカベン」と同じ様なことになっていたのはあちこちで見かけていました。(苦笑
北村さんは今回人権派弁護士と堅い役柄だったので、
景勝公に当てても違和感がなく、私もついそう見てしまっていました。(苦笑

■レッドさん by カタリーナ
>言わないおやくそく(笑)。
つ、つい本音が……。(苦笑
まあ出来上がったドラマにそんなこと言っても仕方ないんですけど、
あのような最終回を迎えるならば、主役が違うのではと思ったのも事実で……。
原作のあるものをドラマ化する難しさっていうのは常にあると思うんですが、
堂本を男から女へ変えた段階で、杉崎の立ち位置も変えるべきだったのかもしれませんね。

「ちんぴらみたいですよ」のセリフは、
さすがに私も狙ってるとしか思えませんでしたが、
何よりあの無駄なシーンに繋がるエピソードをカットして、
その分富田に回すことはできなかったのかと思います。
9回までずっと富田と杉崎がどう決着をつけるのかに注目していただけに、
どうしてもこの点が悔やまれてしまうのですよね……。

レッドさんのコメントを拝見すると、原作のほうは非常に奥深いものがあるようで、
これは読んでみなければと思いました。
次に北村さんを拝見するのは大河がらみのときになるでしょうから、
それまでに「ホカベン」原作を北村さん当て読みにて、空白期間を埋めようかと思います。(笑

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ホカベン 

2008年05月01日 ()
「ホカベン」という、美味しそうでユルいタイトルからは想像もしていなかった、
非常にヘヴィーなドラマが展開している日テレ水曜夜10時。

この作品は、上戸彩ちゃん演じる新米弁護士(ホカベン)の成長を描くというスタンスを取りながら、
本当のところは、現代の日本で実際に起きている事件を明るみにすることで、
社会の抱える問題と法律の存在を、「あなたならどう考えますか?」と問うているように感じます。
ドラマですからここで出された裁判結果はひとつの可能性でしかないわけで、
そこに至るまでに得た情報を元に、視聴者自ら考えることが求められていると思うのです。
来年5月に裁判員制度が始まったら、
私たちはこういうことを実際に考えなければいけなくなるかもしれないんですよね。
それも、ドラマのように無責任に事を眺めているわけにはいかず、
そこで下す自分の判断が被害者と加害者の人生に影響していくことになるんですよ。
それを思うと、実際問題裁判員制度が執行可能なのかどうか疑問になってきます。


裁判に勝つこと=お金を取ること

これは真理だと思います。
命はお金に変えられない。お金に変えられないモノがある。
これもまたその通りだと私は思います。
けれど、刑務所に入ること以外に犯した罪の重さ、謝罪を証明する単位を、
残念なことに、私たちはお金の単位のほかに持ち合わせていないのです。
「なんでも金で解決できると思うな」とも言われますが、
「金でなければ解決できない」ことがあるのもまた事実であり……。
昔の武士のように、腹を切ってお詫びをするというわけにもいきませんからね……。


ドラマで取り上げられている事件が既存の事件に類似していたりするせいか、
そのリアルさからも視聴者が感じることはそれぞれだと思いますが、
第2話の性的虐待のシーンは特に賛否両論だったようで。
私も実際にシーンとして見るのは正直気分のいいものではなかったんですが、
そこで考えたのが、演じている子役のことだったんです。
今回性的虐待を受けた真希ちゃんを演じていたのは6歳になったばかりの石井萌々果ちゃん。
6歳の子供に、性的虐待に関連したシーンをどう説明するのか。
小さな子供にとっては、女優さんが大胆なベッドシーンに挑戦するかどうか、
あるいはヌードを見せるかどうかというくらい、衝撃的なことなんじゃないかと思うのです。

70年代のドイツ映画で「ブリキの太鼓」という有名な作品があります。
これはノーベル賞作家のギュンター・グラスの同名小説を映画化したものですが、
とにかく衝撃的な映像が次々に映し出されていき、それはもはやエロいとかグロいとか、
そんな言葉では到底表現できないような猥雑な世界が描かれていきます。
もちろんそれそのものが目的の映画ではないのですが、
どうしてもその強烈な映像は目に焼きついてしまいます。
そこで主役を演じたのが当時12歳だったダーフィト・ベンネント。
彼は後年のインタビューで、
「ブリキの太鼓の撮影は、耐えられなくて逃げたくなったことがある。
監督が説得し、守ってくれたけど、あれはトラウマになった」というようなことを述べていたのを、
何かの雑誌で読んだ記憶があります。
描かれているのは、確かに12歳の少年が経験したら普通ではいられないであろう世界なのです。
R指定(多分)の映画でR指定に引っかかる年の子が主役って、この矛盾はいかに。

ドラマであろうと映画であろうと、そういったシーンは必要だから描かれているのでしょう。
見る大人は思考できるからいいとしても、自分でコントロールできない子供にとって、
幼いうちに体験するそれは、いくら芝居とはいえ少なからず影響を与えてしまうのでは……。
精神的にダメージを与えそうな役柄を子供が演じているのを見ると、
いつもこの「ブリキの太鼓」を思い出してしまうのです。


真面目に考えざるを得なくなる話題満載な「ホカベン」ではありますが、
上戸彩と北村一輝という、ミスマッチな共演が見所でもあったりします。
でもこのミスマッチな距離感が、新米弁護士堂本先生(上戸)と、
セクションリーダの先輩弁護士杉崎先生(北村)の距離感を上手く表しています。
今の時代に、「熱血」なんて言葉はそぐわないような気もしますが、
そのそぐわない「熱血」を地で行く堂本先生を冷めた目で見つつ、
どこかでその熱意に感応している杉崎先生の今後に注目です。
パラリーガル倉木しおり(戸田菜穂)がつぶやいた「偽善者」の言葉の真意は?
そして4話の予告で見せた、首吊り死体に向けた杉崎先生の驚愕の表情が……!
この人の目って、本当に妖瞳だと思う。
怖かったり、お茶目だったり、可愛かったり、セクシーだったり。
髪を切られた北村さん、襟足の刈り具合がたまりません。(なんだそれは・笑
水曜日の夜10時、ドラマの内容とは別腹で北村一輝祭りになりそうな予感。(苦笑
[2008.05.01(Thu) 23:04] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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うーん。 by 木暮兼人
ホカベン、はまだ見ていないですね
結構面白そうなので再放送でチェックしましょうか。
ラスト・フレンズといい
今クールのドラマは結構ヘビーなのが多いのでしょうか?

裁判ドラマですと
「12人の怒れる男」が有名ですよね
あの作品も人が人を裁くことの難しさを訴えていたと思いますが。
#公平な人間ってなかなか居ない

北村さん、また面白げな役をされてるのですね♪
私の北村さんのベストは「あなたの隣に誰かいる」
の虫男だったりします。


性的な虐待シーンの撮影については、その子役さんの
トラウマにならないことを切に祈ります。

by レッド
堂本の手を自らのスカートのなかに導くシーンはたしかにびっくりしました。
日テレは『女王の教室』でも小学生の女の子がクラスメイトの面前で失禁してしまうシーン(お小水がスカートの下から床の上に広がる)を堂々と描いていたので、ある意味ご批判ご非難は承知の上の確信犯ってところもあるんではないかと思いました。
番宣のメイキングでみた萌々果ちゃんはしかし、すごくかわいらしかったです。

ただ、そんなふうにシナリオや演出面での試行錯誤をあからさまに感じさせながらも、作り手の熱を感じるドラマだと思います。
記者座談会でも1位になってました。(読売の記事だから若干手前味噌って感じもしなくもないですが・笑)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yy/freetalk/20080430et08.htm

しかし、真面目なものってのは昨今数字がとれないんですねえ……。
北村×上戸ペアは以前も同じ日テレで『ひと夏のパパへ』という超低視聴率→打ち切りドラマ経験していますので、ファンとしてはどうしたって『夏パパ』の悪夢ふたたびという不安は拭えず。
とはいえ、半年露出無しで焦らされ続けた身としましては、毎週これだけの甘露がいただけるなんてゆめのよう……。
そして、昨年春の同枠のウインク番長与那嶺さんとの落差にも、かなり呆然でございます。
ああなんて幻惑的なひとなんだ北村一輝……。毎度の事ですが、ファン冥利に尽きまする。

■木暮兼人さん by カタリーナ
「ラスト・フレンズ」は見ていないんです。
出演者があまりにも「のだめ」とかぶりすぎていて、
どうしようかな〜と考えているうちに初回が終わってしまいました。
1話から見ないと、気がすまないタチなもので。(苦
北村さんは、つい目がいってしまうのですよねー。
1人だけ違う色のスポットが当たっている感じがします。
今回はシリアスこの上ない役ですが、今後明かされるであろう過去にドキドキです。
ドラマとしても見応えある作品と思いますので、再放送にて是非ご覧下さい!

■レッドさん by カタリーナ
>ご批判ご非難は承知の上
そうですね。
そのシーンを直接見せるか見せないかという議論は当然あったでしょうし、
その結果敢えて見せることにした制作サイドの意図は、
視聴者にもその事実を議論させることにあるのかもしれません。
百聞は一見にしかずではありませんけれども、見せられることで、
現実に起こっているであろう事件を実感できるというのもあるでしょうし。
実際体験された方にとっては、酷なシーンだとは思いますが……。

ドラマの評判はいいのに、視聴率は低いのですか。
うーん、やはり簡単に笑えるバラエティが人気の今は、
自分で考えなければならない番組は敬遠されがちなのでしょうか。
北村さんは相変わらず魅力的ですね。
レッドさんの影響がなければここまで注目してませんでした。
ありがとうございます。
与那嶺さんも杉崎先生も、どちらも大人の男の色気を持っていると思いますが、
それがまた全然違う方向を向いているところが、心惹かれる要因でもあるのでしょうね。
私もファンの皆さんの席の端っこで、毎週北村さんを堪能させていただきます。(笑

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もどかしかった「刑事の現場」 

2008年04月18日 ()
最近、刑事モノばっかり見たり読んだりしてる気がしますが……。

NHKの土曜ドラマ「刑事の現場」、録画してたものを見終わりました。
うーん、正直なところ、全4回じゃ全然足りなかったです。
NHKらしい丁寧さと人間臭いテーマが相乗効果をもたらした良作だったと思うのですが、
それだけに内容がディープすぎて、たった4時間では描ききれていない気がしました。
そもそも「クローズアップ現代」などのドキュメンタリーから発した企画だったということなので、
描きたいものは山とあったんだろうと思います。
団塊の世代が去ったあとの社会はどうなるのか、新人は育っているのか、
退職した後はどう過ごすのか、ベテランと新米はどう接していくべきなのか……。
ここで起こる「事件」はあくまでモチーフの1つに過ぎず、
その事件を解決に導いていく段階で見せる刑事たちの「人間として」の姿に、
訴えたいことが詰まっていたと思うのです。
それと同時に、今の日本が抱える社会問題も浮き彫りにしていました。
結果、登場する人物の数だけ問題が存在し、それがまた螺旋の如く絡み合うことに。
これだけ深く複雑な世界を4時間でまとめてしまうのでは、
やはり物足りなさを感じずにはいられません。
だって、いわゆる刑事モノとしてのスリルや謎解きを売りにしているのではなく、
あくまで心理ドラマとして描いているのだから、もっと突っ込んで欲しかったなあと。

被害者も、加害者も、そして刑事も同じ人間である。

それは分かりきったことではあるのだけれど、刑事たちが「現場」で逡巡する姿に、
そのことを改めて感じさせられました。

とはいえ、いやそれゆえ物足りないし、食い足りない。
なんだかものすごくもどかしい気持ち。

最終回の様子では続編が作られそうな感じだったので期待です。
[2008.04.18(Fri) 01:13] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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ははは・・・ by 木暮兼人
ウチでは初回からほぼリアルタイムで
観ておりましたが・・・
最終回まで観ると
「これで終わり?」とまず最初に思ってしまいました

ほぼ毎回、各刑事さんの見せ場はあるし
脚本として訴えたいことも理解できるのですが
俳優やテーマの材料は贅沢なのに、あっさり風味だったかな、なんて。
#魚介類の炒めが足りないブイヤベースみたい
もうちょっと時間の欲しい作品でしたね・・・

自分としては思い当たる名古屋のロケ現場をみつけて
かなり楽しめたんですが
わかったところはレビューに書いています・・・
#筋は?

「ハゲタカ」は同じように短時間で盛りだくさんでも
げっぷが出るくらい濃厚だった印象があるのですが。
あれは勢いで見せる作品だったです(笑)

■木暮兼人さん by カタリーナ
>魚介類の炒めが足りないブイヤベース
ああ、わかりますわかります!
そんな感じですよね。
具もたくさんで、出汁もちゃんととってることはわかるんだけれど、
具の炒めが微妙に足りていないみたいな感じ。
もうちょっとしっかり炒めてあったら出汁の利いた、
激ウマブイヤベースになったのに、と思いますね。(苦笑
「ハゲタカ」は初回を見逃して諦め、再放送も初回の録画に失敗して諦め、
結局見れていません!
評判のいいドラマだっただけに、未だにDVDレコーダーを恨んでいます。(爆

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結局謎は謎のまま 

2008年04月06日 ()
SP * テレビ・ラジオ
フジテレビで放映されていた「SP」のスペシャルアンコール特別編を見たのですが。

えええーっ、ただの総集編???

そう思ったのは私だけではないはず……。
確かに、井上薫(岡田准一)が公安部に取り調べられ、
それによって怪しいやつが見えてきたっていうのは新しい部分かもしれませんが、
でもそれも連ドラの段階で分かってたことだからなー。
しかも「最終回で新たに浮かび上がった謎がついに明らかに?」みたいなコピーもあったので、
最後の30分くらいになったとき、「ここからやっと謎解き?」なんて思ったら……。

つ づ く 。

なんじゃそりゃーーー!
しかもそれが映画? 2009年公開予定
連ドラの謎を映画で明かすって、ちょっと反則じゃないですかーーー。(汗

スペシャル版が告知されたときに、
「今までのストーリーを時系列に並べて、明かされなかった部分を描く」
と、物語の続きではないらしいことを匂わせていたので、
連ドラのラストシーンへ至るまでの、尾形さん(堤真一)に関する部分を軸に描くのかなと、
何となく想像していたんですけどねー。
結局それはそのままだった……。
とりあえず総理の狙撃に実弾ではなく、ペイント弾を使った理由は、
その実行犯がSPに配属されてきたことで明らかになっていて、
そのことは今回井上も指摘しているように、裏付けられてはいると思うのですが、
だからといって、尾形さんの言う「大義」が何なのかは不透明だし、
もちろん黒幕が誰で、何が目的なのかは分からずじまい。
尾形さんが井上を見つけたとき「いいのを見つけた」と電話をかけた相手こそ、
その目的を遂行するための仲間であり、黒幕なんだろうなと今となれば想像はつくものの。
尾形さんは井上の敵なのか、なんなのか。

今のところ放置されているお掃除隊リバプールの面々や、
証券取引法違反事件で命を狙われ、その後放逐されてしまった大橋さんとか、
今まで狙われてきた人物や、新理事官と尾形さんを結ぶ大学のサークルなどをつないでいくと、
多分1つの点にたどり着くんだろうけれど。
謎を来年まで引きずれというのですね……。
当初一番怪しげに見えた田中さん(野間口徹 )は、多分怪しくない。
彼は、多分最後に井上に味方する側に回るんじゃないかと睨んでいます。
因みに私は石田さんが好きです。
寡黙だけど真摯な姿勢がステキです。(あ、関係なかった?・苦笑

金城一紀さんのシナリオ本が発売になってました。
注釈がとっても面白いようなので、映画までにちらっと読んでみるのもいいかも。

SPSP
(2008/03/04)
金城 一紀

商品詳細を見る
[2008.04.06(Sun) 01:10] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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商売商売♪ by 木暮兼人
この作品に関してはフジテレビの商魂を感じないでも無かったです。
踊る〜のスタッフが絡んでいますし
踊る〜の成功再び!という狙いを強く感じないでも無いです
#踊る〜もネットなどでかなりマニアックな仕掛けをしていたようですよね

この作品については
映像の撮り方とか機材とか、かなりお金をかけている
という話を雑誌などで読みました。
テレビ放映だけでは資金が回収できないのかも。


尾形の狙いは今の公安の失点を誘うことなんでしょうか
公安を粛清して維新を決行!みたいな。
総集編SPでは尾形が臭いことを強調してましたが
映画の時間枠でこれ以上の謎が出てきてしまうと
1度公開しただけでは消化しきれないかもですね(笑)

尾形の本当の意図については、
私はDVDを借りたりしないと、よくわからないかも
フジの戦略にはまってる〜。

金城さんの本は借りて読んでみます(^_^v


■木暮兼人さん by カタリーナ
確かに商売っ気をムンムン感じますね。(苦笑
そうか、思いがけず費用がかかったんで、
映画やその他で興行収入を見込んでいるのですね〜。
「踊る〜」の映画も決まってますが、映画の完成度に注目ですね。

尾形さんの狙いが警察組織の改革だとしたら、
そのために実際にテロリストを使うことが「大義」になるんでしょうかね……。
うーん、謎は深まるばかり。
結局は「映画を観ろ!」ってことなんだと思いますが。(苦笑
シナリオ本は、私も借りて読んでみようかと思っています!

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天と地と 

2008年01月07日 ()
テレ朝の「天と地と」、せっかく見たのでサラッと感想でも。

角川映画版があまりにひどかったので、今回は脚本がジェームス三木だし、
結構楽しみにしていたんですが、それがアダとなったかのような2時間半……。
番宣見たときに、ちらっと嫌な予感はしたんですけれどね……。(苦笑
海音寺潮五郎の原作を読んでいないということを前提で書きますが、
謙信がいやに力んでいる感じで、謙信に見えないところが私には難点でした。
多分原作の人物像は、これまでの神がかり的な、宗教色の濃い、
あるいは神秘的でカリスマ性のある謙信ではなく、
人間らしい迷いも欲もあって、その中で己を確立していく若者・謙信なんだろうと思います。
でも上杉謙信という武将は、それだけじゃないはず。
だからこそ、神がかり的な面やカリスマ性を謳われるわけじゃないですか。
じゃあその人間らしい若者像に何をプラスしたら謙信になるのか、
今作にはそこのところが足りなかったように思うんですよね。
それが何なのかは、原作読んでないだけにつかめないんですけど。
脚本としても、2時間半に収めなければいけない以上、
描ききれない部分があるのは仕方ないんですが……。
松岡くんは熱演していたと思いますが、それが力んでいるように見えてしまったのかな。
上杉謙信という人物は、演じるのが難しい武将なのかもしれません。

ストーリーは映画版よりははるかに意味がわかるようになってました。
訳わかんないうちに宇佐美様が殺されたりしないし。(苦笑
ただ、2時間半じゃやっぱり物語はダイジェストになっちゃうので、
「セリフで説明、以上!」なこともあって、「え? だからなぜ?」みたいなのもあったのに、
それなのに乃美(なみ)さんとのプラトニックラブのシーンが無駄に長かったり、
松岡くんのショットがやたら多かったり、演出ももうちょっと……とも思いました。
そこをもう少し端折って、物語を書き込んで欲しかったよ!

なんてごちゃごちゃ思ってたんですけど、ラストですべて吹き飛びました。
川中島の合戦で謙信と信玄が一騎打ちするのは、もはやドラマのお約束ですが、
謙信の一太刀で軍配を割られ、しかも太刀まで飛ばされちゃう信玄公。
このありえない展開に、「一体どうなるの!?」と、2時間半中で初めて見入った私。(爆
丸腰になった信玄は観念して首を差し出しますが、そこで謙信かっこよく、

「また会おうぞ!」

と、去っていく……。

ええええええええええ!?
ここまで来て何で首取らないの? アンタ、何しに来たん!?
家臣が死に物狂いで戦ってるのに!
わかんないよ、わかんないよ、海音寺潮五郎さん、教えてください……。
しかも謙信、白馬で戦場を駆け抜けて、小高い丘から空なんか眺めちゃってる。
まだ家臣たちが戦ってるのに!

「何爽やかに空なんか眺めてるんだよ!(怒」

と、最後の最後にムンクの叫びのような形相になった私でした。
これで、これまでのすべてが破壊された気が……。(涙

気を取り直して。
個人的なツボは、まず管領サマ(上杉憲政)の吹越満さん。
大河「風林火山」の左團次さんもすごくよかったんですが、
吹越さんの管領サマもなかなかピッタリで、威張ってるわりにはないがしろにされてる感が、
よりいっそう哀れを醸し出していました。
毘沙門天の北大路欣也さんは……必要あったんでしょうか。
というか、謙信の心が女の方に揺れたときだけ出てきてお説教するんですよね。
それって……。いや、コスプレは面白かったけど。(苦笑
そして長尾政景(景勝さまのパパ)の渡辺いっけいさん!
作中では描かれてませんが、この政景だったら、
謙信に下ったあとは忠節を尽くして働くものの、
でもやっぱりどこかで謙信も完璧に信用しきれない手ごわさが見え隠れしそうで、
これは私のイメージにドンピシャでした。
政景といえば景勝さま、めでたく名前だけですが登場!
ここでは景勝後継者説をとってるんですね。

やー、サラッとのつもりが思いっきり長文になってしまった。
ダメだな、上杉となるとどうしても熱くなってしまう自分がいます。(苦笑
[2008.01.07(Mon) 23:38] ドラマ・その他Trackback(1) | Comments(2) 見る▼
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海音寺潮五郎先生は・・・・ by びびんば
ちゃんと「お約束」の一騎打ちにしていますよ〜^^
ジェームス三木が変えちゃったのか、朝日が変えたのか・・・その辺は分かりませぬが・・・・

ドラマの質を考えずに発言すると・・・・
原作の謙信はあんな感じでした^^
潔癖な心と世俗の様子に葛藤する謙信青年を「原作通り」ほぼ再現出来たんじゃないかな〜と思います^^
出来ることなら、昔にやった大河ドラマの「天と地と」を見てみたいものですが・・・^^;

景勝パパは、第4次川中島の時は春日山城にいたはず・・・−−;
原作でも戦闘シーンには出てきません(汗)
明らかに「景勝を養子にした」と言うことを強調したかっただけのシーンのようでしたね!^^

あ、第4次川中島の上杉側の旗について教えて頂き、ありがとうございました!m(_ _)m
あえて、上杉家の旗は用意しなかったのでしょうかね〜@制作サイドは(爆)

原作の信玄は、あんな情けない男ではなかった・・・・(泣)

■びびんばさん by カタリーナ
あのラストは、やはりドラマ化のための改変だったんですね。
それを聞いてホッとしました。(笑
謙信は原作通りといった感じだったのですね。
松岡くんがどうというのではないんですけど、
ここで謙信ではなく、別な武将の名前を呼ばれても違和感ないな、
なんて思ってしまったもので(苦笑
逆に信玄はあんなヘタレではないそうで。それもホッとしました。(笑
諏訪御寮人が重篤だと言って、「姫しゃま〜〜〜ぁ」(誰のセリフだ)と帰ってしまった信玄に、
ワタクシ呆然としたんですけれど、ここは原作通りだったのかしらん。

>景勝パパは、第4次川中島の時は春日山城にいたはず・・・−−;
ああ、そうですよね。政景はいつもお留守番ですもんね。(苦笑
ここで敢えて「景勝を養子に」(つまり跡継ぎにってことですよね)と遺言するというのも、
唐突というか、これもまた来年の大河を意識してるのかと穿った見方もしてしまいました。(苦笑

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敵は本能寺にあり 

2007年12月17日 ()
「華奢で可愛くって幼い信長ね〜 (byママン)
ドラマには無関心な母が、玉木宏演ずる信長に珍しく反応を示しました!

昨夜は、NHK大河「風林火山」に引き続き、テレ朝「敵は本能寺にあり」も視聴。
時代も同じ、戦国三昧な一夜でした。
本作は本能寺の変を信長側から描いた「信長の棺」と繋がっていて、
同じ事件を明智側から描いたものとなっています。
本能寺の変で信長の遺体はどこへ消えたのか、そして事件の真の黒幕は誰だったのか、
そこがポイントではあるのだけれど、本作だけでは説明不足の感が否めませんでした。
「信長の棺」を途中で脱落したゆえか、私には結局謎は謎のまま……みたいな。
本能寺の変の原因には諸説あって、光秀自身の怨恨、野望説のほかに、
昔から根強く流れる「朝廷陰謀説」、また「秀吉黒幕説」「家康黒幕説」もあります。
本作の原作は加藤廣さんという方が書いていらっしゃいますが、このドラマを見る限り、
そのすべてが重なったという捉え方でいいのかな?
最後に明かされる安土城天守閣の謎も、
前関白・近衛前久があれほど恐れる理由がいまひとつ伝わらず、
これはいつか原作を読まなきゃいかんな……と思った次第。

さてキャスティング。
前述の通り、信長には玉木宏
本能寺の変のときの信長が数えで49歳なわけだから、27歳の玉木くんはあまりに若い。
そういう若いキャスティングでいくというのならそれはそれでいいんですが、
信長に対して6つ年上の明智光秀が中村梅雀、3つ年下の秀吉が竹中直人
同じく3つ年下の近衛前久が柄本明、9歳下の家康に椎名桔平というのは……。

この年齢関係を完全に無視したキャスティングはあまりにひどくないですか。

おかげでいくら信長の非情さや野心を表に出しても、
老獪なおじさんたちに若者が潰されたようにしか見えません。(苦笑
バランスが悪すぎます。
母が「華奢で可愛くって幼い信長ね〜」と言ってしまうのも仕方ない。
でも秘かに気に入った様子なんだな。(笑
そういう私も、玉木・信長はなかなか素敵だと思いましたよ!
白い肌と、あの丸みを帯びたツルンとしたおでこに、きりきりと結い上げた殿の髷。
髭もいい感じで、私の信長像にはドンピシャ!
明智勢に追いつめられ、奥の部屋へ引っ込むときに見せた玉木・信長の不敵な笑みに、
ワタクシ瞬殺されてました…………。(撃沈
玉木くんの片頬笑いは千秋さま(@のだめ)でも見れるけど、
信長のそれにはもっと凄みがあった。
玉木くんの実年齢からいくと、ちょうど信長が桶狭間で今川義元を破ったあたりですね。
その辺のドラマだったらもっとハマってただろうなあ。吉法師時代も似合いそうだもの。
もう5〜6年したら、鮮烈な信長を見せてくれそうな気がします。個人的にかなり楽しみ。
あ、それまでに体鍛えて殺陣はもうちょっと上手くなっててください。(笑
その頃、秀吉や家康は誰が演じるようになってるんだろう。

とりあえず、近いうちに原作本、借りてこようかと思います。
[2007.12.17(Mon) 22:17] ドラマ・その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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