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「天地人」 最終回 

この作品の陰の主役は遠山眉毛氏ではないかと思っていたのですが。
見事に「使い捨て」になっておりましたー!
ま、そんなことだろうとは思ってましたけどね。

というわけで、最終回くらい感想書こうかと思います。
これを書く前に、ざっと過去の記事を読んでみたのですが、
私にとっては、どうやら御館の乱あたりまでが許容範囲だったようです……。

「大河ドラマ」は今でも史実だと思っている人が多いです。
ドラマなんだからドラマとして面白いように脚色されているのが当たり前であり、
何でもかんでも史実通りでなければという意見は極端すぎると思いますが、
それでも「大河」という枠は特別であると思います。
何よりこれはNHKというテレビ局が、1年間、かなりの予算をかけて放映する作品です。
実際はどうだかわかりませんが、他局より時代考証はしっかりしているだろう的な、
暗黙の了解、あるいは思い込みがあるものと思われます。
50作近い作品が放映される間に、
「大河はリアル(≠史実)に一番近いもの」という認識ができあがったように思います。
大河はもちろんドキュメンタリードラマではありません。
それでいてなお、史実と錯覚させる作品を作れるのが、大河の「売り」ではないのでしょうか。
そのために必要なのは、きちんとした歴史的事実の把握や時代背景であるのは当然ですが、
やはり人物をその人らしく描けるか否かであると思います。
それがあってこそ、歴史改竄にも目をつぶることができると思うのです。
もちろん大河の場合は、改竄の程度にも限度があるとは思います。
「新選組!」も「篤姫」も、史実を知る人には不評でした。
それでも支持があったのは、人間がしっかり描かれていたからだと思います。
「天地人」は歴史がどうのという以前に、人物がまったく埋もれてしまっていました。
最終回を見てなお、誰一人これといった人物像が浮かび上がってきませんでした。
これは全く個人的な印象ですが、歴史と人物が乖離していたように思います。
改竄はともかく歴史は歴史で勝手に進み、人物は人物で勝手に生活している感じ。
いわゆるダイジェスト大河だったことを思えば、それも仕方のないことでしょうか。

「天地人」を目当てにここを覗いてくださっていた方にとっては、
私の記事はかなり生ぬるいものだっただろうと思います。
多くの戦国ファンの方が作品の出来に憤る中、私はあまり否定的なことを書いてきませんでした。
それは自分がブログを運営する上でのスタンスであり、
歴史ドラマを見る上でのスタンスもあってのことでした。
だからといって納得していたわけではなく、実際その後遺症(?)は現れてしまいました。
「戦国モノに触れたくない」症候群です。(苦笑
大河を見て脳が疲れていっぱいいっぱいになってしまったのか、
小説も映像もノーサンキュー状態でした。
でもこれでやっと、また楽しく歴史の世界に戻れそうです。(笑

最後に。
この作品の主題は「義」と「愛」でした。
しかし「義」も「愛」も精神的な問題であり、非常に抽象的です。
人によってとらえ方も違うでしょうし、評価も分かれるところでしょう。
こういったものは、決して人に説くものではない。
どちらも行為を通して、人がそれぞれ感じ取るものだと思います。
それを声高に口先だけで訴えられて行動が伴っていないのでは、
正直胡散臭いものにしか感じられなくなってしまいます。
役者さんや美術やお衣装などのスタッフさんは非常に健闘してくださったと思いますが、
作品意図が視聴者に伝わったかといえば…………?

北村景勝公

景勝公を好演してくださった北村さんに敬意を表し、謹んで購入させていただきました。
1年以上にわたり、お疲れ様でした&ありがとうございました。
(私信:リューザキ弾正さん、お遣いありがとうございました♪)
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[ 2009/11/22 23:39 ] 天地人 | TB(1) | CM(10)

「天地人」#39 三成の遺言 

結局長谷堂城の戦いもうやむやのうちに終結してた気がしましたが……。
直江兼続を主人公にしておきながら、北の関ヶ原と言われる部分はないがしろ。
これってドラマとしてどうなんでしょうかね。
正直、「んーと、主人公誰だったっけ~?」な状態なのですが。
多分上杉家ということで、守銭奴と言われつつも実は天晴れな漢だった岡左内とか、
新陰流の祖の孫という説もある上泉泰綱、傾奇者として有名な前田慶次とか、
こういう人たちが活躍するドラマを期待してた人も多かったと思うんですよね。
確かにこれだとマニア受けになってしまうかなとは思いますが、
彼らはとても魅力的な人物で、エピソードそれぞれが上杉家の「義」も感じさせてくれます。
それは置いておいたとしても、少なくとも上杉視点ということは、
ドラマにおいて、本場関ヶ原の戦いはサブであるべきだったのでは。

そんなわけで上杉さんたちが割を食った代わりに主役になったのが三成です。
福島正則とのお酒のエピソードは、私は良かったと思います。
あそこで三成に酒を飲ませるか飲ませないかは、シナリオ作家によって違うでしょうね。
今回は飲ませることで2人を昔に返し、お互いの気持ちを理解するという方向に持っていきました。
それはそれで、このドラマならアリかなと思います。
(正則と三成の関係伏線がこれまたなさすぎでしたが)
私だったら、干し柿のエピソードから、
「大事を成す者は最期の最期まであきらめないものだ」を取るとすれば、
そのまま柿を酒に変えて、飲ませないだろうなあとは思います。
そうすれば、小早川秀秋に牢から逃がしてくれと思わず迫ってしまう心情も頷けるかなと。
それにしても三成がしゃべりすぎじゃありませんでしたか?
あっちでもこっちでもタイトルを借りれば「遺言」を漏らしちゃって。
「男は黙って上杉景勝」ほどになれとは言いませんが、小栗君演じる三成には、
ちょっと軽い感じがしました。
しかしそれ以上に家康がまた悪者すぎて……。
「治部よ、あなたがどれだけ正論唱えても、このおじさんには通じない!」
そう思ってしまいました。
なんでこんなにわかりやすい悪者になってるんだろ。

最後に1つ。
兼続が泣かなかった!
これまで散々変なところで泣いてきたのに、何故ここで泣かないのでしょうか。
あなたの大切な友、三成があなたとの共謀作戦で死んだのですよ?
三成に決起を炊きつけておいて、それに対する想いはないのですかー?
本当に悲しみのどん底に落ちると、人は涙を流せないとも言います。
しかしこのドラマはそんな深いもんじゃなかった。
涙の代わりに血を流してたけどさ、せめて三成にかける言葉はないのか!?
[ 2009/10/01 00:03 ] 天地人 | TB(0) | CM(6)

撮了だそうです 

天地人、スタジオクランクアップだそうです。
この週末の南魚沼ロケ(噂によれば明日は八海山)ですべて撮了となるとか。
約13ヶ月に渡って一人の人物の生涯を演じてきた役者さんたちにとっては、
ドラマの内容如何に関わらず、こちらが想像できないくらい感慨深いものがあるのでしょうね。
区切られた空間の中とはいえ、自分とは別な人間として1年間を過ごすというのは、
やはり特別なものなのだろうなあと思いますし。
この一年、ごちゃごちゃ言い続けている私としても、
妻夫木君と北村さんの老けメイクを見ると、
「ああいよいよラストなんだなあ」とちょっとしんみりします。
これって大河でしか味わえない独特の感情ですよね。

Yahooの記事には、

今後の放送では「負け組になった上杉と兼続がどう生きていくか、ここが一番やりたかった。
胸が締め付けられるシーンの連続で、キュンとくるところに差し掛かっています」(番組関係者)


といういようなコメントが載ってました。
キュン……ねえ。
あらすじを読んだ方のお話から想像すると、
キュンの前に、明日の放送で怒髪天となりそうなのですが。

先日とあるブロガーさんに、
「カタリーナさんが一番盛り上がってたのって、OPが発表されたときだよね」
と指摘され、いやまさにそうだったなあと遠い目になりましたー。
何はともあれ、まずは役者のみなさん、美術や衣装などの撮影スタッフのみなさん、
13ヶ月間お疲れ様でした。
[ 2009/09/26 18:33 ] 天地人 | TB(0) | CM(8)

「天地人」#38 ふたつの関ヶ原 

連休を利用して、未見だった数話を一気に視聴しました。
相変わらずの超ダイジェストぶりに「おいおいおいおい」と思いつつ、38話をリアルタイム鑑賞。
放映時間にちゃんと見るの、久しぶりだなあ……。

関ヶ原、天地人的には頑張ったなあと思いました。
スタジオ撮りと葵三代の使いまわし(!)とCGの組み合わせがほどほどになっていて、
それぞれの境目の違和感はありましたが、映像から来る印象はまずまずだったんじゃないかと。
30分くらいで関ヶ原を終わらせるためか、武将がかなーり削減されてましたが、
OPに名前のあった長宗我部盛親ってどこにいました?
しっかし主人公そっちのけで三成が奮戦!!!
あれだけ三成を中心に描くんだったら、最初から三成サイドも書き込んでくれればいいのにー。
大谷刑部は上杉家とも少なからず縁があったわけだし、
左近もあんな最期を見せるなら、三成に過ぎたるものと言われた武将ぶりをもっと見せて欲しかった。
このドラマの場合、そんな時間がなかったとは言わせません。
で、関ヶ原の肝心のお話のほうは、もう直江状以前からおかしかったので、こんなもんですかね。(諦

そもそもこのドラマの直江状からは、上杉家の正当性というものが感じられませんでした。
会津へ帰国するときからして、すでに家康と戦やる気満々。
しかも帰国途中に蟄居中の三成を訪れ、決起をそそのかす兼続。
そして神指城築城だ、道路の整備だ、橋の普請だと見せられたら、
越後の堀さんだけじゃなく、視聴者だって「上杉に謀反の疑いあり!」って思ってしまいます。
おかげで直江状がただの屁理屈のように聞こえてしまいました……。
ドラマに対して史実云々言うつもりはありませんが、
実際のところ、景勝たちが会津へ帰国してからしばらくの間は、
外交上上杉家と家康との間にはなんら問題はありませんでした。
上方の政治についてなど、書状も数度取り交わしています。
城の普請にしても前々から計画していていたことで、家康も理解を示していました。
当時の状況からしていずれ家康との全面対決の日が来るとの心づもりはあっても、
上杉家がそれを進んでやろうというところまでは行っていなかったはずです。
このドラマはしつこく「上杉の義」を主張しています。
わざわざ「義」と「愛」の旗印を作ってまでアピールしています。
そうであればこの直江状は上杉の正当性、および義があってこそ書かれなければならないわけで、
初めから対家康戦を計画済みでは(しかも「我らからは仕掛けぬ」とかズルイことを言っている)、
そこに何の義があるというのでしょう。

そういうわけで、景勝が家康を追撃しない理由が「上杉の義」では納得できないし、
(まあ38回まで来ても上杉の義があんまりよくわかんないのも一因かな)
しかも最上攻めが終わったら、前言撤回で西に兵を向けるとか血迷ったこと言ってるし、
なんだかとのまでおかしくなっていることに呆然としました……。
あと……。
テリヤーキこと小早川秀秋。
ドラマとして、何であそこで裏切ったのかさっぱりわかりません。
というか、何で攻撃を躊躇っていたのかがわからないので、裏切る理由がわからない。
あれだけ上杉景勝を手本にしていると言うのであれば、当然三成に味方するでしょう。
「関白になったら、ボクも秀頼君が成長したとき殺されちゃうんだー><」と思って裏切った。
そういう演出は新鮮ではありましたが、あまりに伏線なさすぎです。

三成が自ら小早川陣営に乗り込んでいったことは、三成の奮戦に免じてスルーします。(笑
[ 2009/09/21 02:59 ] 天地人 | TB(0) | CM(6)

「天地人」#34 さらば、越後 

ドラマの内容がどうであれ、私の中では日曜8時はリアルタイムに上杉家が存在しています。
ドラマに対していくら文句や愚痴をつづっていても、救いようがないとわかっていても、
それでも心の隅っこのほうで、リアルタイムに越後の上杉家というものを感じていました。
ですから今回のタイトルが「さらば、越後」であると知ったとき、本当に悲しかったんですよ。
それは多分自分が越後民で上杉フリークで、カゲカツィストだからでしょうね。
「ああ、上杉家の皆さんが去ってしまう……」と。

それなのに~。
実際ドラマを見たらぜんぜん悲しくなかった……。
というか、あまりにツッコミどころが多すぎて、
呆気に取られているうちにみなさん会津へ引っ越していました。(汗
でも最大の理由は、先週の感想でも述べましたが、
結局越後国内のことにほとんど触れなかったため、
いまさら郷土愛を主張されても実感が伴わなかった
ということだと思います。
兼続が「これまで越後のためにしてきたことは何だったのだ」と言いましたが、
「いやその前に、そもそも何したっけ?」と本気で突っ込んでしまったのが、
悲しくもなんともなかった気持ちを全てを表しているような。
あ~あ、今週はまともな感想は書けそうにありません。

上杉家の会津移封に際して、百姓以外は全部召し連れるようにというお達しが出ています。
それに従って寺院なども多数会津や米沢へ移っているのですが、
あのー、仙桃院ママって、あの立場で越後に残れるんでしょうか?
しかも春日山城内にある謙信の墓をどうやって守るんでしょうか?
城には堀家が移ってくるのですが?
うーん、こういう展開は真面目に考え込んでしまいます。

会津移封について、自分を飛び越えて先に家老に伝えられてしまった哀れなとの。
(ここなんか、普通に三成が兼続にコッソリ教えたとかでいいのにさっ)
昨日上越市の謙信公祭にいらっしゃいました。
特別に設けられた天地人パレードに、
黒の細身のスーツ姿で真っ赤なオープンカーに乗ってのご登場。
景勝公ではなく北村一輝としての参加と見受けられ、
景勝公の春日山城ご帰還を楽しみにしていたいち越後民としては、ちょっと残念。
景勝公の雄姿が見たかったな~。
でも満面の笑顔で、観客の声援に応えておられたようですよ。
[ 2009/08/23 23:52 ] 天地人 | TB(1) | CM(8)

「天地人」#33 五人の兼続 

テレビ兼PCが壊れたりいろいろあって、久しぶりのドラマ記事です。

タイトルを見て、一体何を展開しようというのかとかなーり不安になりましたが、
「兼続が5人いたら統治も楽なのにな~ → 五大老で国政を」っつうことでしたか……。
ちょっと脱力しました。(苦笑

しかしこの作品の三成は複雑ですね。
「自分」というものをまるで感じさせない。
「自分」を押し殺して秀吉のために働いているのは、理想の国・日本を作り上げるためで、
それを実現するのは秀吉だと思っているのだけど、
その肝心の秀吉がだんだんとおかしくなってきている。
仰ぐべき主君の変化を目の前にしてなお、三成は己の道を変えられない。
自分を殺して理想の実現に徹してきただけに、味方が少ない。
孤独と重責にも屈せず背をぴんと伸ばして仕事に励む姿が、また敵を作る。
しかし、どれだけ強靭な精神を持っていたとしても、心から信頼できる友は欲しい。
けれどその友にさえ、自分の弱み、というよりも自分そのものを見抜かれたくない。
ものすごい葛藤を抱えた人だなあと思います。
そこに「友」として手を差し伸べるのが兼続のはずなのだけれど、
その兼続がどこか能天気に見えてしまうのが……うーん。(涙

ここまで見てきて思いますが、この作品の問題点は、
舞台を越後ではなく中央へ持ってきてしまったことでしょうね。
これまでにも指摘されていましたが、話が進めば進むほどそのしわ寄せが来てる気がします。
直江兼続という、一大名の”家臣”を主人公にするということは、
その視点も行動も自ずと制限されてしまうことになります。
たとえば「風林火山」の山本勘助などは、軍師という立場と流浪の半生があったために、
比較的自由にあちこち潜りこませることができました。
「何でこんなところに!?」ということがあっても、
それは大河の主人公の特権としての許容範囲内でした。
しかし直江兼続は「上杉家の家老」であり、そうそう簡単に動き回れる立場にありません。
手を出せる立場にない者を無理矢理事件現場に置いたところで、
ただのレポーターにしかなれません。
分不相応な場所で何か行動を起こせば「出しゃばり」と取られかねません。
そこをうまく処理するのが脚本だったと思うのですが、
主人公に対して反感を持ってしまうような人物造詣になってしまったのはどうしたことでしょうか。
直江兼続は一大名の”家臣”でありながら、
ドラマの中で中央政権と関わらせやすい人物であるとは思います。
とはいえ中央から見れば彼は一大名の家臣であり、権力を持った国主ではありません。
そういう人物を主人公に選んだのであれば、メインで活躍させるにあたり、
それなりの”土台”というものが必要だったと思うのです。
しかしこのドラマは、その土台となるべき越後統治のことは中途半端なまま、
早い頃から、必要以上に兼続を中央と絡ませようとしてきました。
その結果、直江兼続がどういう手腕を発揮して評価されているのかがわからず、
それなのにやたら重要案件に口出ししてくるので、「なぜお前がまた?」というように、
視聴者にドラマから距離を置かせてしまっていると感じます。
五大老を提案するにしても、”土台”があれば、
「陪臣の身でどうしてあそこまで豊臣政権に口出しできるのか?」という突っ込みを、
抑えることもできたと思うのですが。

もしも越後を中心に描いていたとしたら、
どちらかといえばこっちがメインになっているんじゃないか思われる内輪の話、
つまりお世継ぎだとか女同士の張り合いだとかも、
それなりに楽しく見れたのではないかと思います。
それぞれの話の持っていき方は賛否両論でしょうが、
ああいうシーンは私は嫌いではないし、むしろドラマ上必要なパーツであるとも思います。
ただそれも、必要なものをまず描いてこその面白さなんですけどね。
[ 2009/08/17 22:37 ] 天地人 | TB(0) | CM(12)

美しき刀。 

先週の土曜日、どうしても長岡で時間を潰す必要があったので、
新潟県立歴史博物館「天地人展~直江兼続とその時代」を見てきました。
本当はもうちょっとゆっくりじっくり見たかったので、
展示換えもあることですし会期中にもう一度行く予定にはしています。

天地人展

東京のサントリー美術館で開催されている間は、お客様もあまり入っていなかったようで、
「閑古鳥鳴いてました……」とか「人がいなくて見やすかったです」とかの感想を拝見してましたが、
こちらはさすがに地元ですわー。
激混み、でした。
じっくり眺めようとすると誰かがそばに寄ってくる。
近くに寄って見たいなあと思っても、いつも誰かが陣取ってる。
あの博物館があそこまで混んでいるのを、私はいまだかつて見たことがありません!
恐るべし大河ドラマ!

「上杉景勝御手撰三十五腰」に選ばれている長船長光の太刀を初めて見ました。
反りが若干大きめですが、細みですっと伸びた刀身が実に美しい。
その反りの大きさがむしろ堂々とした「漢」を感じさせます。
隣りで若いお父さんが、「これで戦って人を斬るんだよー」と幼い坊やに説明していましたが、
確かに刀が一方では人斬りの道具であったとしても、
その美しさは否定のしようがありませんでした。
もしガラスケースの中に入っていなかったら、自由に触ってみれるのだったら、
私は躊躇うことなくこの刀を手にしていたでしょう。
私たちは何かに「憑かれる」という表現をしますが、刀には人を虜にする怪しい美しさがあります。
それが人の命を奪う「真剣」だからでしょうか。
そんなものに見とれている自分がちょっと怖い。
東京では展示されていた景勝公の愛刀と言われる「姫鶴一文字」は、
新潟会場にはお出ましにならないようで残念です。
鍔のない漆黒の拵といい、細身の刃といい、一度対面してみたい一振なのですが……。

次の注目は尼崎版の洛中洛外図屏風でした。
秀吉が後陽成天皇を聚楽第に招いた「聚楽第行幸」を描いた珍しい図で、
当時の大名たちの屋敷なども描き込まれています。
もちろん上杉屋敷も「かけかつ」の記の元に描かれておりました。
洛中洛外図というのは、描かれているものが大きいだけに、
やはりガラスのこちらからボーっと眺めたのでは物足りないですね。
解説だとか地図だとか、ルーペだとかを持ってじっくりつぶさに眺めたい。
芸術品としての素晴らしさはさることながら、
当時の様子を具体的に見て取れる物のひとつですから、
史学という面からの鑑賞もまた興味をそそります。
それだけのストーリーが一双のの屏風には盛り込まれていて、
謎解きのような面白さがありますよね。

ところで、会場を後にしてから気づいたのですが、景勝公幼少期の鎧と言われている、
卍兜の甲冑なのですけれども、それも新潟では展示されてませんでした。
あれって県博の所蔵だから、もしかしたら下の常設展にあったのかしら!?
タイムリミットでスルーしちゃったんですけど……。
実はこちらの甲冑にはまだお目にかかったことがありません。
いやーん、見逃した!?
[ 2009/08/11 23:14 ] 天地人 | TB(0) | CM(10)

との、ご出陣! 

相変わらず「天地人」関連の検索で拙ブログをご訪問いただくことが多いようなのですが、
ドラマの感想をまったく書いていなくてすみません~。
TVと一体型のPCが壊れてドラマを数回見なかったら、なんだか見るのが面倒になってき(以下略

えー、それはさておき。
今年も上越市では8月22-23日に謙信公祭が開かれます。
2年連続GACKT謙信で盛り上がりを見せたこの祭、注目の今年のゲストは。

との、こと北村一輝さんです!

謙信役は市長が務めるとのことで、北村さんは「天地人パレード」にご出陣。
通常とは別枠の特別パレードだそうです。
ようやく景勝公がクローズアップされる日が来ましたか……。
どんな出で立ちでお出ましなのか楽しみでございます。
どうせなら、喜平次坊ちゃんも一緒ならよかったのになあ。

いろいろ想像を巡らせつつ、今年もテレビニュースで観覧組の私です。
[ 2009/08/07 21:21 ] 天地人 | TB(0) | CM(4)

「天地人」#26 関白を叱る 

アバンタイトルの「愛の詩人」とか朝日姫(平田敦子さんは好きです)とか、
何かと突っ込みたいことはあるのですが。

それよりもこの素朴な疑問……。

結局、上杉主従は何のために上洛したの~( ・◇・)?

このとき秀吉には、天下に知られた大名である上杉家を上洛させることで、
「上杉家もワシに従ったぞ!」と広く知らしめたいという意図がありました。
一方上杉家にとっては、越後を統一し国を固めていくには、
もはや秀吉の傘下に入るしかないという考えに考え抜いた結果の上洛でした。
(この時点で越後には、新発田重家の反乱という大きな課題が残っていました)

史実的にはそういう非常に重い意味を持つ上洛だったわけですが、
ドラマでの扱いは何というか、本当に物見遊山で終わってしまったような……。
別に史実がどうのってわけじゃないんですよ。
ドラマとして、この際どういうエピソードで書いてくれてもいいんですが、
あの時点で上杉家が上洛した重要性が感じられなかったのはどうなんでしょうか。
ただでさえ兼続の能力が視聴者に疑われている中で、政治的背景もスコンと抜けているので、
兼続が秀吉の誘いを拒否する痛快ささえ伝わってこないんですよね。
絵的には第1話冒頭にちゃんとつながったとはいえ、
あの初々しい決意みなぎる兼続が、この26話という回においては完全に浮いてました。

今回一番びっくりしたのはじぶじぶこと石田三成ですね。
「オナゴを救うために暇が欲しい」とか言い出したときには、
さすがにこりゃおしまいだと思いました。(苦笑
三成だって好いたオナゴがいたでしょうし、助けてやりたいと思うこともあったでしょう。
でもそれで暇乞いはないと思いますけどね~、キャラ的にも立場的にも。
そんなことしなくても三成なら上手く立ち回れるはずですもん。
っていうかさ、何で兼続と三成の間には必ず初音がいるの?
この2人のつながりには常に初音が絡んでるってどうなの?
……と書いてきて、すごいこと思いついちゃった……。
もしかして初音って、いつの間にか脚本家自身が投影されちゃってる!?(恐

景勝君の遺言ネタには、不覚にもホロリとしてしまいましたデス。
正直遺言の中身はヘンだと思います。
でもあの心意気と、花押を見たら血が騒いでしまいました!(笑
「カゲカツィストでよかったー」と思った瞬間でした。
しかし燃やせと言ったものを読んじゃう家老ってどうなのさー。(汗

最後に一言。
仙桃院サマ、やたら直江家の世継ぎを心配しておられましたが、
大事なのは直江家より上杉家なのですが?!
あなたの息子さんの跡継ぎがいないとお家大事になってしまうのですが?
この子作り云々のシーン、息抜きのために作ってるんでしょうけど、
いかんせん他も気が抜けてるからちっとも面白くない……。(毒
[ 2009/06/29 00:51 ] 天地人 | TB(0) | CM(10)

「天地人」#25 天下人の誘惑 

なんだか上洛話がすごいことになってる気がします。
まるで、

「かねつぐとふしぎなだいぼうけん」

とかいうのを見ている気分です……。
才色兼備の男に、どこぞの姫が「助けてください!」と雨の中をすがってきたり、
地元の美人が「好きになっちゃったわ♪」なんてあれこれ世話を焼いてきたり、
地元の有力者が「オレのもとへ来い!」なんて誘いをかけてきたり、
まさにファンタジーノベルのようです。
なのに、ファンタジーノベルほどのワクワクもドキドキもない……。(苦

とにかくとにかく、とにかく真田家が不憫でなりません。
「真田は表裏者」というマイナスイメージをドラマに都合よく利用されていると感じます。
そもそも秀吉が幸村を使って兼続を取り込もうとするなど、
深いドラマであれば「秀吉が幸村と兼続の両方を試している」とも描けましょうが、
幸村がその任を兼続に簡単にばらしている時点で、すべてが茶番になってしまっています。
こっちがあれこれ想像すれば、幸村には幸村なりの苦悩があるのだろうと察することもできますが、
そこまでこのドラマは入り込ませてはくれません。
なにせ理由が初音だよ、初音!
北条の人質に行っていたとかいうのを史実的にどうこう言うのはこの際無意味ですが、
しかし「そこから逃げてきた」というのはどうなのでしょうかね。
「人の情を知って忍でいられなくなった」とは聞こえはいいですが、
戦国の世にそのような甘ったれた忍はどうでしょうか。
しかも真田の娘ですよ。
それ相応の自覚というものを持っていて欲しいのですが。
情に負ける、これは人間ですからありえることですし、そういうドラマ展開は効果的でもあります。
しかしこれはあくまで戦国ドラマなんですよね。
人質であるにもかかわらず、さらに忍としての役目が務められずに逃げるとなれば、
それが何を意味するかは明白なわけで、とても好いた男のもとへ、
それも大名の家老となった男のもとへ行くなどできようもありません。
つまり正直に言えば、ここで初音は死を選ぶべきだったと思うのです。
だからといって兼続の腕の中で死ぬとかいう展開はやめていただきたいですが、
私としては、「死」がベストな選択だったと思うのですけどね。
結果的に上杉屋敷から去った初音ですが、次に何を「やらされる」のでしょうか。
幸村は幸村でそういう姉を助けるために秀吉の言いなりになったわけですが、
本当にこんな真田姉弟は愚かとしか言いようがありません。
こんな描かれ方で哀れです。(涙

今回はとのと利休のシーンに痺れました。
「愚直」という言葉が良い意味だとちゃんとわからせてくれる佇まい。
とのがお寝巻き姿で脇息に両肘ついてる姿も素敵でした♪
あーあ、おそばに仕えたいなあ。(爆

追記>>
そういえば浜松城に、洒井忠次、榊原康政、井伊直政の3人がいて、
へいはっちゃん(本多忠勝)がいなかったのはなにゆえでしょうか?
徳川関係はよくわからないのですが、この当時へいはっちゃんはどこにいたのでしょう?
徳川四天王は出すのに、上杉家は上田衆だけなんですねー……。(ぼそっ
[ 2009/06/23 01:12 ] 天地人 | TB(1) | CM(12)


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