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NHK正月時代劇『風雲児たち』 

2018年、あけましておめでとうございます。
遅くなりましたが、みなさまにとって佳き1年となりますことをお祈り申し上げます。

さて。
元旦に放送されたNHK正月時代劇『風雲児たち』、視聴しました。
杉田玄白の著書として有名な「解体新書」。
当然ながらその翻訳には何人もの人間が関わっています。
ところがその功労者の中に、最も労を尽くしたであろう人物、
前野良沢の名がなぜないのか……を紐解いた物語。
原作を読んでいないので、どのように原作の世界観を表現していたのかはわかりませんが、
翻訳作業というひたすら地味な話を、1時間半で面白く見せてくれました。
密室劇を描かせたら右に出るものはいないであろう、
脚本家三谷幸喜の真骨頂とも言えるドラマに仕上がっていたと思います。

「ターヘル・アナトミアを翻訳出版しようぜー!」と意気込んだ前野良沢と杉田玄白ですが、
ふたりともオランダ語の知識がほぼ皆無なところから、
約3年程度で出版にこぎつけたという事実に私は驚きました。
ドラマ中で描かれていたように「一単語ごとにいちいち探っていく」のでは、
いくら熱意があったとしても、何十年経っても終わりそうにありません。
医学の知識と語学センスは言わずもがなですが、
想像を超えた情熱が、彼らを突き動かしたとしか思えません。
たぶん大業を成すときって、そういう計り知れないエネルギーが働くのだと思います。
前野良沢と杉田玄白は、ふたりとも同じ理想と同じ志を持って、
ひとつの目的地に向かってともに歩き始めました。
しかし、かたや完璧主義で細部に拘りたいタイプ、かたやとにかくゴールへ進みたいタイプ。
スタートしてすぐにふたりの道は若干のズレを見せ始めます。
それが決定的になったのが、今まさに出版しようというとき。
素晴らしい挿絵を前に「この絵に相応しい本にするためにもう3年は精査したい」という良沢と、
「医学界の進歩のためにはたとえ間違いがあっても早く出版したい」という玄白の間に、
この瞬間、大きな亀裂が走ってしまいました。
結局、翻訳者から前野良沢の名前は外されます……。

良沢は、「間違った翻訳本を出した」という不名誉を受け入れられませんでした。
でもきっとそれだけではないと思うのです。
今私たちが使っている「鼓膜」とか「十二指腸」とか「神経」は、彼の造語であることを知りました。
良沢は類稀なる語学センスを持っていて、だからこそこだわりたかったんですよね。
もっと端的でわかり易い言葉に置き換えられるはずだ、と。
一方玄白は「名より実を取れ!」な人で、多少難があってもさっさと出版しようとする。
私なんかも「後で改訂版を出せばいいのに~」なんて呑気に思っていましたが、
どちらも譲れない「己の信念」を持っていて、それが袂を分かつ原因になってしまいました。
「人間とはこういうものだ」と、見せつけられた気がします。
ここで救いだったのは、お互いにお互いを理解し合っていたこと。

良沢にとっては、名誉を捨てるかわりに「汚名」の可能性がなくなり、
玄白にとっては、手柄を独り占めしたという悪評のかわりに、名と実が手に入る。


このことを、ふたりがきちんと承知していたということは本当に救いです。
「笑いと緊張感から最後にホロリとさせる」というのは三谷さんの狙うところですが、
今作はそれがしっかりと決まっていました。
袂を分かった二人は、それきり会うこともなかったのでしょう。
そのふたりが「還暦の祝いの席で互いを労い合う」という場面をラストに持ってきたのは、
本当心憎い演出で、お正月のドラマに相応しいエンディングだったと思います。

それぞれのキャラクターの描き方はさすが三谷さん、見事でしたね。
顔見世程度にしか出てこない人たちも、その一瞬で人となりが垣間見えてしまう。
みんな魅力的で、こういう人たちがこの幕末手前の時代を活気づけ、
彩っていたんだなとワクワクさせられました。
そして荻野清子さんの音楽もステキでした。
ピアノと尺八のみのシンプルな劇伴でしたが、これがこのドラマにピタリと合っていました。
まさに蘭学と日本人の出会いといった様相で、オシャレでもありました。

このドラマは、色んな意味で試金石だった気がします。
これからの時代劇の在り方、題材の選び方などなど。
連ドラではなく、年に2本くらいのペースで、シリーズ化してくれたら嬉しいなあ。
[ 2018/01/06 02:02 ] 時代劇 | TB(0) | CM(0)

名奉行!遠山の金四郎 

先日TBS系列でやっていた特別企画ドラマ「名奉行!遠山の金四郎」ですが、
録画を細切れに視聴して、ようやく最後まで見終わりました。
知らなかったんですけど、3時間もあったんですね。
どうりでCMを送っても送っても終わらないはずだよ……。(苦笑)

で、松岡くんの金さん。
私は悪くないと思いました。
この手の時代劇って、大河ドラマとは違い、
スターの華と時代劇の型が俄然必要になってくると思うんです。
その点、松岡くんに華はあるし、とてもいい声をしているし、
必殺仕事人なんかを見ていても、時代劇に合ってると思うんですよね。
ただ娯楽時代劇に求められる「型」となるとさすがにやり慣れていないのもあって、
殺陣とあわせてまだまだといったところ。
今回一番気になったのは、御奉行と遊び人の町人金さんとのギャップがなさすぎたことでしょうか。
御奉行のときはそれなりに形を作っていたと思いますが、粋な町人というのは難しいんでしょうね。
口調とか、着物の裾をまくる手つきとか、ちょっとした仕草が「ああああ」という感じで。
本当に差がないので、お白州に現れたとき「この人知ってるーーー!」と思ってしまいました。←
私にとって遠山の金さんといったら高橋英樹さんと松方弘樹さんですが(どちらもテレ朝)、
おふたりとも御奉行と金さんのときの顔が見事に違ったなあと思い出しています。
でも松岡くんも、回数を重ねたらきっと良い金さん役者になるんじゃないかなとは思いました。
それにしても松岡くんて、痩身だけれど加えてもしかして意外と肩幅狭い?
桜吹雪の分量が少なかった気がしたのだけど、腕が締まって細く見えるせいもあるのかしらん。

鳥居耀蔵の加藤雅也さんは無駄に色気があって、怪しさ倍増。
個人的に鳥居耀蔵って小男のイメージがあったのですが、
まさか鳥居耀蔵に妙にドキドキする日が来るとは。(笑)
色気と言えば、相変わらず稲森いずみさんの着物姿も美しいです。
ただこの女ねずみ小僧とのくだりは、今回の脚本で一番消化不良だった部分ですね。
傅役の中原丈雄さんは、真田丸に続き主人公に振り回される役。
見守る感じに安心感があります。
花魁役は、ジェンヌさんから中島亜梨沙さんと実咲凜音さんが。
最近、宝塚出身の娘役さんは、時代劇というと花魁役のことが多い気がします。
立ち姿とか所作とかそんなところを期待されて……なのかな?
その他河合雪之丞さん、平田満さんに北大路欣也さんと、ちゃんと脇を締めてくれる人がいて、
この布陣を見ると、連ドラを狙っても良さそうです。

時代劇枠がなくなってしまって、若い人が時代劇を学ぶ場がなくなってしまったのは残念なこと。
でも時代劇を無くすことはできないし、やりたいという若い人は少なからずいるのだし、
採算の問題があるのは重々承知しているけれども、
こういう娯楽時代劇を作り続けてくれるところが出てきてほしいです。
[ 2017/09/30 01:04 ] 時代劇 | TB(0) | CM(0)

信長のシェフ 2 

シーズン1が面白かった「信長のシェフ」ですが。
シーズン2は……うーーーーーん。
ゴールデンに移行して失敗したというわけではなく、
そもそもストーリー展開に無理があったんじゃないかなあという感想を持ちました。

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ケンて、やっぱり所詮は現代から飛ばされてきた料理人でしかないわけですよ。
つまり歴史を動かすのはケンであってはならないと思うんです。
シーズン1では、歴史を動かすのはあくまでも信長であって、
ケンはその信長にヒントを提供する程度でしかありませんでした。
そのバランスが良かったから成り立っていたドラマだと思うんですよね。
ところがシーズン2になったらケンが自らあちこちへ出向き、
彼の料理が直接歴史に影響を与え始めました。
原作もそうなのかはわかりませんが、毎回これだとさすがに飽きてしまいます。
例えば同じようにパターン化された水戸黄門が長く続いた理由は、
安心の展開に加えて多彩な登場人物ゆえの設定の豊富さだったと思います。
この信長のシェフも同じようにパターン化された安心シナリオではあるのですが、
料理で解決というコンセプトがある以上、ケン以外で問題解決に動く人間がいないんですよね。
確かに歴史と料理の謎かけという点は面白いのですが、
結局解決方法がいつも同じになってしまって、だんだんつまらなくなっていく。
武田家に誘拐されていたあたりまではまだ良かったのですが、
そのあとは早送りでいっかな~みたいな感じになってしまいました。(汗)
ミッチー信長とケンの会話が極端に減ったのも魅力を減じてしまった気がします。

ところでミッチー信長の奥さん、濃姫が斉藤由貴さんだったわけですが、
「なーんかこの並び見たことあるなー」ってずーっと考えていて、思い出しましたよ!!!!
8年前にやってたクドカン脚本の昼ドラ「吾輩は主婦である」でラブラブ夫婦だったんでした。
これ毎日楽しかったよね~。
このリア充なOP見返してたら、本編も見たくなっちゃった\(^o^)/

[ 2014/09/13 23:02 ] 時代劇 | TB(0) | CM(2)

『ウォリアーズ  歴史を動かした男たち』 第1章 徳川家康 

6年前に見つけた「ウォリアーズ  歴史を動かした男たち」シリーズ。
英BBCと米ディスカバリー・チャンネルの共同制作として話題になっていましたが、
全編英語という言葉の壁を前に、「いつか字幕になればいいな~」と思ったまま忘れてました。
先日久しぶりに思い出して探してみたら、日本で発売になってたんですね。

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ジェームズ・サイトー、勝野洋 他

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早速レンタルして、第1章のTHE SHOGUNこと「徳川家康」を見てみました。
ここでは関が原を通して将軍家康を描くとしています。
BBCはドラマもドキュメンタリーも良作が多いと聞いていますし、
ディスカバリー・チャンネルはドキュメンタリーを専門とする局。
そういういわゆる海外のドキュメンタリーのプロがどう関ヶ原を料理するのか、
非常に興味がありました。
ドラマパートは英語に日本語字幕ですが、ナレーションは松平定知さんが担当されており、
「その時歴史が動いた」を彷彿とさせる雰囲気となっています。
これは外国人視点で、結構本格的なものが見れるのかなと期待が膨らみました。

が。

始まってすぐに、「武士道」全面推しなことにまず違和感がわき起こり、
さらにニンジャが出てきたあたりから雲行きが怪しくなりました。
そして三成が家康の元へ逃げこむとき、白塗りで女装をするんですが、
家康「それなりに化粧をすれば大坂芸者にも化けられよう」
三成「恐悦至極」
この会話に、(・o・)という顔のまま一瞬思考が止まってしまいました。(爆)
お互いに嫌味の応酬なんだと思いますし、
外国人にとってイメージしやすい例え&サービスなんでしょうけど、
日本人ならまずこういう会話は書かないですよね。
オール京都ロケだったと聞いた記憶がありますが、
さすがドキュメンタリーのプロといった感じで、
合戦シーンは大河制作チームもびっくりの迫力とクォリティー。
ドラマの展開はともかくも、映像としては非常に見応えがあります。
しかし見終わってみると、何を伝えたかったのかがはっきりしません。
日本人はおおまかな流れを知っているのでいろいろ補完しつつ理解できますが、
全く何も知識のない海外の視聴者に、果たして家康の偉大さが伝わったのかどうか。
というのも、家康の人となりが浮かび上がるほどの突っ込んだ描写はなく、
しかも関ヶ原の戦いが日本史上どれだけ重要な合戦だったかがここではわからないからです。
秀忠との父子関係はそれなりに描かれていましたが、
これは「歴史を動かした男たち」というシリーズのオチとしては弱すぎます。
また忠義についても鳥居元忠のエピソードを使って表現しようとしていましたが、
無理やり「武士道」と結びつけているので見ていてモヤッとします。
しかも、関ヶ原を三つ葉葵vs大一大万大吉にしてしまっているので、
最後の「豊臣が滅んだ」というナレーションが宙に浮いてしまい、
「結局何の話だったんだ?^^;」ということになってしまうのです。
初めに「史実を元にしたフィクションです」とのテロップが入りますが、
ドキュメンタリーとしても、ドラマとしても非常に中途半端で、
せっかく京都で大掛かりなロケを行ったというのに残念極まりないです。
ただ、先に挙げた家康と三成の会話のように、
「日本人ならそうは考えないだろうなあ」というような展開もあるので、
その辺りに注目すると面白いかもしれません。

ところでこの作品、景勝くんが出てたはずなんですけどどこにいたんだろう。
上杉討伐はナレ一言で済まされてましたけどね。(苦笑)
[ 2014/05/30 23:29 ] 時代劇 | TB(0) | CM(2)

テレ朝「宮本武蔵」 

テレ朝開局55周年記念ドラマスペシャル「宮本武蔵」、
2夜連続のところをなんと一晩で見ました(;´∀`)
録画で見ようと思っていたら、別な録画とかぶってましてね。
仕方なくぶっ通しで見るという無茶ぶりを敢行しました。

で。

そうですね、カンフー映画みたいな感じでしたね。
剣豪の話なので殺陣にはかなり力を入れていて、
魅せる殺陣だけでなく、実戦的な戦い方も意識されていたように思います。
剣術だけじゃなく、柔術も取り入れていたようですし。
ワイヤーアクションも頻繁に出てきて、中国歴史ドラマなんかでよく見かける、
「現実を無視した、ただひたすら格好いいアクションを見せる戦闘シーン」が再現されてました。
いわゆるチャンバラ時代劇としては、現代向きな新しい作風だったかもしれません。

話のほうは、脚本家が実写版「ヤマト」の方だったので若干危惧したのですが、
まあその思いは裏切られなかったかな……と。(汗)
第一夜は剣術パートと恋愛パートのバランスも悪くなく、
まだメリハリもあってそれなりだったのですが、
第二夜、特に武蔵と小次郎の共闘以降の話は、正直退屈でした。
いろいろと武蔵が剣について悟っていく大切な課程なんでしょうけど、
人ばかり次々に投入されるだけで印象に残るものがないんですよね。
小次郎にしたって、武蔵にとってどれほど大きいライバルなのかってのは見えてきませんし。
この構成なら、全体的に見て尺が足りなかったとは思いません。
かなり間延びしていたシーンもあるし、いらないシーンも結構あったように思います。
そしてなによりラストのぶった斬り感たるや!
「剣の道とは」を問い続けた武蔵が「小次郎との対決」によって「答え」を得るはずなのに、
倒すまでもあっという間、しかもそのあとどこかへ走り去ってしまったのは……なに?!
小次郎を倒した武蔵が「何かをつかんだ」であろうことはわかりますが、
こっちがそれに寄り添う前にプチッと終わってしまいました!
何の余韻もない幕切れに、それこそもう私のほうが、

「ちょ、待てよ!」

状態でしたよ。(泣笑)
や、私、木村さんに対するこの揶揄はあまり好きじゃないんですが、
さすがにこのラストにはこう叫ばずにいられませんでした……。

一つ心に残ったことといえば、西田敏行さん演じる日観が言った、
「世の中とかく白黒をつけたがる。
しかし白も黒も混じったところにとどまってこそが大切。
真の強さとはそういうものだ」
というセリフでしょうか。
矛盾は矛盾のままに、その白でも黒でもないところに己を保つのは、
つまるところ「悟り」ということにもなるのでしょうね。
こういうのって、とても日本的な考えだなと改めて思いました。

それにしてもここまで殺陣に力を入れるのであれば、
別に吉川版武蔵に原作を求めずとも、登場人物ももっと人数を絞って、
荒唐無稽にファンタジックなシナリオにしても良かったんじゃないでしょうか。
そのほうが娯楽チャンバラ時代劇として素直に楽しめた気がしました。

そうだ、最後に……。
やはり時代劇は演じるのが難しいのだなあとつくづく。
時代劇というものは、そこに暗黙の「様式美」みたいなものがあって、
それが「時代」を感じさせていると思うのですが、
その「様式美」は所作やセリフ回しから醸しだされるものだと思うんですよね。
「様式美」を追求しつつも自然な芝居をするって、今はどんどん難しくなっているのかもしれません。
こればかりは経験あるのみなんでしょうし、
また民放にも時代劇のレギュラー枠が復活するといいのですが。
[ 2014/03/17 02:01 ] 時代劇 | TB(0) | CM(2)

ね~こざぁ~むら~い2(完) 

「猫侍」を見終わりました。
実は昨年、強風でアンテナが電波を受信しなくなり、
1ヶ月ほどBSもCSも映らない状態が続きました。
私、性格的に「間を飛ばして続きを見る」ってできないんです。
「5話は見れなかったけど、どりあえず6話見とこ」っていうのは嫌なんですよね。
5話が見れなかったら、5話を見るまで先は見たくないんです。
そういうわけで、1ヶ月、つまり4話分も見れないとなったらそりゃもう、
「もういいや。レンタルになったら見るもん……(´・ω・`)」となってしまいました。
……が。
神は現れましたよ!
お正月に一挙再放送、ありがとうございますーーーーーー!
この時期のBSはとにかく映像が乱れるので気が気じゃないのですが、
無事、録画視聴が叶いました。

うわぁぁぁ、会いたかったよ、玉之丞!


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このドラマは、動物ドラマとして佳作だったと思います。
主人公の久太郎は玉之丞に振り回され続けていたけれど、
振り返ってみると、玉之丞って特別なことは何もしてないんですよね。
動物がメインのドラマの場合、

動物が重い病気になったり……
動物が行方不明になったり……
動物が助けに来たり……
動物が飼い主の代わりに犠牲になったり……

という展開になるのがパターンだと思うんですが、これは全然そうならないんです。
玉之丞は寝て、食べて、抱っこされて、おイタして、寝る。
もう本当にこの繰り返し。
久太郎が「猫の恩返しがほしい」とぼやくくらい、本当に何もしていない。(苦笑)
ただそこにいるだけなのに、どうしてか久太郎がちょっとずつ変わっていく。
そこが、このドラマの最大の魅力だったと思うんです。
特別でもなんでもない日常生活が営まれる中で、
人間は人間で生活をし、猫は猫で生きている。
両者の間にあるのは「同居している」事実だけで、
「飼っている」とか「飼われている」とかいう関係じゃない。
もちろん久太郎自身は、最初は「飼ってやっている」と思ってたでしょうけどね。
ペットを飼っている人から見れば当たり前だと思いますが、
これが猫見屋さんの言う「猫ちゃんは家族」につながってるんですよね。
たまたま今日ツイッターで、志茂田景樹さんが、
「イヌは遊び友達、ネコは心が凹んだ時に対話する相手でした」とつぶやいておられたんですが、
「まさにその通りだな!」と納得するドラマでした。

このドラマ、時代劇を謳ってましたけど、化け猫絡みだからか、
ファンタジー風になっていたのもほんわかさを演出していてよかったと思います。
猫見屋さんの髪の毛もちょっと南蛮風でしたし、着物の下にフリフリのブラウスなんか着たりしてね。
しかもここでまさかの「ねこカフェ」を出してきましたし!

個人的には久太郎が仕官しようとしていたのが米沢藩だったのがツボでした。
久太郎は始終眉間にしわ寄せてるし、口数少なくて頑固だし、
「あれ……景勝くん、生まれ変わった?」とか思った瞬間があって、
それ以来久太郎が玉之丞に怖い顔でデレているシーンを見ると、
「景勝くんもお猿さんに対してはこうだったのかもしれない……」
とか考えてニヤニヤしちゃうことがありました。←

こういう優しいドラマって、たまに見たいですね。
3月公開の映画はどんな風に仕上がってくるのかな……と思って公式サイト覗いたら、
まさかの、ネコ派 vs イヌ派 の話になっていました!(爆)
玉之丞も加賀屋の箱入り猫ちゃんではなく、任侠一家の飼い猫設定みたいですね。
わお、楽しみだ!
因みに玉之丞の写真集、出ますよ♡


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[ 2014/01/14 23:38 ] 時代劇 | TB(0) | CM(6)

ね~こざぁ~むらぁ~い1 

我が県でも、ようやく猫侍を見ることができました!
放送日が最速地域からほぼ3周遅れなのが痛いです。
それはさておき、このドラマはこれという大きなテーマを掲げているわけではなくて、
ねこを通して人と人との関わりとちょっとした変化を描いていくようなので、
30分枠というのに非常に納得しました。
時代劇だけれども、セリフなんかもかなりゆるいところがあって、
それがかえって癒し系時代劇(?)によく合っていると思います。

「ヒトはねこに骨抜きにされる」ということからすべてが始まってるわけですが、
これは今でもフツーに愛猫家さんたちは実感されてることなんじゃないでしょうか。
ねこに限らずペットを飼ってる方は、みなさん「(*´艸`*)」ってなってると思うんですよね。
みなさんのペットへの愛情はある意味別腹みたいなものののようで、
「人間の病院には家族1人しかついてこないが、動物病院には家族複数でやって来る」と聞き、
「あー、わかる」と思ってしまいました。(笑
そんな「ペットを溺愛してしまう気持ち」がこのドラマ最大の共感ポイントなので、
行き過ぎた溺愛っぷりに飼い猫を妖怪にされ、挙句退治までされてしまう事態に、
「見てるアナタは大丈夫?」と言われてるようで身につまされます。(苦笑

1話でツボったのは、北村一輝さん演じる久太郎がねこ退治に向かう際、
心の中で「斬り捨てろー! 斬り捨てろー!」と歌ってたところですね。(爆
普通に念仏でも唱えるのかと思っていたので、
歌い出したときには思わず吹きました。(笑
念仏であれば「逃れたい」という気持ちが強くなってしまいますが、
「斬り捨てろ!」と歌うことで立ち向かう勇気を奮い起こしてる。
濃くて怖い顔をしているのに、「本当はすっごく怖いんだ」と、
ここで益々親近感が湧いてしまいました。
強くても、鍛えていても、怖いものは怖い。

さて、真打ち登場! ねこの玉之丞。
「本当に食えないヤツ」という感じがたまりません。
ふてぶてしいねこを選んだとのことですが、
このコがこれからどう人間たちの振り回していくのかとても楽しみです。




玉之丞を演じてるねこは、あなごとさくらと大人さくらですが、
あなごさんは14才、大人さくらさんは15才と、どちらもおばあちゃんねこなのですね。
特番を見ていたときに、あなごさんはおとなしくて、
大人さくらさんは寝てばかりというコメントがあったんですが、
なるほど、2匹の年齢を考えれば合点がゆきます。
いつもキョロキョロしてるというさくらちゃんはまだ4才。
好奇心旺盛で、動きのあるシーンは主に彼女が演じているようです。
ちなみに特番と第1話を見た限りでは、この3匹の見分けはついておりません。(苦笑
少なくともさくらちゃんは年齢差が10年あるので、一番わかりやすそうかな?
これからどう展開していくのか今の段階ではわかりませんが、
久太郎の心の声と一緒に突っ込んだり笑ったりしていきたいと思いました。
[ 2013/10/14 23:36 ] 時代劇 | TB(0) | CM(4)

猫とサムライ 

昨日一瞬情報が出たと思ったらどうやらフライングだったようで、
今日正式に発表になりました。

『猫侍』

これの情報を初めて見たとき、もうどうしようかと思いましたね。
「あらすじとかどうでもいいからとりあえず見るわー」的な。(笑)
だって、主演の北村一輝さんの懐から匕首が、じゃなかった、懐から猫が!!!!
さらにその猫が刀の柄を抱えてるとか!!!!
しかもこの猫が歌川国芳の描く猫にそっくりで!
昼から萌えすぎて、ずっと眺めてニヤニヤしてました。(苦笑)

一応あらすじを読んでみると、

時代は幕末。
かつての剣客が浪人となって困窮していると、
「猫を斬れ」という仕事を依頼される。
その猫が「飼い主を骨抜きにする"魔"」を持つ化け猫で、
この猫との出会いが浪人の生活を変えていく……。

ということのようです。

どの猫も「飼い主を骨抜きにする」もんだと思いますが(苦笑)、それはさておき、
北村さん演じる浪人の設定が、「人は斬れても猫は斬れない寡黙な浪人」とか、
いやもうどんだけ萌えろというのか。
公式HPにさえ、「萌える、サムライ」とか書いてありますしねーーー。
撮影には猫ちゃんが3匹いたようで、
「猫は3匹いて、アナゴとサクラと大人サクラ。
アナゴが一番可愛くて大人しい。
目がクリッとしているのは全部サクラ。
大人サクラは隙があると膝の上に乗ってくる。
膝の上に乗ってくるシーンは全て大人サクラ」

なんて北村さんのエピソードも紹介されてました。(クランクイン!より引用)

ドラマは来月10月から放送。
映画は来春公開予定だそうです。
久しぶりに楽しみな連ドラになりそうです。

[ 2013/09/10 23:11 ] 時代劇 | TB(0) | CM(4)

「信長のシェフ」 

ドラマ「信長のシェフ」を見終えました。
原作コミックスは読んでいませんが、
周りのブロガーさんに読んでいる方が結構いらっしゃって、
わりと好感触な感じだったので興味を持っていました。


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梶川 卓郎、西村 ミツル 他

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現代から戦国時代にタイムスリップした若きシェフが、
信長に拾われてその料理人となり、数々の問題を解決していく。


これが話の基本です。
そもそも設定がファンタジーなので、史実がどうとかいうレベルの話ではありません。
おそらく料理に関してはきちんと時代考証されているんだと思いますが、
それすらも別にどうでもいいかな~って思えるドラマでした。(笑
歴史上の人物はある意味アイコンのような存在であって、
「そうそう、こんな武将いたよね」というザックリしたイメージが伝わればよかったのではないかと。
ネタ的には「クッキングパパ」とか「レモン・ハート」とかそんなあたりですが、
舞台を信長の時代に設定したことでスケール感が増したところが人気につながってると感じました。
信長ほど「奇天烈な」と言いながらその「奇天烈」を受け入れられる人物はいないですし、
戦国時代でビュッフェをやっても「まあ怒らないかもね……」と思えますしね。(笑

そんな作品のドラマ化ですが、今回の収穫はミッチーの信長だと思います。
オレ様でナルシストでキレたら何をするかわからないという性格は、
ミッチーだったらお家芸ではないかと思っていました。
ただ大河系でキャスティングするにはちょっと違うだろうとは感じていて、
そこのところが逆にこのドラマにピッタリだったんですよね。
デフォルメされた芝居とちょっとコミカルな感じが深夜枠によくはまっていましたし、
彼が出てくると画面が締まりました。
もうちょっとナルシストぶりが控えめになると大河で見ても面白そうなんですが、
でもそれがなくなったら多分ミッチーじゃなくなるしな。(苦笑)
ただちょっと残念だったのは、主人公のキャスティングかなあ。
原作での年齢設定がどうなっているのかわかりませんが、
ドラマを見ている限りあまりにも若すぎるように感じました。
提示される問題はどれも簡単のものであるはずがなく、
真意を読み取り期待に応える料理を作るには、それ相応の経験が必要だと思うんですよね。
技術云々ではなく、人としての経験という意味においてですが。
名だたる武将を黙らせるには、もう少し説得力が欲しかったかなと思います。

それにしてもこういうタイムスリップものの場合、
タイムスリップした人たちみんな歴史のことをよく覚えていますよねー。
覚えていなかったらタイムスリップもののルールが崩れるので仕方ないとは分かるんですけど、
ココらへんで「えっと、信長って何した人だっけ?」という主人公が現れても良いような?(笑

この作品、結構中途半端なところで終わったので、続編がありそうですね。
[ 2013/03/24 03:10 ] 時代劇 | TB(0) | CM(6)

『薄桜記』 最終回 雪の墓 

7月~9月にかけてNHKのBS時代劇で放送していた『薄桜記』。
ものすごく間隔が開きながらも、ようやく本日最終回を見ました。
1回見てから次を見るまでの間があまりにも開きすぎてしまい、
見るたびに「前回どこまで進んでたっけ」と、内容を忘れているという状態だったんですが、
それでもほろりとするほど最終回がよかったのでちょこっと感想でも。

忠臣蔵のサイドストーリーであるこの作品は、
赤穂の浪士たちを完全な正義とも、吉良を完全な悪とも描いていませんでした。
どちらにもそれぞれ言い分があり、それは間違ってはいない。
そういう中で己の信念を通そうとする人々の姿は真剣でもあり滑稽でもあり、
また彼らは幸福にも見え不幸にも見えました。
戦のない江戸の世に生を受けた武士たちは、
「武士が武士らしくあるというのはどういうことか」を、
どの時代の武士よりも追求せねばならなかったのかもしれません。
武士としての己の存在を確かなものにするためには、
「生きるために死ぬ」ことも「死ぬために生きること」もありだった。
その壮絶な決意は、幸せなことなのかもしれないし、悲しいことなのかもしれない。
人の人生は多面的で、決して一方から語ることはできないのです。
この作品では全員が見事なまでに己の生き方を貫き通しました。
丹下典膳は最後まで一枚上手で、格好良すぎる生き様に唸らせられました。
すべてを悟って安兵衛に剣を抜かせ、わざと隙を作って決着をつける。
多くを語らずとも通いあう心は切なくて、
「こんなのずるいよ……」という気持ちでいっぱいになりました。
不条理な世の中で「生きる意味」と「生きる勇気」を考えさせつつ、
時代劇の王道のような美しい物語だったと思います。

地上波では今何話をやっているんでしょうか。
最終回、もう1回見ようかな。
DVDも発売決まってるんですね。
山本耕史くんとのファンミーティングも行われるそうで。
っていうか、ついにNHK関係までDVD購入で応募券ゲットする方式を採用ですか?
しかも現段階での会場が『都内某所』っていうのはまあ当然なんですけど、
なんだかNHK関連と思うと感慨深いです。(苦笑


[ 2012/12/06 00:30 ] 時代劇 | TB(0) | CM(4)