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『キャンディ・キャンディ』 いがらしゆみこ/水木 杏子 著 

2008年09月26日 ()
一昨日まで半そでだったのに、今日はもうジャケットが欲しい寒さ!?
急に冷え込んだせいか、昨日から肩こりがひどいです。

友人の話に、急に「キャンディ・キャンディ」が読みたくなって探してみたら、
何と絶版になっていた!……ことを知ってから3年。
最近になって、図書館で簡単に借りられることに気づきました。
図書館てコミックも貸し出してるんですねー!
いやーん、なんて便利なの。

キャンディ・キャンディ (第1巻)キャンディ・キャンディ (第1巻)
(1992/05)
いがらし ゆみこ 水木 杏子

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ということで、さっそく単行本全5巻を借りてきました。
コミックだから、5冊くらいあっという間。
2週間期限でも安心して借りられます。(笑
実は私、この年にして初めて「キャンディ・キャンディ」を読みました。
アニメはオープニングしか覚えてないし、内容は大きなポイントしかわかってないし、
舞台は観に行ったことしか覚えてないし……って、ほとんど知らないに等しかったんです。
しかしなんでこれで舞台なんか観に行ったんだろう?(苦笑

読んでみて、こんな壮大なラブストーリーだったことにちょっと驚き!
キャンディが看護婦になるという展開だけは知っていましたが、
それでもどこか可愛らしいおとぎ話のようなものを想像してたんです。
丘の上の王子様〜とか、そんな感じですもん。
絵柄の印象もありましたし。
しかし、1人のおてんばな少女が成長して自分の道を見つけていくというストーリーに、
ただの少女マンガではない、奥の深いものを感じました。
第一次世界大戦に絡めたことで、ドラマの奥行きが広がった面もありますが、
描かれ方が浅いのは、歴史マンガではないから仕方ないのかな。
その点ちょっと物足りなかったのは、日頃歴史物に浸かってるせいかしら。
ただここで、戦争=悪でなく、命が失われることへの純粋な悲しみを伝えていたのが、
非常に心に残りました。
この作品が、少女たちの心をとらえるのも当然ですねー。

「キャンディ・キャンディ」を検索すると、必ず上位にヒットするのがこれ。

「キャンディ・キャンディ」遂にハリウッドで映画化!

↑思わず本気で読み進めちゃいます。
そして、アルバートさんの配役で大爆笑!
こうしてみると、確かにレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットは同系かもしれない。(笑
[2008.09.26(Fri) 23:10] 読書Trackback(0) | Comments(8) 見る▼
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肩こり解消法 by 谷中初音町
私は、以下の方法を毎日就寝前に行うことで重度の肩こりがとれました。
  1、枕をはずして仰向けに寝る。
  2.両手を組んで、組んだ手を枕がわりに頭の下に置く。
  3.この状態を3分間続ける。
上記方法を始めて約1ケ月で肩こりが和らぎ、現在は肩こり知らずです。継続は力なりです。
朝・昼・夕・晩と実施回数を多くすることで、より効果がでます。  谷中初音町

だ、大爆笑(腹痛い・・・) by リューザキ
映画化記事読んで、笑いすぎて死ぬかと思いましたよ〜(^^;)
(死ねない・・・北村景勝を拝顔するまでは・・・)←妄執
アルバートおじさん、最高(ぷぷぷ)

私は、この漫画によって、第一次世界大戦のきっかけを知りました(をいをい!)

ところで、カタリーナさん見ちゃったんですか?
キャロライン洋子@キャンディス・ホワイトを!!(^^;)

カタリーナさんのツボは by 木暮兼人
ハリウッド映画化の方でいらっしゃいますね(笑)
最後まで読むと、○○○○とわかるのだけど

キャンディがキルスティン・ダンスト
 #映画「スパイダーマン」のMJ
アンソニーがレオ様
某王子様がブラピ・・・
ハリウッド的にはこれ以上ないほどのキャスティングですね〜(笑)
 ↑笑・・・って・・・(爆)

そういえば、最近のレオ様は逞しくなってしまって、
あまり薄幸そうではなくなってしまいました。
多分、こういう役は引き受けないと思います・・・

歴史漫画、となると友人に借りた「女帝 エカテリーナ」のイメージが強いです
お約束の池田理代子先生です(笑)

愛蔵版 by びびんば
たしか、10代最後の年に、キャンディキャンディを読みたくて
愛蔵版を一気に買って読んだことを思い出しました^^
たしか、うちのクローゼットの奥に眠っているはず・・・

キャンディキャンディは、よく考えると、子供には難しい漫画でしたよね?
ある程度、年齢を重ねてから読むと、仰るとおり壮大な漫画でした^^;;;

キャンディキャンディと同時期に連載されていた
「フォフティーヌ」
も好きで、こちらも無理矢理買いそろえました(笑)

ブラピとデカプリオ・・・・ああやって語られると、確かに同系列・・・(ぷぷっ!)

■谷中初音町さん by カタリーナ
わざわざご教授ありがとうございます。
就寝前なら簡単ですね。
試してみますね。

■リューザキさん by カタリーナ
本当に映画化されたらなあと思いますよね。
題材的にもハリウッド向きだと思いますし。
ぜひこの通り、ブラピのアルバートさんで……。(笑
キャロライン洋子さん、拝見しましたよー!
といっても、何の記憶も残っていないのが残念。

>この漫画によって、第一次世界大戦のきっかけを知りました
そういうことってたくさんありますよね。
マンガも侮れません!

■木暮兼人さん by カタリーナ
ハイ、ホラ話のほうに食いついてしまいました。(苦笑
マンガも面白かったんですけれど、期待しすぎたせいか、
ちょっとインパクトに欠けちゃったんですよね。
10代前半で読んでいたらバイブルになるんだろうなというのもわかるので、
きっと私の年齢のせいですね〜。
そうそう、いじめっ子だと思っていたイライザとニールが、
実はお笑い担当になっていたところが意外と言えば意外でした。(笑

ハリウッド映画化のホラ話は、ありえない超豪華キャスティングですよね〜。
いいところ突いてきたなーという感じです。
ディカプリオは確かにたくましくなりましたね!
アンソニーみたいな役は引き受けないというのに同感ですし、
きっともう似合わないような気もします。
キルスティン・ダンストもすっかり成熟してしまいましたし……。

>「女帝 エカテリーナ」のイメージが強いです
おお、持ってます!
池田理代子先生の歴史物は、買い損ねた「ナポレオン」を除いて、
だいたい持ってたと思います。
その中で一番好きなのは「オルフェウスの窓」ですね。

■びびんばさん by カタリーナ
貴重な愛蔵版を持ってらっしゃるのですね〜。
この作品、確かに子供には難しいのかも。
人間関係も案外複雑ですしね。
小学生のとき、知り合いのお姉さんがどれでも好きなマンガをあげるというので、
このキャンディキャンディを所望したんですけど、
「これは難しいからダメ」と言われたのはそのままそういうことだったんでしょうかね〜。
子供心にちょっと傷ついたんですよね。(苦笑

「フォフティーヌ」という作品、存じ上げません。
どなたの作品なんでしょう。
無理矢理買い揃えたということは、とても面白い作品なんでしょうね〜。

ディカプリオとブラピが似ているとは考えたこともなかったんですが、
ああして親戚の設定で並べられると、同系列ですね〜。
しばらくはブラピ・アルバートさんが頭から離れそうにありません。(苦笑

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「オケピ!」 三谷幸喜 著 

2008年09月14日 ()
三谷さんは台本が活字になって残ることを好まれません。
今現在公けに目にできる三谷さんの台本というと、
戯曲傑作選のようなものに掲載されている2作品、つまり、
「12人の優しい日本人」とテレビドラマ「振り返ればやつがいる」の数話分。
そして岸田國士戯曲賞受賞で書籍化された「オケピ!」の3つではないかと思います。


オケピ!オケピ!
(2001/04)
三谷 幸喜

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「オケピ!」に関しては、岸田國士賞受賞作は書籍化して、
授賞式で来賓者に渡す慣わしになっていたため、仕方なく書籍化したと、
三谷さんが本のあとがきではっきり記しておられます。
たとえ高校生の演劇であっても自作の上演を認めない信念の強さは、
人によっては頑固ととらえるかもしれないけれど、
私は作品に対する敬意を思い出させてくれる、必要なものだと思うんですよね。
戯曲出版拒否は「端から見ると単なるエゴかもしれない」なんてことも書いておられますが、
そういう職人気質といいますか、譲れない何かを持っている人というのも、
1人くらいいていいんじゃないのかなあ。
そんな絶版本ではありますが、割と簡単に図書館で借りられます。(笑
「オケピ!」の舞台版は、チケット争奪戦に悉く破れまして、結局未見。
ふと思い立って、今回台本を読んでみることにしました。

内容は、ミュージカルの舞台が上演されているときに、
舞台下のオーケストラピットで繰り広げられる人間模様。
それがミュージカル仕立てで描かれていきます。
仕事にやる気のない人。仕事に不安を抱えてサイドビジネスやっている人。
初めての仕事に不安を抱えている人。恋愛問題でごたごたしている人たち。
それぞれの担当の楽器の特徴を加味しながら、
相変わらず個性豊かな登場人物が、物語を紡いで生きます。
しかし、岸田國士賞の審査員の方々の指摘にもあるように、
正直この話の舞台がオーケストラピットである必要が感じられません。
あ、いきなり言っちゃった!(苦笑
オケピの話なので、当然私は、オケピで働く音楽家たちの、
仕事現場での裏話みたいなものを期待していたんですよねえ。
その点で「あれっ」って感じではあったんですが、更にあのー、
すみません、この作品がミュージカルである必要性もあまり伺えません……。
ごめんなさい、ごめんなさい!
読む限り、ドラマとしては素直に面白いんです。
伏線があってそれらが繋がって、最後にはハートウォーミングな結末を迎えて、
三谷さんらしい楽しい作品だということは、台本からもわかるんです。
役者さんたちが動いたら、おかしくてたまらないだろうということも。
だけど、ミュージカルについている生バンドにしちゃ演奏時間が極端に少ないし、
いくらなんでも本番中のオケピにこれはありえないと思い始めてしまうと、
もはや舞台が成立しなくなってしまうんですわ、私の中で。(苦笑
ついでに、楽器のソロパートで担当キャストにソロナンバーを歌わせるという手法も、
アイディアとしてはとてもよくわかるんですが、
それが果たしてミュージカルとしての魅力に繋がるのかは甚だギモン。
結局これ、ストレートプレイでよかったんじゃないのかなあ。
なんてことを書いたら、元も子もないですね。(苦笑
舞台を見ずに判断するのはアレですが、同じように脚本を読んでみると、
「12人の優しい日本人」のほうに、私は1票を投じたいですね。
[2008.09.14(Sun) 22:45] 読書Trackback(0) | Comments(6) 見る▼
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再演のテレビ中継をみました(^^;) by リューザキ
・・・が、やっぱりミュージカル&オペラ好きな者にとっては、
ツッコミどころがあり過ぎます(^^;;)

再演なので、戯曲に残っている物との違いはあると思いますが。
(ちなみに、パーカッショニストが土方歳三→相馬主計にとか)

初演の時の台本作成の段階で、服部3世(我が家では服部隆之氏をこう呼んでいます)も、
幾分か指摘をして、直しも入れているそうなのですが。

楽屋話は、「そうそうそう♪」と納得できると共感しやすいのですね。
ちなみに「Your the Top  〜今宵の君に〜」は三谷ミュージカルの中では馴染めやすいです(^^)

オケピ! by 木暮兼人
私も、図書館で借りて読みました。
再演も見たかったのだけど、チケットが高い
という理由で、ウチでは却下になりました・・・

 先日の山本耕史君のZepp名古屋の「ヘドウィグ・・」
 は清水の舞台から飛び降りるつもりで
 私がヘソクリで切符を買いました。

で、私も読んだ感想でしかないのだけど
この作品も、良くも悪くも三谷ワールドであって
これをオケピでやる必要があったのかというと。私も正直、疑問
 #でも、これって「コンフィダント・絆」の4画家にも言える・・・
 #ゴッホやゴーギャンが後で仲悪くなったのは確かに有名ですが

シチュエーションコメディの旗手と本人が自負されるのであれば
あまり妙な小細工をされてしまうと
こちらが困ってしまう、というのが正直な感想です。

三谷さんのコメディにされるシチュエーションのネタそのものが
最近限定されてきてるような印象があるのも、
個人的には気になっております(汗)
名古屋で観た「君となら」は最高に面白かったのだけど・・・
伊藤俊人さんもいい味出してましたし(ToT)

■リューザキさん by カタリーナ
やっぱりツッコミどころ満載ですか〜。(苦笑
再演だとキャストも違いますから細部はかなり変わってるでしょうね。
とはいえコンセプトは変わらないでしょうし、印象はあまり違わないのでは。
三谷さんは日本のオリジナルミュージカルはホンが弱いことを指摘して、
そうではないミュージカルを目指して作られたと読みましたが、
結果的にミュージカルとしての魅力はどこにあるのかが、
残念ながら台本からは読み取れませんでした。
オーケストラピットを舞台にするという着眼点は素晴らしいと思ったんですけどねえ。
そういえば「You are the Top」はどこかに録画したビデオが……。
見ないまま放置されております。(苦笑

■木暮兼人さん by カタリーナ
同じことを考えている人がいてよかった!

>この作品も、良くも悪くも三谷ワールドであって
そうなんですよね。
最近の三谷さんの作品は、ある意味、
役者さんに少し頼りすぎなんじゃないかなあとも感じます。
アテ書きがだんだん裏目に出てきているというか。
その辺りが、木暮さんのおっしゃるネタの限定にも繋がるのかもしれないですね。
「コンフィダント」は拝見していないので何とも言えませんが、
昔の作品のほうが「作品としての面白さ」があったように感じます。

人生、山あれば谷啓(深い意味なし) by リューザキ弾正
え〜と、訂正に参上(照)
「Youre the Top」はミュージカルではなく、
出演者が歌うシーンのある、舞台です(焦)

ミタニンの作品には、出来が良い物、勇気は買うが意気込みが空回りしてしまった物とありますが・・・

そろそろ、「彦馬がゆく」とか「その場しのぎの男たち」のみたいな、
歴史物を取り上げて欲しいですね♪

アイデアとしては、吉田松陰(とゆかいな仲間たち)があるそうですが。

■リューザキ弾正どの by カタリーナ
そうですね、私も三谷さんの作品はどれも手放しで面白いというわけにはいかず、
仰るように空回りしてしまった……的な作品もあるなあと思います。
どれもそれなりにヒットする作品を書けるというのはものすごいことだと思いますが、
やはり「名作」というものはそうそう生まれないものなんでしょうね。
三谷さんの歴史物、また見たいですね。
でも大河のように、ちょっと制約みたいなものがあったほうが、
かえっていいものが書けるのかもな〜なんて思ってもいます。(苦笑

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「最後の授業」 ランディ・パウシュ 著 

2008年08月31日 ()
先月、カーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授が行った「最後の授業」について、
YouTubeで動画を見た感想を書きました。
そのとき、その講義がすでに本として出版されていることを知り、
しかもそれが単なる講義のまとめだけではなく、補筆もあるということだったので、
早速読んでみることにしました。


最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
(2008/06/19)
ランディ パウシュジェフリー ザスロー

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何らかの事情で余命を宣告された方、あるいは不治の難病と闘っている方のお話というのは、
今の時代、世界中にたくさんあります。
そうした状況で頑張っている姿を追ったドキュメンタリーもたびたび放送されているし、
ドラマや映画、小説にと、あらゆる表現媒体で紹介されてもいます。
この本もそうしたものの中の1つであり、数あるレビューの中には、
ありきたりで得るものがないとか、感傷的すぎるとか、幸せだから言えるだけだとか、
否定的な意見も見受けられました。
しかし、これらの作品の主人公はそれぞれ違い、それぞれに違うドラマがあって、
発せられる言葉もそれぞれ違います。
読み手の感性がそのどれとリンクするかはわかりません。
それが本との出会いのタイミングであり、相性だろうと思います。

私にとってこの本は、非常に心に響くものでした。
これまでにもこうしたジャンルの作品はいくつか読んでいますが、
手元に残しておきたい、付箋を貼っておきたい……と思ったのは初めてです。
パウシュ教授はもともとポジティブ・シンキングのタイプでいらっしゃるのでしょうが、
それにしても余命宣告を受けてからの教授の行動には、脱帽せざるを得ません。
自分が死ぬという事実を受け入れ、死んだ後のための準備をする。
誰にでもできることではないように思います。
ここで語られていることは、「病と格闘する人間のドラマ」ではなく、
もっと普遍的な、「人生いかに生きるべきか」ということです。
叶えたい夢を見つけ、それを実現するために努力すること。
それは人生のあり方として、最も幸せなものの1つであると思います。
しかし夢の実現に壁はツキモノで、たいていはそこで諦めてしまいます。
けれども教授は、「壁は夢に対してどれだけ真剣かを証明するために存在する」としています。
実際教授は、その壁を乗り越えるためにすべての可能性を探り試しています。
教授自身はその夢のほとんどを叶えていますから、
非常に幸せで恵まれているように見えますが、その幸せは天から降ってきたのではありません。
ラフな口調の裏側に、多大な努力が見て取れるのです。
じゃあ私はどうだろう?
自分の真剣さをどれだけ証明することができるだろうか?


理系の教授らしく分析と理論に則った講義展開ですが、
それでも最愛の家族のこととなると、そんな教授もちょっとセンチメンタルになるようです。
そこが人間たる所以だと、私はより親しみを感じました。
今回は図書館で借りましたが、いつの間にかかなりの人数が私の返却を待っている様子。
返却した足で、ちゃんと自分で購入しようと思います。
本書に興味を持たれた方、動画→書籍の順でお読みになることをお勧めします。
[2008.08.31(Sun) 22:12] 読書Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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実は結末を知らない完結した名作コミック 

2008年07月08日 ()
大好きなgooランキングに、また面白いネタが転がってました。

『実は結末を知らない完結した名作コミック』


新着情報30件→RSS
goo ランキング
実は結末を知らない完結した名作コミックランキング
1Dr.スランプ
2シティハンター
3DRAGONBALL(ドラゴンボール)
4タッチ
5北斗の拳
6らんま1/2
7キャプテン翼
8めぞん一刻
9ときめきトゥナイト
10YAWARA!
もっと見る
(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.



記事には、

 たどり着けない最終回
 子どものころに夢中になって読みふけったコミックの中には、
 連載の長期化によって途中でついていけなくなったものや、
 受験勉強などのタイミングでいつの間にか読まなくなってしまったもの
 もあるのではないでしょうか?


とあるのですが、まさにその通りですね〜。
例えばランキングの10傑に入っているものの中だと、
Dr.スランプシティーハンターらんま1/2ときめきトゥナイトは、
読んでいたにもかかわらず、最終巻までたどり着けずに結末がわからない作品です。
らんまのあとに連載が始まった「犬夜叉」も、10巻くらいで挫折しましたし、
やはりあまり長すぎるのも考えものだと思います。
今はほとんどマンガを読みませんが、本屋に行くと、たまにコミックスも物色したくなります。
が、しかし。
マンガはカバーがかかって立ち読みができないんですよね。
おまけに最近の作品はどれも巻数が多い!!!
すでに13巻とか刊行されているものを読むのは、正直面倒くさい。
結局今トレンドなコミックスというものは、私にとっては未知の世界です。
どんなものが流行ってるのかすらわかりません。

で、ふと思い出したんですが、完結していないコミックスで気になるものがあります。
それは細川智栄子あんど芙〜みんの「王家の紋章」
高校生のとき、クラスメイトが学校に持ってきたのがきっかけになって、
クラス中で秘かに一大「王家の紋章」ブームが起きました。
それからもコミックスを借り、結局25巻くらいまで読んだ記憶はあるんですが、
その後物語はどうなったんでしょう?
調べてみると、最近コミックスの53巻が出たようですね。
40巻くらいまで読んでいたらしい友人の話によると、
相変わらず、キャロル(主人公)が現在と古代エジプトを行ったり来たりしてるだけ
とのことだったんですが、今もそうなんでしょうか?
話が展開しないのもびっくりですが、絵が何十年と変わらないっていうのにもびっくりです。
これは、別に読む気はないんだけど(苦笑)、
どう決着をつけるのか、最も気になる作品ですねー。
マンガじゃないけど、栗本薫の「グイン・サーガ」もどうなるんでしょうね。
1巻しか読んだことないですけど、予定の100巻で終わらず、今120巻くらい出てますか?
「完結するまで死ねない!」という声をよく聞く作品でもありますが、
ここまでくると、書くほうにも読むほうにも根気と体力がいりますね〜。
[2008.07.08(Tue) 23:31] 読書Trackback(0) | Comments(6) 見る▼
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ギブ&テイク by リューザキ
そういえば、学生時代に読んでいたあのマンガ・・・
どうなったんだ??

そんな時は、私には、漫画奉行がおります(^^)
「ねえ、『スケバン刑事』って、最終的にどうなったのよ?」
奉行「○○となって、ラストに△△、その後えっ?となって終わり」(爆)

こんな感じで、気になることは、奉行に聞きます(^^)

「麻利と新吾」は??
以下同文∞(笑)

で、彼女の質問が歴史関係。。。
私が、今度は答える役目になります♪

最近は、フェードアウェーする漫画も多いので、困りますよね☆
「ベルセルク」はどうなるんじゃいっ!!(独り言)

■リューザキさん by カタリーナ
そのような奉行をお持ちとは、よきことですね!
「ベルセルク」は読んだことがありませんが、まだ連載してるんですか……。
もう随分前からやっている気がしますが、みなさんちゃんと完結させてくださいね〜。(願

漫画大好き(笑) by 木暮兼人
結末を知りたいときはブックオフ!だったりしますね
サザン×アイズはブックオフ→漫画喫茶
という流れをたどって完結させました。

シティハンターはまだ納得できる終わり方でしたが
同じ漫画家のキャッツアイは、子供心に「そりゃないよ」という終わり方でした・・・
終わり方が問題になった作品には「奇面組」も挙げられます
ジャンプって問題な終わり方をしたマンガが多いですねー。
そもそも第一部完、となってた、スラムダンクって第二部はバガボンドなんでしょうか(嘘)

王家の紋章は読んでいませんネーー(スミマセン)
ウチの高校で流行ってたのは「動物のお医者さん」でした♪佐々木倫子先生回し読み状態♪♪


リューザキさんの挙げておられる「麻利と新吾」は友人から借りていましたが内容が思い出せません(笑)

by Aki_1031
シティハンター、私もラストが気になり、数年前に最後の数巻だけ大人買いした経験があります(笑)。
ガキんちょの頃は、おとんが「タッチ」、おかんが「王家〜」にハマり、
この2作品だけは発売日に無条件でゲットできた記憶が…(笑)。
ただ「タッチ」は単行本になるのが早いので、すごい勢いで冊数が増えましたが
「王家〜」は途中からとんとご無沙汰…。
さすがに途中でおかんも子供たちも飽きて忘れてしまい現在に至っていますが、
まさか53巻まで発刊されていてまだ現在と過去を行ったり来たりしていたとは!(呆)

最後が気になるというと「ガラスの仮面」も気になりますが、
これもまだ終わってなかったんでしたっけ…?(苦笑)

■木暮兼人さん by カタリーナ
ブックオフは私も時々活用してます。
試し読みとか確認読みには最適ですよね。(笑
キャッツアイってどういう終りでしたっけ……。
全く記憶に残っていませんが、キャッツアイもシティハンターも、
時々無性に読みたくなるときがあります。
でも1冊も持っていません。(苦笑
「動物のお医者さん」はうちも流行りましたよ。
ハスキーブームが懐かしい〜。
スラムダンク、噂は聞けど読んだことはなく。
第一部完という、中途半端なままなんですか!?
じゃあファンの皆さんはお待ちかね?
フェードアウト組になりませんように……。

■Akiさん by カタリーナ
わ〜、「タッチ」世代!(ってなに・爆
「タッチ」は発売日(ここは1日遅れ)に走って買いにいってましたね〜。
「王家〜」は現状にびっくりしました。
作者の細川さんはすでに70代半ばほどとのこと。
キャロルはいくつになったのかなあ。(苦笑
確か連載開始当初は、大学生の設定じゃなかったでしたっけ……?
「ガラスの仮面」は読んだことがないんですよ。
それこそ読む気になったときには、すでにかなりの巻数が出てまして、
今さら初めから読むのが面倒でした。(苦笑
こちらは執筆がストップしているのでしたか?

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外交20って…… 

2008年05月09日 ()
江戸遠征より帰還しました〜。
今回はいつもより特別ハードなスケジュールだったわけではないんですが、
いつもより人混みに疲れたのか、帰りの新幹線の中で爆睡してしまいました。
電車の中で寝るのは日本人くらいだそうですが、本当に人事不省に陥ってました。(汗
もしかしたら、Akiさんと熱く語りすぎて体力消耗?(爆
(Akiさん、お付き合いありがとうございました〜♪)
そんなわけで、帰り際にコンビニで衝動買いした雑誌もチラッとしか読めず。

戦国の大合戦
激突!戦国の大合戦―最強軍団がゆく
(青山 誠 著−双葉社)

下克上の戦国時代、各地に割拠した群雄たちの合戦を、
豊富な図版、チャート、イラストなどでわかりやすく紹介。
表紙および口絵、本文イラストは、
あの大人気ゲーム『信長の野望』『三国志』シリーズで活躍中の長野剛氏。(Amazonより)


世に有名な戦国の合戦が、参戦軍の戦力チャートや図で解説されている、
いわゆるあらすじ本の類です。
南の方に疎い私には、もってこいなお手軽雑誌。
おまけに長野さんの挿絵が無駄にカッコイイ。(笑
合間に「軍師列伝」だとか、「火縄銃」や「切腹」といった読み物があるのも面白いです。

因みにまだ「川中島」と「関ヶ原」しか読んでないんですが(苦笑)、
上杉謙信の能力値が、戦闘力、知力、人望が100なのに対し、
外交が20ってところが妙にツボに入ってしまいました。(苦笑
備考に戦術レベルでは戦国最強の武将としながらも、
外交・戦略センスはゼロに等しいとあります。
ゼロかどうかは分かりませんが、どこまでを戦略と呼ぶかにもよりますけど、
謙信は領土拡大のために戦をしていたわけじゃないし、
合戦はなんというか、頼まれ仕事みたいなところもあって、
もともと緻密な戦略を練って戦を仕掛ける気はなかったような……。
ただやはり、普通は戦略あっての戦術だと思うんですけど、
謙信はその戦略の不足を戦術で補っていたということになるんでしょうか。
そういう意味ではやはりあの時代、最強と謳われるのも最もなのかもしれませんねえ。
ただそれだけに、限界もあったんだろうなあと察しがつきます。

そこで「関ヶ原」を読んでみると、徳川家康は外交、財力、統率力が100なのに対し、
戦闘力があの東軍で40です。(因みに西軍が60)
まあこのチャートを見なくても、家康は完璧に戦略家ですよね。
もしこの関ヶ原の時点で、家康と謙信が戦っていたらどうなったんだろうなあ。
戦略か? 戦術か? なかなか面白そうな考察じゃないかと思います。
どっかにそんな架空戦記小説がありそうですね。(笑
[2008.05.09(Fri) 23:38] 読書Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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まあ・・・・ by びびんば
確かに、「合戦」というレベルでは、諜略を用いる・・・所か、諜略をかけられる側でしたしね^^;;
青苧販売とか、対信長戦のために、以前戦っていた越中の一向宗と手を結ぶとか
そう言う意味では、決して20だとは言えないと思いますよね〜^^;;

その気(諜略する気)になれば、もう・・・・クリティカルヒットだったのではないでしょうか?(クリティカルヒット?@爆)

家康には、本多佐渡がいますから、謙信はそう言う人に一度は騙されそうな気がします^^;;;

■びびんばさん by カタリーナ
クリティカルヒットって。(爆
でもそんな感じですよね、やる気になればきっと。
ただ確率が心許ないですよね〜。
ほら、学芸員さんも謙信は気まぐれだと仰ってましたし。(苦笑
本多佐渡に騙される謙信……大いにありえますね!(笑
こと政治に関しては、「義」なんて絶対通じないですもんね〜。

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「警官の血」 佐々木譲 著 

2008年04月08日 ()
昨年の「直木賞」候補になり、「このミステリーがすごい!」で1位を獲得した本書。

警官の血 上巻警官の血 上巻
(2007/09/26)
佐々木 譲

商品詳細を見る


上下巻、一気に読んでしまいました。
久しぶりに読むミステリーだったのですが、この作品はミステリーというよりも、
社会派の小説にミステリー要素が加えられたものと思います。
作品は3部構成になっていて、それぞれ祖父、父、子を主役としています。
彼らは三代続いた警察官の一族。
しかしいわゆるキャリアの部類ではなく、ノンキャリアで、そう裕福でもなく、
一般市民と同じ様に悩みもがきながら生きていく警察官です。
戦後間もない頃から現代にかけて、それぞれの時代に実際に起こった事件を交えながら、
「警察官とは何か?」
「警察官の職務とは?」
「罪とは?」
そういったことを、問いかけていきます。
祖父と父は二代続けて谷中・天王寺の駐在所に勤務しますから、
この辺りに土地勘のある人にとっては、それだけでも面白い作品でしょうし、
戊辰戦争、関東大震災、東京の空襲でも無事だった天王寺五重塔が炎上した事件や、
全共闘の時代、「大菩薩峠事件」を扱った部分はとにかく読み応えがあり、
当時を知らない私でも、事件が生々しく蘇る……という感覚になりました。
祖父の死の真相を解く、という点がミステリーとなっているわけですが、
これに関してはそれほど重要な要素ではありません。
謎解きというほどのものでもありません。
それよりは、その時代時代で警察官にも生き方があり、悩みと苦しみがあり、
その中で精一杯生きていたということのほうがずっと響いてきます。
理想の警察官、清廉潔白な警察官などいない。
「警察官も人間なのだ」ということが、ページを繰るごとに伝わってきます。
最後に希望は残されますが、哀しい物語でもありました。
[2008.04.08(Tue) 20:12] 読書Trackback(0) | Comments(4) 見る▼
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COMMENT

警官の血 by スナッチャー
カタリーナさんこんばんは。

最近警察小説にハマってまして・・

「警官の血」も、お正月に一気読みでした。
佐々木譲の本ホント面白いですね。
大河ドラマ風警察小説っていうか・・

>共闘の時代、「大菩薩峠事件」を扱った部分はとにか
>く読み応えがあり、

ホント、第二部は、特に緊迫感がありましたね。
それにしても、潜伏捜査で神経を侵される感じが
痛ましかったです。

by Aki_1031
カタリーナさんっ!
私もこの本、すっごく気になっていました〜。
カテゴリー的には、一応フィクションなんですよね…?
でも時間軸に沿ってリアルに描かれているということなんでしょうか。

上下巻かぁ…。
読み始めたらきっと一気読みになってしまうんでしょうね。
それこそ寝不足覚悟で(笑)。
もう一つの一気読み覚悟小説「チーム・バチスタ〜」も
まだ覚悟が決まらず腰が上げられません(←ヘタレな私・笑)。
うーん、警察とバチスタ、どちらを先に読むか。
いずれにしろ、寝られなさそうです…嗚呼っ!(泣笑)

■スナッチャーさん by カタリーナ
この作品、実はスナッチャーさんの直木賞候補紹介を見て興味を持ったのです。
すぐに図書館で予約したんですが、なかなか回ってこなくて。
仰るように第二部は非常に重く、
読んでいて胸に何かがのしかかるような重圧を感じ、
胸に響くという意味で、辛い作品ではありました。
素敵な本を教えてくださりありがとうございます。
これからも種々のレビューを楽しみにしています!

■Akiさん by カタリーナ
実際に起きた事件を取り入れてはいますが、フィクションですよー。
でもミステリーと思って読まないほうがいいかと思います。
私は図書館で借りたんですけど、
上巻を読み終わってから下巻が来るまで3日あり、その3日がかなり辛かった!
しかもAkiさんの予想通り、寝不足になりましたー。(苦笑
「チーム・バチスタ」、私も気になってます!
ただ内容は面白いが文章が……という密林の批評がひっかかって、
手を出さずじまいになっています。
とりあえず本屋で立ち読みしてみてから考えようかと。(苦笑
その点では、「警官の血」は文句なくオススメできます!
おまけに購入したまま積んである本もいっぱい……。
1日24時間じゃ足りなーい!

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「十二国記」 ついに新作!!! 

2008年02月29日 ()
十二国記 * 小説・文学
主上ーーーーーーー!!!
お待ち申し上げておりました。(平伏



6年半という月日を経て、ついに小野不由美氏「十二国記」の新作を読むことが叶いました。
タイトルは「丕緒(ひしょ)の鳥」
昨日発売の文芸誌「yomyom(ヨムヨム)」6号(新潮社)に掲載されています。

yomyom 原稿用紙換算で90枚という短編ですが、
 6年もの間ずっと待ってた人にとっては量なんか問題じゃない。
 とにかく、とにかく新作が読めるということだけでも、
 砂漠にオアシスを見つけたかの如くです。
 情報が流れて以来、出版社には「本当に新作なのか?」と、
 多数の問い合わせが寄せられ、予約も殺到したため、
 通常より1万部上乗せでの発行となったとのこと。
 私も予約しに行きましたが、店員さんの応対で、
 「私の前に何人か予約したな」とわかりました。(苦笑
 実際今日受け取りに行ってみると(田舎のため1日遅れ)、
平積みの量も半端じゃなかったですが、取り置き分も棚にいっぱいでした。(笑
みんな、本当に待ってたんですよね……。

さて、感想を綴ろうにも、「十二国記」の場合、ネタバレせずに書けないんですよね。
だって、「どこの国の、いつの時代の話か!?」というのが、最大のネタバレですから。
ということで、今回は反転させておきます。(6月22日、反転解除しました)


今回の舞台は「慶」。
荒廃する国を憂い、嘆き、それをどうにかして王に訴えたいと思っていた丕緒(ひしょ)。
彼は官吏ではあるけれども、彼と雲上の人々、つまり国を動かしている人たちとの間には、
天と地ほどもの身分の差があり、いかに彼が下界の民のことを案じ、
困窮する民の疲弊を訴えようと思っても、その術は皆無です。
そんな中で、丕緒は仲間を失い、自分の無力さを悟り、ついに世に背を向けてしまいます。
ところが彼が、嫌でも動かなければならないときが来ます。
新しく王が即位するというので、そのための陶鵲(とうしゃく)を作らねばならなくなったのです。
国家の重大な祭祀吉礼に際して、「鳥に見立てた陶製の的を投げて射る」という儀式があり、
その的=陶鵲を作る職人たちを指揮する、それが丕緒の仕事。
そこで彼は、一度は諦めた方法である「陶鵲を通して自分の思いを伝える」ことを再考し、
ついに新王の前で披露するに至るのですが……。

本作は、まさにこの「陶鵲」のような作品だと感じました。
陶鵲が射られて砕けるとき、どんな破片の舞を見せることができるか、
あるいはどんな音を出し、どんな香りを漂わせることができるか……といったところが、
職人たちの腕の見せ所。
しかしそこに込められた思いを感じることができるかどうかは、作り手だけでなく、
見る者の器量にもかかっている。
それと同じで、小野不由美さんは、自身が投げた陶鵲=この作品を読んだ読者が、
どういう思いを抱き、どう咀嚼するかを試しているような気がしてならないのです。
人はどんなに広い視野を持とうとしても、それはその人にとって広いという意味でしかなく、
実際には見えていないことが多いものなのだと思います。
また、人間関係の中において、自分の考えに懸命になればなるほど、
他人の思いに気づかなく、いや、気づけなくなってしまう……。
その考えがたとえ、己の欲のためではなく、他者を思ってのことだったとしても。
陶鵲が砕けるさまがあまりに見事の描かれているだけに、
そうした人間の隠れた性が、よりいっそう際立って心が苦しくなります。
本当に痛いのです。小野不由美さんの作品は、いつも胸をえぐります。

廷(にわ)にはしんと物音が絶えている。
一呼吸あって、人々が漏らした吐息がさざなみのように広がるのを聞いた。
 
(P65 10行目)

読み終えて、まさにその通りになりました。
主上、次もまた、6年でも10年でも待っています。
[2008.02.29(Fri) 00:39] 読書Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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「月館の殺人」 佐々木倫子 著 

2008年01月27日 ()
毎日冷えてます。
雪はうっすら程度にしか積もっていませんが、道が凍っているので要注意!
うっかりすると、ズルズル〜と180℃開脚してしまいます。
もちろんそこまで足は開かないので、途中で「あいたたたっ」ってなるんですけど。(苦笑

さてそんな冬の一日、Yuseumさんのミステリ通信で紹介されていた、
佐々木倫子さんの「月館の殺人」を読んでみました。
綾辻行人さんとのコラボレーションです。


月館の殺人 (上)  IKKI COMICS
月館の殺人 (上)
(2005/08/10)
佐々木 倫子、綾辻 行人 他

月館の殺人 (下)
月館の殺人 (下)
(2006/07/28)
佐々木 倫子、綾辻 行人 他
 実は本書、発売当初、本屋で何度も見かけてたんです。
 でも「佐々木倫子さんのミステリー???」と、
 そのミスマッチ感につい手を伸ばさずにいました。
 正確には綾辻さんの作品でもあるのだけれど、
 どう考えても佐々木ワールドとミステリは結びつかない。
 ホラーだったりありえると思ったんですよね。
 佐々木さんはスプラッタな絵もお描きになるし、
 コメディとしてホラー的な絵を描かれたりもするし。
 でも佐々木さんの魅力って、
 やっぱり「あの」独特のキャラとテンポ、
 そして「あの」ボケとツッコミだと思うんですよ。
 それが、シリアスに進んでいくミステリとなると……?
 一体、どういうコラボになるのか!?

 そこへ、Yuseumさんの紹介記事を目にして、
 俄然読む気になり、一気に読破です!
 考えてみたら、マンガでミステリを読んだのは初めて!
 ストーリーは簡単にいうと、電車の苦手な女の子が、
 ある事情から電車に乗らなければならなくなり、
 そこで鉄道オタク、いわゆる「テツ」のみなさんと知り合い、
 旅していく中で殺人が起きる……
というものです。
 全体的に、佐々木ワールド全開です。
 いつも通り、佐々木さんの作り出すキャラに振り回され、
 その点非常に面白く読めるのですが、
 ミステリととらえるとちょっと物足りないかな。
設定は綾辻さんらしいと思ったのですが、トリックは非常に古典的なもので、
もうひとひねりあるものだと思っていた私には、最後、ちょっと肩透かしを食らった感じ。
でも一気に読める勢いを持っている作品だと思うので、どなたにもオススメです。
ぜひ雪降る一日にお読みください。(←ここポイント
Yuseumさんも書いてらっしゃったけど、この本最大のミステリは、
やはり「原作者あとがき」の行方でしょうね。(笑
 
[2008.01.27(Sun) 23:01] 読書Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

カタリーナさん、トラバどうもです(^^) by Yuseum
最近は、「トラバ制限」かけていて、たま〜にあるトラバも、アクセスアップ目当ての<一覧表>が多いので、久しぶりに「まじめ」なトラバに\(^o^)/ですw

そうなんですよ。僕も一気に読みました♪
・・・夏でしたが(爆)

これを、「ミステリを読まない方」の妹(でも、マンガ好き)にススめたのですが、奴v-17は読まず(--メ)

■Yuseumさん by カタリーナ
トラバしっぱなしでご挨拶もせずスミマセン。
そうですね、最近のトラバは意味のないものが多いですよね……。
本作、ご紹介いただきありがとうございました!
妹さん、手を出されませんでした? あらら。
読み始めてみれば、読者は選ばない作品だと思うんですけど。
見てみたら、これ、夏の発刊だったんですね。
季節は合わせられなかったんでしょうか。(苦笑

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「殿といっしょ 1 」 大羽快 著 

2007年11月07日 ()
ここんところずーっと何かのレビューばっかり書いてますが、
風邪がいっこうに抜けないので、頭の中がモノを考えるレベルにありません。

殿といっしょ1 (MFコミックス)殿といっしょ1 (MFコミックス)
(2007/09/22)
大羽快

商品詳細を見る


別な本を探してあるサイトを訪問したところ、
たまたま紹介されていたのがこの本だったのですが、
今年の9月末に発売されたばかりだというのに、すでに入手不可能になってるんだそうですね。
ウチは田舎のせいか、フツーに本屋にありました。
田舎バンザイ!!!
もともと初版の発行部数が少なかったらしいので、もしかしたら増刷されるんじゃないでしょうか。

で、肝心の中身ですけれども、戦国武将をネタにした4コマギャグマンガです。
正直に言って、ギャグのレベルはあまり高くありません。(苦笑
ただ、武将たちのカリカチュア具合と、史実ネタの組み合わせがいいので、
戦国ファンであれば、爆笑ならぬ苦笑しながら読み進めてしまうことでしょう。
焼き討ち好きな信長、オカン気質な謙信、誇大妄想に苦しむ浅井長政、
お笑いマニアの秀吉、何かと謙信が気になる信玄、
チームワークバツグンな島津四兄弟、 ダメ息子に悩む義元、
恐妻・小松姫に怯える真田信幸、ダメ出しがしつこいインテリ兼続、

そして何といっても眼帯マニアな伊達政宗
私としては、これでもかっていうほど出てくる眼帯ネタよりも(作者は政宗ファン?)、
前立ての三日月をブーメランにする方に激しく共感しました。
だって私が初めて「前立て」というものに注目したのが政宗のブーメランで、
同じ事を考えたことがあるものですから。(苦笑
基本的に、全員ダメキャラです。だから可愛いというのもありますね。
私は意外に信玄が気に入ってます。あの頭の丸みとキャラがなんか……ツボ。(笑
絵はキレイなのですが、4コマという小さい枠の中では、ちょっとクドイかもしれません。

「月刊コミックフラッパー」に連載中だそうですし、「殿といっしょ  」とあるので、
もう何年かしたらが出るんだと思いますが、
それまでにはいくらかギャグのレベルUPをお願いしたいところです。
うーんそうだな、トイレでパラッとめくるっていうのがピッタリかも。(どういう勧め方だ・笑
手に入らないけど読みたいよ〜というお友達、お貸ししますよ〜。
あ、因みに私はトイレでは読んでませんので。(爆
[2007.11.07(Wed) 23:59] 読書Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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「精霊の守り人」 上橋菜穂子 著 

2007年10月05日 ()
読んだ本。 * 本・雑誌
巷で話題になっている本作を読んでみました!
因みにアニメの方は見ておりません。

精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)
(2007/03)
上橋 菜穂子

商品詳細を見る


女用心棒のバルサは、通りがかりに第二皇子チャグムを救う。
それが縁となってバルサは、
父である帝から命を狙われている皇子を守るため、
彼を連れて逃亡の旅に出る……。


物語は、建国の伝説にまつわる秘密を解きつつ、
皇子チャグムを狙う帝の刺客、そして魔物と戦いながら進んでいきます。
作者が文化人類学者ということもあって、異世界ファンタジーというより、
実際に存在する国の民俗学的な趣があり、
いわゆるファンタジーの王道・貴種流離譚の側面を持ちながらも、
少々とっつきにくい印象を受けました。
もちろん、面白くないわけではないんです。
ただ本作はシリーズ第1弾ということもあってか、いかんせん説明が多い。
そしてクライマックスに至るまでの「登り坂」の部分がスリルに欠けるため、
終盤にさしかかるまで話に乗り切れず、私としてはいささか物足りなく感じました。
ただ、この異世界の構築ぶりには目を瞠ります。
本当に民俗学のようで、普通の異世界ファンタジーとは全く違います。
おまけに主人公が30歳でおばさん呼ばわりされる(笑)、女用心棒。
武術に長け、満身創痍でサバサバしていて、この辺りも異色。
そしてこれこそが、この作品の最大の魅力でもあるのでしょう。
大人はこのバルサに、子供は皇子チャグムに視点を当てて読むんでしょうね。
作者が「子供のためだけに」物語を書くことはない、と言っているのも頷けます。
さて、以降の巻は、おそらくどんどん物語が進んで面白くなるのではと思います。
ちょうど来月からアニメも再放送になるようですし、私もここで挫折しないで(苦笑)、
次巻にも手を伸ばしてみようかなと思っています。
[2007.10.05(Fri) 20:59] 読書Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

アニメは挫折しました・・・ by ユナ
 多分、全巻読まないと面白さは半分位しか分からないかもしれません・・・。この後の方が面白いので(私の勝手な意見かもしれないけれど・・・)ぜひ最後まで読んでください。あっでも、面白さって個人差がありますものね。
 私は、この物語は架空の国に姿を借りているものの、描きたいのは現代の事象だと思います。寓意じゃないけどファンタジ−に仮託しているというか・・・。話すと長くなりそうなのでこの辺でやめます・・・。

by カタリーナ
■ユナさん
>全巻読まないと面白さは半分位しか分からないかも
ああ、やっぱり!
そう思いましたよ。多分先に進むほど面白いんだろうなと。
構築されている世界があまりに深いので、
ちょっとやそっとじゃ全貌を引き出せないんでしょうね。
あらら、アニメは挫折されてたんですね?
いくつか感想を読んでみると結構評判がよかったので、
十二国記とどうかしらなんて思ってたんですけど、
そもそも違う媒体になるっていうだけで、別な作品ですもんね。
続きの巻も、頑張って読んでみますね♪

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