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いろいろなことを、気の向くままに。   
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「心を整える。」 長谷部誠 著 

普段自己啓発本とか、有名人の名言集とかいった類のものにはほとんど手を出しませんが、
巷の評判がやたらとよかったので、図書館で借りて読んでみました。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
(2011/03/17)
長谷部誠

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本の体裁やコンセプトは、サッカー日本代表長谷部誠による自己啓発モノなのですが、
読んでみるとそこまで強烈なインパクトはありませんでした。
むしろ、いかにして今のサッカー日本代表のチームが作り上げられていったのか、
いかにして長谷部誠というサッカー選手が出来上がったのか、
そういった面を知る上で、興味を引く読み物だと思います。
特にW杯南アフリカ大会前後の日本代表の試合を見ていた人たちにとっては、
あの試合の裏でどんなことが繰り広げられていたのかを知ることができ、
本書と試合を照らし合わせてみると納得させられることが多々あることでしょう。
また、長谷部選手のピッチでの存在、いわゆるプレイは地味だけれども、
実はチームを後ろから支え、きっちり締めているというスタイルが確立された経緯も、
これを読むと非常に納得できます。
読みながら、「この人は少なくとも3世代同居の家で育ったんじゃないか?」と思ったのですが、
やっぱり祖父母と一緒に暮らしていたんですね。
あの礼儀正しさと堅苦しさと厳しさは、そうやって培われたものと確信させるものがありました。
どこかのブロガーさんが、
「読むうちにどんどん長谷部くんが嫌いになっていく(泣)」と書いてたんですけど、
これもまた納得してしまうという、なんとも皮肉な内容でもあります。(苦笑
長谷部選手は非常に規律正しく、常識的で、己に厳しい人です。
だからこそ他人にもそれを求めすぎる部分があるように感じられちゃうんですよね。
ただそんな彼が個性のぶつかり合いみたいな日本代表でキャプテンを務めていけるのは、
もちろんそうした徹底的な厳しさもありますが、
それを緩和する「天然要素」を持っているからなんだと思います。
普段は他の選手によく突っ込まれる、いじられ役というように告白してますが、
それもあるかもなあと思わせる雰囲気も、本書にはありました。

タイトルにある「56の習慣」とかいうのにとらわれると、ちょっと肩透かしを食らうかも。
もちろんそれぞれ大切なことで、気づかされることもありますが、
「おお! そうか!」みたいな発見は少ないかな。
どっちかっていうとすごく常識的なことで「耳がイタイ」って感じです。(笑
「だからああいう試合になったのか」とか「だから長谷部はこうだったのか」みたいな、
戦いぶりを見てきたからこその納得感が、この本の面白さだと思います。
文章は明快でテンポも良く、サッカー日本代表を応援する人には、
「あの試合の興奮を再び!」という感じでサクサク読めちゃうと思います。
[ 2011/07/05 18:36 ] ノンフィクション | TB(0) | CM(0)

日本人の知らない日本語 

日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
(2009/02/18)
蛇蔵&海野凪子

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話題になっていたので本屋で立ち読みしようと思ったのですが、
読み始めたとたん噴き出してしまったのでそのままレジへ突進しました。(爆

日本語を母国語としない人たちに日本語を教える日本語教師。
そんな素敵なお仕事をされている作者によるコミックエッセイです。

普段私たちは何の苦労もなく日本語を使っています。
けれど、それを習得しようとしたらどれだけ難しいことか。
一生懸命日本語を勉強している学生さんたち(つまり外国人の皆さん)は、
熱心に勉強すればするほど、私たちが思いつかないような疑問を持つようになります。

「冷える」と「冷める」の違いは何ですか?

訊かれてとっさに答えられません。

「教えて頂けますか」と「教えて下さいませんか」の違いを教えてください。

俄かには答えられません。

学生さんたちの前には、文化風土の差が色々な場面で障害となって現れます。
漢字にカタカナ、平仮名と、見たこともない文字に挫折しそうにもなります。
状況に合わせて言葉を使い分ける(敬語など)ことの難しさにも直面します。
それらに真面目かつ熱心に取り組む学生さんたちと、
彼らの熱心さゆえにどんどんマニアックになっていく質問に答えるべく、
日々勉強を重ねる日本語教師との、二人三脚の日々が非常に面白く描かれていて、
笑いながら私自身も勉強し、あちこちでなるほどと頷きました。

日本語学校で繰り広げられる質問合戦のほかに、日本語の「へ~」も色々載っています。
例えば「自分は○○○であります!」の「であります」は、
今は軍人さんの象徴のように使われていますが、もとは山口県の方言だったとか。
これは明治維新で重要な地位を占めた長州人が軍上層部に多かったため、
軍隊用語として広まったんだそうですよ。
あるいは上流階級のご婦人方の言葉として有名な「~ザマス」がもとは花魁言葉だったとか。
全然知らなかったなあ。

ネタバレしてしまうと読むときにつまらないと思うのでこれ以上書きませんが、
ただ可笑しいだけでなく、日本語を学ぶ学生さんたちへの愛が感じられるのがまたgoodなんです。
学生さんたち、みんなキャラが立ってて親近感わいちゃうんですよねー。
日本で暮らす外国人の皆さんはこんなところに戸惑っているんだなとか、
そんなことも知ることができますし、もっといろんなエピソードが読みたくなる素敵な一冊でした。
手元にあっても損ではないと思います♪

もしかしたら2巻が発売されるのかな?
こちらで連載再開してます。ためし読みにどーぞ。
[ 2009/06/09 01:16 ] ノンフィクション | TB(0) | CM(6)

リーダーはハゲ。 

今日の新聞の書評で目にとまったのがこちらの本。

なぜグリーン車にはハゲが多いのか

なぜグリーン車にはハゲが多いのか (幻冬舎新書)なぜグリーン車にはハゲが多いのか (幻冬舎新書)
(2009/01)
佐藤 明男

商品詳細を見る


「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」を思い起こさせるタイトルですが、
こちらの本はどうもタイトルそのままに「ハゲ礼讃」という内容のようです。
書評によれば、男性の頭髪が薄くなるのは男性ホルモンが多いせいで、
しかしその男性ホルモンは群れをまとめ統率する能力や、
あるいは男性としての強さを発揮するために必要であるため、
リーダー格の男性にはハゲが多いということでした。
歴史的に振り返ってみても、偉人として名の残る人物にはハゲが多いとか。
多分本の中ではつっこんだ論証がされているのだと思いますが、

ハゲ=リーダー

リーダー=高給取り

高給取り=グリーン車に乗車

グリーン車にはハゲが多い


という結論になるようです。
男性にとって頭髪が淋しくなることは悩みの種の1つだと思いますが、
もしかしたらそれは才能の証なのかもしれないのですね~。
おっと、うっかり鵜呑みにしてしまいそうですが、読まずに判断してはいかんいかん。
これはぜひ男性に読んでいただいて、感想をお聞きしたいものです。
女性としても、気になります、ハイ。(笑
[ 2009/05/31 01:29 ] ノンフィクション | TB(0) | CM(10)

「最後の授業」 ランディ・パウシュ 著 

先月、カーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授が行った「最後の授業」について、
YouTubeで動画を見た感想を書きました。
そのとき、その講義がすでに本として出版されていることを知り、
しかもそれが単なる講義のまとめだけではなく、補筆もあるということだったので、
早速読んでみることにしました。


最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
(2008/06/19)
ランディ パウシュジェフリー ザスロー

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何らかの事情で余命を宣告された方、あるいは不治の難病と闘っている方のお話というのは、
今の時代、世界中にたくさんあります。
そうした状況で頑張っている姿を追ったドキュメンタリーもたびたび放送されているし、
ドラマや映画、小説にと、あらゆる表現媒体で紹介されてもいます。
この本もそうしたものの中の1つであり、数あるレビューの中には、
ありきたりで得るものがないとか、感傷的すぎるとか、幸せだから言えるだけだとか、
否定的な意見も見受けられました。
しかし、これらの作品の主人公はそれぞれ違い、それぞれに違うドラマがあって、
発せられる言葉もそれぞれ違います。
読み手の感性がそのどれとリンクするかはわかりません。
それが本との出会いのタイミングであり、相性だろうと思います。

私にとってこの本は、非常に心に響くものでした。
これまでにもこうしたジャンルの作品はいくつか読んでいますが、
手元に残しておきたい、付箋を貼っておきたい……と思ったのは初めてです。
パウシュ教授はもともとポジティブ・シンキングのタイプでいらっしゃるのでしょうが、
それにしても余命宣告を受けてからの教授の行動には、脱帽せざるを得ません。
自分が死ぬという事実を受け入れ、死んだ後のための準備をする。
誰にでもできることではないように思います。
ここで語られていることは、「病と格闘する人間のドラマ」ではなく、
もっと普遍的な、「人生いかに生きるべきか」ということです。
叶えたい夢を見つけ、それを実現するために努力すること。
それは人生のあり方として、最も幸せなものの1つであると思います。
しかし夢の実現に壁はツキモノで、たいていはそこで諦めてしまいます。
けれども教授は、「壁は夢に対してどれだけ真剣かを証明するために存在する」としています。
実際教授は、その壁を乗り越えるためにすべての可能性を探り試しています。
教授自身はその夢のほとんどを叶えていますから、
非常に幸せで恵まれているように見えますが、その幸せは天から降ってきたのではありません。
ラフな口調の裏側に、多大な努力が見て取れるのです。
じゃあ私はどうだろう?
自分の真剣さをどれだけ証明することができるだろうか?


理系の教授らしく分析と理論に則った講義展開ですが、
それでも最愛の家族のこととなると、そんな教授もちょっとセンチメンタルになるようです。
そこが人間たる所以だと、私はより親しみを感じました。
今回は図書館で借りましたが、いつの間にかかなりの人数が私の返却を待っている様子。
返却した足で、ちゃんと自分で購入しようと思います。
本書に興味を持たれた方、動画→書籍の順でお読みになることをお勧めします。
[ 2008/08/31 22:12 ] ノンフィクション | TB(0) | CM(0)

この世で一番の奇跡 

伊那への移動中に読みました。
本屋で積まれているのはよく見ていたけれど、手に取ったのは人に薦められたから。
この世で一番の奇跡
この世で一番の奇跡
オグ・マンディーノ著

これは、人生に自信を失った人にとって、魔女の持つ水晶玉のような作品です。
水晶玉には、いろんな絵が映ります。
いいことも、悪いことも、すべて見せてくれる。
そして、その人へのメッセージも伝えてくれます。
この本は、そんな役割を持っていると思うのです。
とはいえ、もちろんこの本はそんな魔法ではありません。

でも、大切なメッセージや言葉が溢れいて、人が人として存在しているだけで、
それがどんなに素晴らしいことであるかを気づかせてくれるのです。
私たちがより良い人生を楽しむために日々努力するべきことは、とても単純。
でも、単純でありながら、実は実行するのが難しい。
本を読み進みながら、いくつもの言葉が心に沁みていきました。
繰り返して読めば読むほど、何かが開いていく気がします。

道を見失いそうになったとき、きっとクスリになるに違いありません。
[ 2004/09/16 21:53 ] ノンフィクション | TB(2) | CM(0)