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女の勲章 

山崎豊子原作のドラマ「女の勲章」、見るとはなしに流していました。
女は女としての性を利用して、男は男としての性を利用してのし上がっていく話。
「白い巨塔」のような骨太な作品を期待していたので、そこはちょっと肩透かしでしたね。
最後までに見て、松嶋菜々子演じる式子が、いくらキャリアウーマンとして努力したとはいえ、
「結局すべてにおいて世間知らずのお嬢様だったということでは……」と思ってしまいました。
原作はもっと深く描かれているのかもしれないし、2夜では納めきれなかったのかもしれませんが、
私としては誰にも感情移入できなかったことが、流し見になっちゃった原因かな。
強いて言えば、木南晴夏さん演じる富江に一番共感していたかもしれません。
というわけで、あんまり深い感想は書けないんですけどね、これだけは言いたいんだ!

玉木宏という俳優は、相手役の女優を輝かせることにかけては天下一品です。

これ、わりと前から思ってたんですよ。
「のだめ」のときの上野樹里ちゃん、「鹿男」と「きょうは会社休みます」の綾瀬はるかさん、
「桜ほうさら」の貫地谷しほりちゃん、「オリエント急行殺人事件」の杏ちゃん、
そして「あさが来た」の波瑠ちゃん。
この「女の勲章」では、玉木くんにエスコートされた浅野ゆう子さんが特に艶かしくて……。
みなさんそれぞれにきれいですが、玉木くんとの芝居を通すともっと魅力的に見えるんです。
どんなときでもヒロインや相手の女優さんを引き立たせてくれる俳優さんて、意外といない気がします。
もちろん、玉木くん自身の格好良さは言わずもがな。
「あさが来た」でも所作の美しさに目が行きましたが、今回も昭和の男のダンディズムに溢れていて、
超ゲスな男なのに、見ていて嫌いになれないものがありました。
だからこそ、松嶋菜々子さんが一瞬見せた嫉妬に狂った女の般若顔が強烈で。
女は怖い、女にこんな顔をさせる男は怖い、と心底思いました。



ファッション業界が舞台だっただけに、お衣裳はどれもステキでしたね。
玉木くんは個人的に昭和の色と感じる明るめのブルーのスーツが良く似合っていて色気倍増でしたし、
松嶋さんは朱に黒襟のタイトなスーツが凛とした美しさを際立たせていました。

ところで玉木くん、秋には舞台「危険な関係」で、
あのプレイボーイ・ヴァルモン子爵を演じますね!
相手役は、メルトゥイユ公爵夫人が鈴木京香さんで、トゥールヴェル法院長夫人を野々すみ花さん。
品位を保ちつつ、退廃と背徳にはまっていく男女の物語、このキャストは絶対ステキですよ!
発表されたとき、「こ!れ!は!」と思いましたもん。
このドラマを見て、その思いを益々強くした次第。
美しき悪人を早く見たいです。
まずは扮装が楽しみ~~~~(はあと)。
[ 2017/04/18 02:22 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(0)

朝ドラ「マッサン」 


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朝ドラは「あまちゃん」以来です。
記事を遡ったら、「あまちゃん」て2013年の作品だったんですね。
つい最近まで見ていたような気がしましたが、時間の速さがオソロシイ……。

さて昨年秋スタートの「マッサン」。
今回はウィスキーづくりの話ということでしたが、
正直なところ、ウィスキーに関してはほとんど印象に残っていません。
ウィスキーの性質上、その変化を派手にわかりやすく見せることは難しいのでしょうね。
その代わりこのドラマは、「相容れないものとの共存」がテーマになった気がします。
職人と商人、外国人と日本人、建前と本音、新しいものと古いもの。
その「相容れないもの」に対していかに共感し、それをいかに受け入れ、
ときに真っ向から否定し、そして妥協し折り合いをつけるか。
これは世の常であり、永遠の課題でもあると思うのですが、
今よりも世界がずっとずっと狭かった時代において、
受け入れること、大きく変化するとは想像以上に困難を伴ったろうと思います。
そういうことを描く上で、大正時代の国際結婚と洋酒って、実に適した題材でしたね。

この作品の魅力は、個性あふれる役者さんたちでした。
玉山鉄二さんは、今までどちらかというと硬派のイケメン役が多かったと思います。
それがこんな面白い芝居ができるんだと、新たな魅力を発見しました。
マッサンという男は、私の周りの女子にはすこぶる評判が悪かったですが(苦笑)、
玉山さんの「ダメ男」芝居はとても魅力的でした。
これからどんな役を演じられるか、楽しみでもあります。
そして私が大好きだったのが俊兄でした!
最初はいけ好かない感じだったけど(笑)、
「おぼっちゃま、おぼっちゃま」って、本当にマッサンを大事に思ってるんですよね。
職人としての意地、男としての意地、義理人情、
そのすべてをまっすぐに貫いた男だと思います。
同じ真っ直ぐでも、マッサンの直球と俊兄のそれはちょっと違うんですよね。
マッサンは愛すべきウィスキーバカだけれど(笑)、
俊兄は一歩引いて観察できるところがあって、やっぱり「兄」なんだなあって。
こういう曲者が愛されキャラになるところは、八嶋智人さんのお芝居ならではだと思います。
そして俊兄のお嫁さんのハナちゃん。
小池栄子さんが演じたハナちゃんは、嫁としての理想かもしれません。
夫を完全にお尻に敷いているんだけれど、夫を立てるところは立てる。
決して媚びへつらうことなく、自然に夫を「男」にしている。
この夫婦は漫才みたいなところもあって、見ていて本当に気持ちがよかった。
鴨居の大将を演じた堤真一さんは、後半に一度も登場しなかったのが残念でした。
大言壮語を吐きながら、それをハッタリでも何でも実現に持っていくその豪快さが、
若干ダレがちだった物語の前半を引き締めていました。
マッサンがダメダメすぎたぶん、
鴨居の大将の魅力が相対的にUPしていたのもあるかもしれませんが。(笑)
最後にエリーちゃんですが……。
私これ、もうエリーちゃんを見ているのか、シャーロットさんを見ているのか、
途中からよくわからなくなってました。
日本語をまったく知らないシャーロットさんがいかに撮影に苦しんだかは、
折にふれ報道されてきました。
その彼女の頑張りはエリーに通じるところがあり、
なんというかもうこの半年間、ずーっと「がんばって!」と思って見ていた気がします。
だからエリーの臨終は悲しいというよりも、
「マッサンに見守られてよかったな」という安堵の気持ちのほうが強かったですね。
マッサンが先に逝ってしまって、彼女が1人取り残されるなんて考えたくなかったから。

このドラマは、人のつながりが温かい作品でした。
2つのスピンオフ作品が待ち遠しいです。
[ 2015/04/12 00:34 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

Why did you come to Japan?  

テレビ東京系列で放映されている『YOUは何しに日本へ?』というバラエティー番組。
その面白さはたびたび耳や目にしていましたが、
テレ東なのでうちの地方では当然放送されていないと思ってたんです。
ところが、なんと3週遅れで流れていることが判明。
おかげでやっと先週見ましたよ、ドイツからやって来たヅカファンの宝塚三昧旅

前半に取り上げられていた「スッポン狙い」のアメリカ人夫婦も最高に面白かったんですが、
この番組、よくもこれだけ面白い人を引き当ててくるなあと思います。
番組になるまでに、ものすごい人数に声をかけているのだとは思いますが。

で、2人組のヅカファンの女のコ。
ヅカ歴6年、3年で100万貯めての初日本旅行とのこと。
震えるほどのドキドキワクワクと感動がダイレクトに伝わってきて、
ものすごく共感しちゃいました。
今までネット上で、あるいはDVDで、あるいは紙媒体でしか見たことのなかった憧れの人を、
初めて目の前で見るときの興奮は、誰かのファンになったことのある人なら、
必ず味わったことのあるものだと思います。
それと同時に劇場ってやっぱり人をソワソワさせるんですよね。
いつもと違う空間へいざなうその特別な空気が、肌を粟立たせるというか。
劇場の前に立ってポスターを見ただけで泣いちゃう気持ち、とーってもわかる!
そして初めての宝塚大劇場。
入る前の言うに言われぬ緊張感もまた、とーーーーーってもわかる!
私の初めての宝塚観劇は大劇場ででしたが、
当時はまだファンではなかったので感動は薄かったんです。
その後ちょくちょく見るようになってからは、距離的にもっぱら東京になり、
数年後に大劇場を訪れたときは、やはり「聖地に来た!」という感覚に襲われて、
この女のコたち同様に震えたのを思い出しました。
2人は劇場に入って宝塚のコスチュームを体験したんですが、
「こういうオペラ歌手いるいる!」と思うくらいに迫力あって圧倒されましたよ。
あれを見ると、自分もちょっと扮装してみたくなりますね。(笑)
彼女たちはノーマルメイクでも全く問題ないけど、
やっぱりあれだけ豪華な衣装だとそこそこ派手なメイクをしないとドレスに負けるよな……
なんて思いつつ、ステージスタジオの値段と衣装を眺めてみたり。(笑)
そして宝塚の避けては通れぬ道、退団。
初めての観劇が退団公演ということもあって、
「私にとってこれが(彼女の舞台の)最初で最後の観劇なの」と泣く姿にも、
「わかるよ~。゚(゚´Д`゚)゚。」と思わず見守ってしまいました。

今回、バナナマンの設楽さんが何度もいいこと言ってましたね。
「こんなに好きなものがあるって羨ましいな。こっちまで嬉しくなる」
「好きなものを楽しんでる姿を見てると、こっちも楽しくなるよね」
本当に、ファン心理って対象がなんであれ共通するものだと思うし、
今回は入り込みすぎず、自然な番組構成だったこともあり、
きっと多くの人に共感してもらえたんじゃないかなと思いました。
ほっこりにっこりさせてもらえて、私もシアワセになれた番組でした!
[ 2015/03/17 01:08 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

TERRA FORMARS 

聖書を引っ張り出してきました。
宗教音楽をやるときにしか開きませんが、古いだけあって黄ばんでます。(汗)

聖書

しかし今回は音楽以外の目的で聖書を開きました。
というのは……。

年末年始をまたいで、アニメ『TERRA FORMARS』視聴終了しました。
人間vsゴキブリという究極の(?)バトルもの。
原作漫画を読んでいた中学生に「面白いから見て!」と言われたんですけど、
正直ね、バトルものでしかもG相手とか、
「見てみようかな?」と思える要素が一個もないわけですよ。(苦笑)
ところがそこへ、起爆剤が投下されまして。

作中の超人気キャラのキャストに遊佐浩二。

それならとりあえず見てみるわーって思ったんですけど、
いやあ、途中挫けそうになりました。(泣笑)
当初危惧した絵は別に大丈夫だったんですけど、
話が単調で同じようなバトルシーンの連続でしかないのでつまらなかったんです。
設定としては、なかなか考えてあると思うんですよ。
ただのGvs人間ではなく、人間並みの知恵と人間以上の身体能力を身につけたGと、
それに抗するべく昆虫や動物の特殊能力を移植された改造人間の戦いという図ですから。
移植話はいろいろな生物の生態を知るきっかけになりますし、
好奇心旺盛な中学生くらいの男の子には、おそらくとても面白いんだろうと思います。
またこの改造人間の研究においては、今同様に各国の思惑ってものも描かれてますし。
しかしアニメの構成が失敗だったのか、原作も単調なのかわかりませんが、
とにかく同じような画面が続くだけなので、思い入れの持てない私としてかなり辛い視聴でした。
結局録画を溜め始めてたところへ、先行視聴組から、
「主役じゃないけど遊佐ターンがある!」というタレコミがあり、見続ける気力がわきました。
そして頑張って見た甲斐がありましたよ!!!

遊佐さんにしては珍しい超低音で、3話にわたって主役、しかもほぼ独白。

うはーー、ごちそうさまです。
そしてキャスティングしてくださった方、ありがとうございますm(__)mm(__)mm(__)m
まさかね、遊佐さんの声で静かに聖書の一節を聞かせてもらえるなんて思ってもみませんでした。
旧約聖書の「出エジプト記」から、イスラエルの民を虐げたエジプトに災いが起きるくだりなんですが、

モーゼは自らの杖を天に向けて差し伸ばした
主は雷(いかづち)と雹(ひょう)をくだされ
稲妻が大地に向かって走った


低音で、たぎる感情を押し殺した声で、
こんなことを言われたら、ゾクゾクしてしまうじゃないですか!
本文当たりたくなって、本棚に聖書を取りに行ってしまったじゃないですか!
そして思わず「出エジプト記」を読んでしまったじゃないですか!(でも前後だけ・笑)
遊佐さんの演じるアドルフはデンキウナギの能力を移植されているので、
彼の発する電撃は主の雷に通じます。
この部分の聖書の引用はおそらく、
モーゼ=アドルフ、エジプト=G、イスラエルの民=人間 
というリンクになっていると思われますが、実はもうひとつ、
モーゼ=アドルフ、エジプト=憎しみと悲しみ(過去)、イスラエルの民=赦し(未来) 
というアドルフ個人としての図式も成り立つんです。
アドルフにはひどく辛い過去があって、彼は心の中でその過去とも戦っているから。
ひたすら重いし辛いし悲しいし、でも息を呑んで見てしまいました。
そして瀕死の状態でね、多分ずっと気にかけてきた仲間の女の子に、
「濡れたら危ないって言っただろう」って言って、彼女の雨と涙に濡れた頬を力なく拭うんです。
口数少なくて、仲間とも打ち解けてないふうのアドルフが、心を見せるんです。
このセリフでね、ワタシも瀕死状態になりましたよ……!!!
本当に時々こういうのが来るから、遊佐さんが普段下衆とか変態とか演じてらしても、
ファンも全然気にならないっていうか、「むしろ下衆ウェルカム」みたいになっちゃうんですよね。(爆)

あの中学生に勧められてなかったら、たとえ遊佐さんが出てることがわかっても、
題材的に絶対見ていなかったと思います。
彼が熱心に説明してくれたおかげで、またひとつ、遊佐さんの素晴らしい芝居に触れることができました。
感謝しないといけないなあ。
だって、聖書のシーン激リピしてるもの。(笑)
[ 2015/01/22 02:28 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

オリエント急行殺人事件 (フジ開局55周年版) 


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オリエント急行殺人事件
2夜連続、珍しくリアルタイムに視聴しました。
現在NHKでシャーロック・ホームズの人形劇を手がけている三谷幸喜が、
今度はフジでエルキュール・ポワロを描くということで、
非常に注目度も高かったのではないかと思います。
見終わってみての私の感想は「中途半端だったかなあ……」ということと、
「藤本隆宏さんは『真田丸』に来るに違いない! 役は本多忠勝!」と確信したことでしょうか。
全体に、ジレンマを感じた作品でしたね。

第1夜は原作に添っていて、殺人事件が起こりポワロが真相にたどり着くまでを扱いました。
予想に反して実に王道というか、展開は英国のテレビドラマ版とさほど変わらない印象で、
良いにつけ悪いにつけ、いわゆる三谷幸喜らしさみたいなものは感じられませんでした。
かといってこの殺人事件の真相に驚愕するほどの展開・構成だったかというと、
そうでもなかったんですよね。
ただこれは英国テレビドラマ版でも感じたことなので、
あのクリスティの原作、つまり文字から得る雰囲気を実写化するのは、
かなり難しいということなのかもしれません。
ただ、原作オリエント急行殺人事件は、様々な国の様々な階級の人間が集まっているがゆえに、
全員につながりがあって全員が犯人という結末が意外性を持つのですが、
それが日本を舞台にすることで、意外性のひとつを消去しなければならず、
結果、わざわざ面白さを半分切り捨てたことになります。
そこをあえてなぜこれを原作に選んだのかという疑問も残りました。(フジだから?^^;)

第2夜は、犯人側から描く殺人事件。
話としては第1夜と第2夜は続いているのですが、
日を分けた構成にすることによって、ミステリーの終盤に来る探偵の謎解き部分を独立させ、
回想ではなく現在進行形で見せようという構成です。
三谷さんは以前「回想は時間が止まるから嫌だ」とおっしゃっていましたが、
それを回避した形ですね。
そしてこの原作の隙間を埋める第2夜こそが、三谷さんオリジナルとしての見せ所でもありました。
人が次々に集まってひとつのことをやり遂げるというストーリーは、
三谷さんの十八番と言っても過言ではないと思うのですが、
その「ひとつのこと」が「復讐のための殺人」である時点で、
三谷さんの持ち味とは若干方向性が違ったのではないかと思わざるを得ないものとなりました。
三谷作品の「古畑任三郎」も同じく探偵物ではありますが、
あれは殺人を犯してしまう人間の悲劇と喜劇がバランスよく練りこまれていたところが、
ヒットの要因のひとつではなかったかと思います。
一方こちらの作品は、そのバランスが上手く取れておらず、かなり無理を感じました。
原作に敬意を払いつつ、でも三谷さんの思う人物像を描こうとすると、
そこにズレが生まれてしまい、どこか中途半端に終ってしまった気がします。
ただ、列車に乗ってから殺人を犯すまでの描写は、
さすが密室物を得意とする三谷さんで、テンポよく見せてくれました。
アクシデントにあたふたしつつも、いざナイフを……となったときに、
それぞれが見せる個々の表情が実に多様で面白く、人の複雑さを垣間見た気がしました。
この瞬間のための豪華キャスティングであり、そして見る価値のある瞬間でした。

肝心のラストは、やはり「犯人を見逃す」ということになりましたね。
原作でさえここは賛否両論なのですから、できたらオリジナルにして欲しかったなあ。
せっかく忠臣蔵ネタと合わせていたのだし、だったらそのまま忠臣蔵で行ってもらったほうが、
日本人としてはより共感できたのではないかと。

俳優さんでは、沢村一樹さんが落ちついた大人の男を渋く演じていて惚れ惚れしました。
二宮和也くんは、目の演技が素晴らしかったです。
『真田丸』には出演されないと思いますが、もうちょっと若かったら秀頼とかよかったかもなー。
印象に残る秀頼というのを見てみたいので。
そして草笛光子さんと富司純子さんの大女優お2人は圧倒的な存在感で、
お2人がいたからこそオリエント急行の雰囲気が醸しだされていました。
あと藤本隆宏さんはね、絶対大河に来る! 絶対本多忠勝!
この人なら、「なんかよくわかんないけど、戦場で怪我しないんだよね」が通用する!(笑)
『真田丸』を占うには微妙な作品でしたが、俳優さんたちのお芝居は楽しませてもらいました。
[ 2015/01/15 00:40 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(0)

パペット・エンターテインメント『シャーロックホームズ』 

三谷幸喜×学園ミステリー
パペット・エンターテインメント『シャーロックホームズ』


先月放送されたちょっと出し(?)の3話分を見ました。
と、その前に。
まず三谷さんがシス・カンパニーに所属されていたことを、さっき知りましたよ!
これまでずっとコードリーという住所等非公開の個人事務所でしたから、
今になって何故?という気もしますが、これから先、三谷さんの映画や舞台に、
これまで縁のなかったシス・カンパニー所属の俳優さんが出演されたりするのかなと思うと、
それはそれで楽しみでもあります。
とりあえず、渡辺えりさんは拝見してみたいですね。

っと、話がそれましたが、ホームズ。
思えば私、ホームズは「緋色の研究」と「パスカヴィル家の犬」しか読んでません。
そして内容全然覚えてません。(苦笑)
そういうほぼまっさらな状態でこの人形劇を見たんですが、
さすがホームズを15歳の少年にした「学園ミステリー」なだけあって、
子ども向けのライトな感じに仕上がっていましたし、20分という尺にも合っていたと思います。
そして「学園モノだから殺人事件は起きない」と三谷さんが解説していたように、
「謎解き」によりスポットを当てたシナリオでした。
個人的にはホームズの吹いてるピロピロ笛(正式名称知らず)がツボでしたね。
初め、大人びた考えとピロピロやってる子どもっぽい姿とのギャップに「んー」と思ったんですが、
途中で「あ、パイプか!」と気づいたときには、「恐れ入りました」と脱帽しました。
ホームズといえばパイプ、それをピロピロ笛にするなんて、よく思いついたなあ。
あと、アイリーン・アドラーが保健室の女医さんだったことにもうなりました。
原作では美貌のオペラ歌手なんですが、これはもうピッタリのアレンジ!
宮沢りえさんが演じていらっしゃいましたが、本当に絶妙な色気で素晴らしい。
アダルトすぎず、でも子どもにとってはドギマギするような色っぽさがあって。
そして演技といえば、やはりホームズの山寺さんですね。
もちろん最初から山寺さんとは知っていましたが、声を聞いても全然ピンとこないんですよ。
「え? これが山寺さん?」と思って。
三谷さんが「繊細でも少年でもない人が繊細でナイーブな少年を演じている」と絶賛してましたが(爆)、
本当にいつもの山ちゃんの声じゃなーい!
頭が良くて、ちょっと他人を見下してて、でも冷たいわけじゃない。
山寺さんのホームズは、そんな大人と子どもが同居した感じがちょっと危うくていい感じなんです。
だからこそ、ホームズがアイリーンに一杯食わされたときには、
「15の子どもじゃ大人の女には勝てないわよねー(苦笑)」と素直に思ってしまいました。(笑)
あとね、人形なのにドヤ顔見せるんですよね、ホームズって。
人形師さんてすごいと思った瞬間です。

次は8月に3回、10月から本放送が20回。
もう、何でそんなに小出しなの。(泣笑)
8月の回には藤原竜也くんがゲストで登場だそうですよー。


[ 2014/04/18 21:13 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

隠蔽捜査 

ここ何クールか連ドラを録画しても見ないで消してたんですが、
久しぶりに完走しました。
杉本哲太さん、古田新太さんのW主演で警察モノ。
その前に『あまちゃん』しか見ていなかった私にとっては、えらいギャップでした。


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(2014/06/25)
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今野敏さんの小説を原作とした『隠蔽捜査』は、
警察庁のキャリア官僚の立場から事件を描いています。
現場の刑事の目線ではないところが新しく、官僚ならではの出世争いも見どころの一つでした。
ストーリーそのものはそれほど目新しい感じではなかったのですが、
とにかくキャラクターと役者さんが良かったですね。
ほとんど男性しか登場しない、イケメンパラダイスならぬオジサンパラダイス。(笑)
彼らがそれぞれの立場や思惑でぶつかり合う芝居は、見応えもありゾクゾクしました。
警察官としての原理原則、国家公務員としての在り方を頑ななまでに守る竜崎(杉本哲太)は、
己の信じる「警察官の在り方」を遂行するために、いつも周りを振り回します。
そして彼が信念を貫くとき、そこには他人の譲歩や妥協があったりするわけですが、
それが嫌悪感を全く呼ばないのは、竜崎が「己」を消して「公」に徹しているから。
上にも下にも、誰に対してもブレのない同じ態度で接するから。
そこに「欺瞞」がないから。
そして本来なら飲み込むべきこともある「正義」をストイックなまでに追い、
それを実現させてしまうから。
だからこそ周りは反発しつつも、少しずつ感化されていくのだと思います。
家族だけは彼の「正論」の犠牲にならざるを得ない部分がありますが、
そこを上手く支えているのが妻(鈴木砂羽)の存在です。
あまりにもよく出来た奥さんだなあと思う一方、
彼女が度々発する「あなたは国のために働いてください」の一言は、
竜崎のようなタイプの男にとっては結構プレッシャーなんじゃないかとも思われ、
「案外怖い妻かもしれない」なんて、深読みしたりもしていました。
しかし正直なところ、家族パートはそれほど重要だったとは思われず、
むしろ幼なじみの伊丹(古田新太)とのことや、上條(生瀬勝久)を含めた同期組のエピソードを、
もっと濃く深く描いたほうがドラマとして面白かったような気がします。
ラストエピソードは竜崎の思うような正義の結末は迎えられず、
事件の真相が「隠蔽」されたまま終わったわけですが、
警察モノドラマとしてスカッとしたラストを求める向きには不評だった模様。
私はスッキリはしないけど、いつも水戸黄門のように解決するわけじゃないというところに、
かえってリアリティを感じましたし、「これは2期があるのかな?」とも思いました。

このドラマはとにかく役者さんたちが良かったんですが、
何よりの収穫はナレーションを担当された麻実れいさんです。
もうね、第一声を聞いたときに、
「ポスト来宮良子は麻実れいだったか!」と思いましたよ!
淡々とした読みの中に、「何かを予感させる」あの独特の雰囲気。
シリアスドラマにまさにぴったりです。
これからもどんどん起用されるといいなと思います。
そして久しぶりに拝見した加藤虎ノ介くんが、やっぱり犯人役だったのが。(笑)
私が虎之介くんを見るときは、なぜかいつも犯人なんですよね~。
ちょっとふっくらして、大人の男って感じになってました。

この作品は舞台にもなりましたし、もしかして原作はすごく面白かったりするのかな?
積読の山がなくなったら手を出そうかな……。(←いつ?
[ 2014/03/30 23:01 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(0)

私的ご当地4大CM 

あなたの地元のテレビはどう? 地方のローカルテレビあるある

こんな記事が目に留まりました。
他県へ行くと、ローカル色たっぷりのテレビ番組やCMが「ツッコミどころ満載」で面白かったりしますが、
そんな「ローカルテレビの『あるある』ネタをまとめてみた」というのが記事の内容。
その中で私が「あるある!」と思ったのが以下です。

●放送終了時間が早い。(35歳/女性)
●合間合間にテレフォンショッピング。(23歳/男性)
●その地方でしか見られない名物CMがある。しかもヘビーローテーション。(36歳/男性)
●系列局がなく、世間で話題の番組が見られないことがある。(33歳/女性)
●パチンコ屋のCMしかやっていない。(39歳/男性)


うちは民放系列局がすべてあるので見られない番組は少ないのですが、
深夜は終了時間の差などもあるせいか編成がかなり違い、深夜枠の番組は放映されないか、
何クールか遅れて放映なんてこともありますね。
それと今はじめて気づいたのが、パチンコ屋とかゲーセンのCMが地方独特のものだったこと。
本当にウザいほどしょっちゅう流れますけど、キー局だとないんでしょうか?
さて、そんな地方のテレビですが、やはり注目は「名物CM」じゃないでしょうか。
「新潟と言ったらコレ!」というCMはいくつかあると思いますが、
中でも私的に推したい4大CMがこちらです。

第4位 くすりのコダマ
かわいいです。
が、「お尻で応援する」というオチに初見時「(^_^;)」となりました。





第3位 東新潟自動車学校
私が生まれたときから変わっていないはず。
「この赤ちゃんたち、いま何歳だろう?」と毎回^^;





第2位 高野不動産
長岡弁に毎回耳が釘付け!!!





第1位 宝石みのわ
最強!!!
市民、いや県民で知らない人はいないでしょう。
これ以上はノーコメントで(;´∀`)





いかがですか?
みなさんのご当地最強CMはなんですか?
[ 2014/03/27 02:28 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(0)

個人的にキャスティングしてみた。 (前編) 

銀英伝の再アニメ化が発表されて1ヶ月くらいたちますが、
その後、特に表立った動きはない模様。
ただ色々と拝見していると、監督やメカニックデザイン等、
主なスタッフは決まっている感じです。
そこで今のうちにといいますか、個人的お楽しみとして、
新しいキャスティングを考えてみました。
しかし、これが超難航しました。(汗)
問題点は3つあって、1つは今回のキャラデザがどんな雰囲気なのかわからないこと。
OVA版は実在の俳優さん等をモデルにしていたはずですが、果たして今回は?
絵のイメージによって、キャスティングもかなり変わってきますよね。
2つ目はOVA版のイメージが強すぎて、新しいキャラクター像を描きにくかったこと。
これはもうOVA版を長年見ていた人はみんなそうだと思いますが、
この刷り込まれたイメージから離れるのはなかなか大変でした。
3つ目は、OVA版のキャストをどこまで再登板させるかということ。
絵が変わる以上、少なくともメインキャラの声優さんの再登板はないと思われます。
例えばミッターマイヤーの森功至さんがミッターマイヤーの父をやることはあっても、
転じてメルカッツをやったりすることはないだろうなと。
じゃあメインでもないけどモブでもない微妙な立場の人たちはどうか。
例えば チュン・ウー・チェンをやっておられた大塚明夫さんなどですね。
しかしこのあたりの人を排除してしまうと、銀英伝の魅力の一つである、
渋いオジサマ族をやっていただける声優さんがほとんどいなくなってしまうという。(汗)

あれだけ完成している作品をなぜいま再アニメ化なのかという点がわからない以上、
正直どの辺りに焦点を置いてキャストを考えればいいのか悩みます。
それでも発表前に考えてみたいのがファンの性。(苦笑)
ここでは「名前のある役をやった声優さんは極力採用しない」というルールで、
なんとか考えてみることにしました。
もちろん私はそれほど多くの声優さんを知っているわけではないですし、
みなさんの演技を把握しているわけでもないです。
あくまで私の知る範囲でのイメージから掘り起こしているので、
当然ですが異論は認めます。(笑)

なんだか前置きが長くなりましたが、まずは帝国から。
「なぜその人なのか?」というのを言葉で説明するのは非常に面倒なので、
その人の声で脳内再生したいセリフを添えてみました。
いくらかはイメージが伝わるんじゃないかと。
それと、セリフはアニメ版小説版入り混じってると思います。(正確でもないかも^^;)

ではいってみます。(笑)

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[ 2014/03/23 23:51 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(2)

100人のタカラジェンヌvsSMAP 

年末年始はテレビ(録画消化)三昧かと思いきや、結局紅白をちょろっとと、
毎年恒例の50ボイスしか見なかったなーという……。
ローカル色あふれる新春のご挨拶CM(琴の音付き)も1本も見ることなく、
何だかあっという間に通常運転に戻ってしまった感じです。

と、そんなところへ、いかにも正月バラエティという感じの1本を見ました。
スマスマにタカラジェンヌさんが100人という大人数で登場!
さすがに100人もそろうと壮観ですね。
まず「今回皆さんには私服でお越しいただきました」というナレーションに、
「はい?」と言う木村くんと「普段皆さんこの格好されるんですか?」と訊く香取くん。
確かにずらっと並んだジェンヌさんたち、特に娘役サイドはキラッキラに輝いてましたもんね~。
男役サイドはダークスーツが多かったので、そのコントラストも結構すごかった!
そしてすかさず「組長」の肩書にツッコミ、「さすが組長ヒョウ柄で!」
さらに「組長クラスにならないとアニマル柄は……」と続いたところに吹きました。(笑)

その後、ダンス、大階段の降り方、芝居、大階段でのダンスと、
4種類の講義をSMAP5人が受けたわけですけれども、
「嵐にしやがれ」にジェンヌさんたちが出演した時も思いましたが、
ジャニーズのみなさんは歌も踊りも芝居もバラエティもこなしてきているだけに、
みんな何でも器用にこなすなあと思いました。
嵐の時は「無理難題を押し付けられた嵐を愛でる回」といった感じでしたが、
SMAPは「課題をいかに消化するかを観賞する回」だったと思います。
得意なものも不得意なものもある中で、
それぞれの個性を活かしてちゃんとオチを付けられるのはさすがだなと。
でも中でも一番面白かったのはお芝居の講義。
バーでショットグラスを傾けながら、女と電話で話し、コートを羽織って店を出るという流れですが、
これ、男性が素で演じるにはかなり恥ずかしいと思います。
しかもタカラジェンヌさんのヅカ流色気たっぷりなお手本を見たあとでは。(苦笑)
それぞれどんなストーリーを作るのかも面白かったんですが、
私的としては、とうしても動きに目が行っちゃうんですよね。
女性が作る男の動きと、男性の動きの違い。
で、私が「あー、やっぱりこれが男のかっこよさかー」と思ったのが、
木村くんのショットグラスを持つ手。
あれは男の持ち方だし、男の手だから決まる持ち方。
芝居も良かったですが、なんというか、私は彼の「手」に惚れました。(笑)

今回は娘役さんたちとの共演が全くなかったのがすごく残念でした。
前は一緒に歌ったりしていたと思うんですけど、人数多すぎたのかなあ。
宝塚の男役さんにとっては、娘役を綺麗に見せたり、
うまくリードしたりっていうのも技術の一つだと思うんですが、
そういうのを実践するコーナーというのもいつか見てみたいなと思うんですけど……。
リアル男女になっちゃうからNGなんでしょうか。
面白いと思うんですけどね。
[ 2014/01/08 23:13 ] ドラマ・その他 | TB(0) | CM(0)